オーリス グレード毎の違いや特徴を解説。一番お得なグレードは?

トヨタオーリス

一時期、オーリスは「シャア専用オーリス」で盛り上がっていましたね。

2015年には300台限定で「シャア専用オーリスⅡ」が発売され、記憶に残っているという人が多いのではないでしょうか。

オーリスは、「面白み」のある車です。ガンダムコラボもそうですが、通常グレードも面白みに溢れています。特に「走り」に関して強いこだわりが見られる車で、今時珍しいMT車の設定もあるのです。

知れば知るほど、この車の面白みが発見できて、購入後の楽しみが増えていきます。

しかし、この車はエンジンの仕様がグレードごとに異なり、それに伴って装備やエクステリアの仕様も変わるのです。どのグレードを選ぶかによって、損をする人・得をする人が出てきます。

最大限にオーリスを楽しむために、どのグレードが自分に敵しているのかを、各グレードの特徴から考えてみましょう。

※トヨタ オーリスは2018年3月をもって製造・販売が終了しております。以下内容は終了時点の価格・グレード・装備となっているので注意してください。

オーリスのグレード表

グレード 価格
150X “C Package” 1,789,855円(1,984,255円)
150X 1,892,945円(2,087,345円)
150X “S Package” 2,085,382円(2,279,782円)
180S 2,376,000円
RS 2,460,437円
120T 2,590,037円
120T “RS Package” 2,590,037円
※燃費表示はカタログより抜粋。
※()内は4WD価格

オーリスはパッケージの種類が豊富で、選ぶ楽しさと大変さが混在していますね。グレードとグレードの間にパッケージが挟まっているので、グレードごとの価格差は少し広がっているように見えます。

最安価で約180万円、最高値で約280万円……その差は100万円ですが、これだけでは差が大きいのかどうかは判断できません。価格だけで、損得を判断すると、「実はもっと得するグレードがあった」ということになりかねないのです。

各グレードの装備・仕様の違いや、パッケージの内容物などを価格と見比べ、自分に合ったグレードを見つけましょう。

各グレードの特徴、捉え方

パッケージが多いですが、基本的なグレードは「150X」「180S」「RS」「120T」の4つです。オーリスのグレードは、とても覚えやすい設定になっています。

150Xは、総排気量1.5Lのエンジンを積んでいて、180Sは1.8Lのエンジンを積んでいるのです。120Tは、1.2Lターボエンジンを積んでいます。それぞれ排気量と名前を一致させて、覚えると良いでしょう。

RSは他グレードと明らかな違いがあるので、とてもわかりやすいです。オーリスは基本CVT車ですが、RSだけはMT車となっています。

装備を基準にグレードの特徴を見てみる

装備を見てみると、そのグレードの特徴がハッキリと見えてきます。各グレードで違いが生じている装備を挙げ、特徴や価格とのバランスについて考えてみましょう。これを考えることで、自分にとって一番お得なグレードがわかります。

代表的な装備のみを挙げているので、全部見たいという場合は下記PDFをご参照ください。
http://toyota.jp/pages/contents/auris/002_p_005/pdf/spec/auris_equipment_list_201604.pdf

全グレード共通の標準装備

  • EBD付ABS+ブレーキアシスト
  • フロントスタビライザー
  • ウォッシャー連動間欠フロントワイパー(時間調整式)
  • 電動パワーステアリング
  • チルト&テレスコピックステアリング
  • 運転席フットレスト
  • ラゲージルームランプ
  • シフトレバーブーツ(シルバーステッチ付)
  • 6:4分割可倒式シート

ハイブリッド車も合わせると全車標準装備の数は減りますが、ガソリン車のみを考えると、基本的な装備は殆ど揃っていると言っても良いでしょう。安全装備やメカニズム関係など、多くが全車標準装備となっています。

グレードごとに違いが出やすい部分は、インテリアの加工や素材、内装の装備、機能などです。どのような違いが出ているのか、ベースグレードの装備だけで十分なものが揃うのかなど、これから見ていきます。

150Xの装備、インテリア、エクステリア

トヨタオーリス150X外観
トヨタオーリス150X内装
  • 195/55R15タイヤ&15×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ)
  • 撥水機能付UVカットフロントドアガラス
  • ハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)
  • インストルメントパネル上部加飾(グレーグラデーション)
  • インストルメントパネル下部加飾(ブラックステッチ付合成皮革巻き)
  • ファブリック(ステッチ付)ドアトリム
  • モノクロ(スピードメーター内)マルチインフォメーションディスプレイ
  • ステアリングスイッチ(オーディオ+マルチインフォメーションディスプレイ切り替え)
  • 7速スポーツシーケンシャルシフトマチック
  • 左右独立温度コントロールフルオートエアコン&ピアノタッチスイッチ+プッシュ式ヒーターコントロールパネル
  • ファブリックシート
  • ファブリック巻きコンソールボックス(フタ付)
  • デッキボード
  • 4本スピーカー

LEDヘッドランプではなく、ハロゲンヘッドランプが使われていますが、必要十分な装備がベースグレードで揃っています。

カラー・モノクロといった違いがありますが、マルチインフォメーションディスプレイも装備されている。下位グレードだと、通常のインフォメーションディスプレイということも多いです。

