デイズルークス・ライダーは同ハイウェイスターというカスタム車を、さらにカスタムした車です。カスタムされた部分は、主にフロントマスクのデザイン。
一目見てわかる特徴的なデザインになり、「個性を強く出したい」「カッコいい存在感の大きい車がほしい」というニーズを満たしています。
この車はグレードごとにそれほど大きな違いがあるわけではありませんが、だからこそ、違いを知らなければ痛い目を見るかもしれません。そこで、デイズルークス・ライダーの特徴をおさえながら、各グレードの違いについてまとめてみました。
デイズルークスのグレード表
グレード | 価格 |
---|---|
ライダー (ハイウェイスターXベース) |
1,826,280円 |
ライダー (ハイウェイスターGベース) |
1,898,640円(2,005,560円) |
ライダー (ハイウェイスターXターボベース) |
1,858,680円(1,965,600円) |
ライダー (ハイウェイスターGターボベース) |
1,952,640円(2,059,560円) |
ライダーは、デイズルークス・ハイウェイスターをベースとしてつくられています。
そのため、ベースとなったグレードと同じだけのグレード数があるのです。それぞれベース車の装備内容や諸元を引き継いでいながら、どこかしらに変更を加えています。
どこがライダー独自の部分なのか、どういった装備があるのかを見ていく前に、まずは価格を見てみましょう。
グレード間の価格差は、最大で約13万円です。4つのグレードがあることを考えれば、価格差はとても小さいと言えます。ここから考えられるのは、各グレードの違いが小さいのではないかということです。
各グレードの特徴、捉え方
ハイウェイスターXベースは、実用性が高い装備が多く価格を抑えたXにライダー専用装備を付け加えたグレードです。片側にリモコンオートスライドドアを搭載しています。
ハイウェイスターGベースは、Gパッケージをベースにライダー専用装備を付け加えたグレードです。両側リモコンオートスライドドアを搭載しています。
ハイウェイスターGターボベースやハイウェイスターXターボベースは、その名の通りターボ車です。ライダーのイケイケな顔には、ターボの力強い加速が似合います。クルーズコントロールを搭載しているのが、特徴的です。
装備を基準にグレードの特徴を見てみる
下記PDFから、ライダー専用装備を抜粋して「ライダーで追加された装備はどんなものか」を見てみましょう。エクステリアとインテリアに注目して、ご覧ください。
また、全ての装備を閲覧する場合はライダーの装備表とハイウェイスターの装備表両方をご参照ください。
ライダー:https://www3.nissan.co.jp/content/dam/Nissan/jp/vehicles/dayzroox/1805/pdf/dayzroox_rider_specsheet.pdf
ハイウェイスター:https://www3.nissan.co.jp/content/dam/Nissan/jp/vehicles/dayzroox/1805/pdf/dayzroox_specsheet.pdf
全グレード共通の標準装備
- 専用LEDバンパーイルミネーション(車幅灯連動)
- 専用シフトインジケーターフィニッシャー(シルバー)
- 専用センタークラスターフィニッシャー
- 専用ドアトリムクロス
- 専用シート地(格子柄ニット)
- ライダー専用フロントグリル
- 専用フロントバンパー
- 専用エンブレム
- 専用15インチアルミホイール(切削光輝)(15×4.5J)、インセット:46、P.C.D:100(4穴)
- 165/55R15 75Vタイヤ
- 運転席ヒーター付シート
- 本革巻きステアリング(ピアノ調加飾付)
- 日産オリジナルナビ取付パッケージ(ステアリングスイッチ、GPSアンテナ、TVアンテナ用ハーネス)
以上の装備が、それぞれのベース車の装備に追加されています。
見てみると、エクステリアの仕様変更が多いことがわかりますね。ハイウェイスターをベースにして、特徴的なパーツでフロントフェイスを飾っています。
遠目からでも、「あ、これライダーや」とわかるほどの個性的なデザイン。特徴的なのはやっぱりフロントグリルでしょう。ライダー専用ということですが、これがLEDヘッドライトの形状とよくマッチしていてカッコいいです。