7速スポーツシーケンシャルシフトマチックといった、運転を楽しむための装備もあります。必要最低限にとどまらず、オーリスという車を楽しむための仕掛けが充実しており、ベースグレードとしての価値が非常に高いです。

“C Package”

プライバシーガラスがグリーンガラスになっていたり、本革ステアリングホイールがウレタンになっていたりと、150Xからコストカットされています。「廉価版グレード」といったところでしょうか。

そういった部分がダウングレードしても良いのであれば、10万円安くなるのでお得なのかもしれません。

“S Package”

16インチアルミホイールが装備されているというのが、大きな特徴です。ヘッドランプもハロゲンではなく、LEDになっています。

Cパッケージは素材のグレードを下げて価格を抑えていますが、Sパッケージは装備・機能を強化して価格を上げています。「LEDヘッドランプが欲しいけど、180Sの装備は要らない」という場合には、お得です。

180Sの装備、インテリア、エクステリア

トヨタオーリス180S外観
トヨタオーリス180S内装
  • 205/55R16タイヤ&16×6 1/2Jアルミホイール
  • メッキドアベルトモールディング
  • ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンション
  • リヤスタビライザー
  • LEDヘッドランプ[ハイ・ロービーム]/オートレベリング機能付+LEDクリアランスランプ+LEDイルミネーション(デイライト機能付)
  • インストルメントパネル上部加飾(ブラック合成皮革)
  • 合成皮革(ステッチ付)ドアトリム
  • 4.2インチTFTカラー マルチインフォメーションディスプレイ
  • CVTスポーツモード
  • パドルシフト
  • スライド式+ステッチ入りファブリック巻きコンソールボックス(フタ付)
  • 6スピーカー
  • Toyota Safety Sense C

150X Sパッケージと共通しているのは、タイヤとLEDヘッドランプ、メッキドアベルトモールディング、カラーマルチインフォメーションディスプレイです。共通している部分も多いですが、180Sから装備されたものも多数あります。

その代表例が、Toyota Safety SenseCですね。トヨタの先進安全装備で、予防安全機能を取り揃えています。特にオートマチックハイビームは日常でも役に立つので、欲しい装備ではないでしょうか。

150Xでも、オプションとしてつけることが可能です。

CVTスポーツモードとパドルシフトは、直感的に運転するための仕掛けです。パドルシフトは自分で「+」「-」のスイッチを押すことによって、シフトチェンジを行うことができるというものですね。150Xとはまた一味違った、運転を楽しむための仕掛けがあります。

7速スポーツシーケンシャルシフトマチックも引き続き装備されているので、どちらか好きな方法で直感的な操作を楽しみましょう。

RSの装備、インテリア、エクステリア

トヨタオーリスRS外観
トヨタオーリスRS内装
  • スポーツタイプフロントグリル
  • スポーツタイプフロントロアグリル
  • フロントスポイラー+リヤバンパースポイラー
  • サイドロッカーモール
  • 大径フロント4輪ディスクブレーキ
  • インストルメントパネル上部加飾(カーボン調)
  • インストルメントパネル下部加飾(オレンジステッチ付合成皮革巻き)
  • RS専用(ファブリック)シート

スポーツタイプフロントグリルなど、エクステリアに変更を加えたグレードです。見た目にこだわるなら、RSは良いかもしれません。

CVTではないので7速スポーツシーケンシャルシフトや、パドルシフトはありませんが、それらは「MT気分を味わう装備」なので、MTには不要です。最近ではMT車の設定をする車が減ってきているので、MT車であるオーリスRSはとても貴重と言えます。

装備よりも、その点に注目したいところです。

120Tの装備、インテリア、エクステリア

トヨタオーリス120T外観
トヨタオーリス120T内装
  • 195/55R15タイヤ&15×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ)
  • メッキドアベルトモールディング
  • ディフューザー付エキゾーストテールパイプ
  • アイドリングストップ機能(Stop&Start System)
  • インストルメントパネル上部加飾(木目調)
  • インストルメントパネル下部加飾(シルバーステッチ付合成皮革巻き)
  • 合成皮革(ステッチ付)ドアトリム
  • シルバーステッチ センターコンソール運転席側 合成皮革ニーパッド(ステッチ付)
  • 自動防眩インナーミター
  • CVTスポーツモード
  • パドルシフト
  • 120T専用(本革×ウルトラスエード×合成皮革)シート
  • シートヒーター(運転席・助手席)
  • スライド式・ステッチ入りウルトラスエード表皮巻き
  • クルーズコントロール

150Xと180Sの中間をとっていると思わせるような部分もありますが、他グレードにはない装備も多く、上位グレードとして恥じない内容になっています。

特にクルーズコントロールやシートヒーターは日常でも使う場面が多いので、重視するという人も多いのではないでしょうか。

コストカットできる部分は150Xと共通装備にして価格を抑え、しっかり作りこむべき部分は作りこむ。全てを良質にするのでなく、バランスを取って実用性を高めたといったところでしょうか。

上位グレードにしては、選びやすい内容・価格だと感じられます。

“RS Package”

17インチアルミホイールを装備しているのが、最大の特徴です。

さらに、スポーツタイプフロントグリルなど、エクステリアをRSと同じ装備にしています。1.2Lターボ車である120Tに、スポーティな印象を付与させたパッケージです。見た目にこだわらないなら、選ぶ意味はないでしょう。

各グレードの魅力や選んでいる人の傾向

各グレードの装備について理解したところで、今一度それぞれの魅力について考えてみましょう。

オーナーはそのグレードのどこに惹かれて購入したのかを、自分の需要と照らし合わせて考えることで、購入すべきグレードがよりハッキリと見えてきます。

150Xの魅力、選んでいる人はこんな人

トヨタオーリス150X内装

150Xは、とにかく選びやすいところが魅力的です。

Cパッケージという廉価版パッケージがあり、Sパッケージという「需要の高い装備をプラスした拡張パッケージ」があります。

150Xの装備だけで満足できるなら、150Xをそのまま購入すれば良いでしょう。それだけでも必要最低限以上の装備があり、満足感があります。

物足りないならSパッケージで必要なものだけを追加したり、逆にもう少し装備をダウングレードさせて価格を抑えるために、Cパッケージを購入してもいいのです。

180Sとなるとエンジン仕様も変わって価格が大きく変動するので、予算がギリギりという人は選択しに入れづらいでしょう。

それでも「LEDライトが欲しいから」「カラーマルチインフォメーションがいいから」といった理由で、180Sを選ばなければならないような状況が、他の車種ではよくあります。

それがなく、需要を最大限満たしながら価格を最小限に抑えることができるというのは、なかなか無い特徴です。選んでいるのは、コストパフォーマンスを重視する人である傾向があります。「予算ギリギリだった」と語る人も多いです。

180Sの魅力、選んでいる人はこんな人

トヨタオーリス180S内装

180Sの魅力は、やはり1.8Lエンジンにあります。

この車の大きさ・重さで1.8Lエンジンを積めば、とても余裕のある走りが可能です。1.5Lでも十分なのに、1.8Lを搭載するというのは、少々思い切った感じがします。

パドルシフトと7速シーケンシャルシフトマチックという二つの方法を選ぶことができ、自分の好きなように運転を楽しむことができる。

車は移動手段として便利であればそれでいいと考える人もいますが、せっかくなら楽しみたいと考える人も多いはずです。そういった方にとっては、とても良い選択肢になっています。

安全装備もしっかりつくので、安全を確保した上で楽しみを味わえるというのも、ポイントが高いです。

RSの魅力、選んでいる人はこんな人

トヨタオーリスRS内装

トランスミッションがマニュアル操作なのが、RSの最大の魅力ではないでしょうか。それに合わせてエクステリアが存在感溢れるスポーティなものになっているというのも、こだわりと感じます。

1.8Lエンジンはトルクフルで楽しく、それをMTで動かすことができることによって楽しみは倍増。キレの良いハンドルレスポンスで素直にカーブを曲がり、止まるときはしっかり止まってくれます。

そのため、ワインディングのある山道などで楽しむという人が多いです。

インテリアの質感などはオーリス全グレード通して悪く、そういった面を考えると、価格は高いと感じられます。ただ、走行性能のことを考えると、非常に魅力的な価格です。コスト以上のパフォーマンスを期待することができるでしょう。

120Tの魅力、選んでいる人はこんな人

トヨタオーリス120T内装

120Tは装備が充実していて、なおかつターボエンジンを楽しむことができるところが魅力的です。

装備は全部が全部上位のものではなく、抑えるところは抑えて、質を高めたいところではしっかり高めています。トヨタのこだわりと感じる、装備設定です。

ターボエンジンはCVTとの相性が抜群で、加速時には十分なトルクを感じさせてくれます。走りにはキレがあり、高速道路を走る際の直進安定性が非常に高く、長距離運転も気軽に楽しむことが出来るのです。

また、120Tのターボは非常に日本の道路のことをよく考えて作られているということを、感じさせてくれます。

日本はストップ&ゴーが激しく、入り組んだ道も多いです。エンジンの回転数を上げてパワフルに走るというより、低回転域でも太いトルクを出すということが大切になります。

120Tは、まさにその通りのエンジンになっていて、低回転でもトルクフルなのです。

燃費の良さ、走りの楽しさ、装備の充実……全てにおいてバランスが取れていて、そのバランスの良さが購入の理由だと述べるオーナーが多く見られます。

総合的に売れているグレードを考察

ベースグレードが売れにくいという車が多い中、オーリスはベースグレードが多数売れているようです。ネットの口コミなどでも、ベースグレードが多く見られます。こちらとしても、おすすめするグレードは「150X」です。

150Xを選んでおけば、少なくとも損をするということはありません。どんな人が選んでも、1.5Lエンジンで十分で、性能を持て余すということはないでしょう。

装備に関しても必要最低限以上のものが揃えられており、足りなければSパッケージを選ぶなど、価格を抑えながら最大限の効果を得る工夫がされています。

選ばれやすいのも納得の出来ですね。

 

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