数年前に流行した「ちょい悪親父」のような、悪カッコいい顔をしているのが特徴的です。
横から見ると、完全にハイウェイスターと同じというのが気になります。ただ、リアにはほんの少し違いがあるのです。ライダーエンブレムとオーテックのエンブレムが追加されていて、コンビランプがクリアタイプになっています。
ゲーム機でもなんでも、昔から「スケルトンタイプ」や「クリアタイプ」という中身が丸見えのものがありますが、私はそれが大好物です。それと似たようなワクワクを感じます。
実はライダーで追加された装備は、全て全車標準装備なのです。各グレードの装備の違いというのは、ベース車の装備の違いに由来します。
デイズルークス・ハイウェイスターの記事で解説をしているので装備の説明などは省きますが、各グレードの装備の違いを羅列してみましょう。
ライダー(ハイウェイスターXベース)の装備、インテリア、エクステリア
- 4スピーカー
- リモコンオートスライドドア(助手席側)
- 165/55R15 75Vタイヤ
ライダー(ハイウェイスターGベース)の装備、インテリア、エクステリア
- 6スピーカー
- リモコンオートスライドドア(両側)
ライダー(ハイウェイスターXターボベース)の装備、インテリア、エクステリア
- 4スピーカー
- リモコンオートスライドドア(助手席側)
- 165/55R15 75Vタイヤ
ライダー(ハイウェイスターGターボベース)の装備、インテリア、エクステリア
- クルーズコントロール
- ステアリングスイッチ(クルーズコントロール)
各グレードの魅力や選んでいる人の傾向
ライダーの装備内容についてはわかったけど、どんな人がどのグレードを選ぶのかまで知りたいところですよね。
それには、各グレードの魅力について理解しなければなりません。おすすめのグレードを判断する前に、それらについて簡単にまとめてみました。
ライダー(ハイウェイスターXベース)の魅力、選んでいる人はこんな人
ハイウェイスターX自体、装備内容は十分なものです。
Gベースで追加されるのはスピーカーと両側のリモコンオートスライドドアのみ。ハイウェイスターXではタイヤも変わりましたが、ライダーでは専用のアルミホイールが標準装備されています。
ハイウェイスターGベースを選ぶ意味が、両側リモコンオートスライドドアのみに絞られたと言っても過言ではないでしょう。
価格差もそれほどないので、そちらを選んでも良いのかもしれませんが、やはりコストが抑えられるXベースの魅力はハイウェイスターのXよりも大きいと感じられます。
ライダーの仕様を気に入りながらも、あまり予算に余裕がない方が、Xベースのグレードを選んでいるようです。
ライダー(ハイウェイスターGベース)の魅力、選んでいる人はこんな人
Gベースの魅力は、両側リモコンオートスライドドアが標準装備されているところです。
買い物荷物を載せたいだけであれば、助手席側だけでも全く不自由しないでしょう。買い物荷物を載せて、小さい子供も乗せたいという場合には両側にあるほうが便利です。
このようなことから、若い子育て世帯の方々に人気があります。
ライダー(ハイウェイスターX/Gターボベース)の魅力、選んでいる人はこんな人
ターボエンジンは加速力ばかり問われがちですが、見た目との一致というのも重要だと私は思っています。
もちろん、ターボの高い加速力があってこそです。ハイウェイスターのXターボやGターボは、高速道路の合流もしっかりこなすほどのパワーがあります。
そのパワフルさと、ライダーの鋭い見た目がとてもよくマッチしているのです。その点が、このグレードの魅力だと言えるのではないでしょうか。
総合的に売れているグレードを考察
おすすめは、やはりXベースです。フロントフェイスにこだわってライダーを選んだ分、コストが気になってきます。
こだわりを追求した分、その他はできるだけ切り捨てて予算を切り詰めたいものです。切り捨てると言っても、グレードごとの仕様の違いはほとんどありません。
Xベースを基準として考えて、どうしても両側オートスライドドアが必要ならGベースを選ぶと良いでしょう。加速力が必要ならGターボもありです。状況ごとに、最適なグレードを選びましょう。
 
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