アウディ S1 Sportback グレードごとに特徴を紹介、一番良いグレードは?

アウディA1Sportback

車好きが惚れるしかないアウディ、S1 Sportback。S1はA1シリーズの上位モデルであり、スポーツモデルである。

Sportbackはその5ドア仕様というわけですが、この車の特徴はそういう概要的なものでは語ることができません。

この車の魅力は、車好きなら骨抜きになるしかない、車マニアを殺しにかかるキラーコンテンツとなるような特徴を持っているところにあります。

それは何か? 6速MT! クアトロ搭載! コンパクトボディにスポーティなエンジン搭載!

コンパクトが好きで、MTが好きで、運転が好きなら、もう惚れるしかないんです。

そんなS1 Sportbackの魅力を、これからもっと詳しく紹介していきましょう。

アウディ S1 Sportback グレード表

グレード名 価格
S1 Sportback 4,430,000円

ラインナップグレードは、ただひとつだけ。思い切った設定ですが、思い切っているのはグレードが単一ということだけではありません。

グレードがひとつでも駆動方式やミッション方式を選べる車はありますが、アウディS1 Sportbackは6速MTだけ、クアトロ(4WD)だけなんです。

攻めてますよね。

Sトロニックという、アウディの売りのひとつだったミッションは切捨てられています。そう語るとネガティブ要素のように聞こえますが、車好きとしては「MT、やったぜ」という感じですよね。

Sトロニックは楽なATでありながらも、擬似的にMTのような感覚を得ることができますが、その分かなり重いです。

6速MTなら重量も軽減できるし、擬似的でなく普通にMT車の運転を味わうことができます。

敢えてSトロニックを選択可能にしなかったのは、S1 SportbackはMT好きにこそ購入して欲しいというメーカー意図の表れではないでしょうか。

ターゲットがシンプルで、良いですよね。

各グレードの特徴や違いを解説

6速MTとクアトロにこだわり、Sトロニックは付けない。スポーティな車を愛するMT好き人間にこそ触れて欲しい車……となると、やはり性能が気になりますよね。

そこまで言うなら性能を見せてもらおうじゃないかと、期待が高鳴ります。そこで、装備を見る前に、まずは性能を語りましょう。

S1 Sportback

S1 Sportbackに搭載されているエンジンは、直列4気筒ターボエンジンです。その最高出力は170kW/6,000rpm、最大トルクは370Nm/1,600~3,000rpmとなっています。

回転数と出力の関係から見るだけでも、エンジンをブン回してガンガン走らせる車だということがわかりますよね。

出力的に苦手な低回転域はトルクでカバーするという、スポーティな乗用車によくあるエンジンです。

この車の走りを理解するのに一番適しているのは、市街地よりも山道や峠道。走り出しからすぐ大きなパワーが出て、勾配があるはずの山道をスイーッと滑り出すように走っていきます。

なんという勇ましさ! 山道でも結構余裕が感じられるため、市街地だと堂々としたエレガントでパワフルな走りが期待できるでしょう。

そのままエンジンを回すと、出力が上がってグングンと加速していってくれます。加速時のエンジン音は派手ではないものの、上質で気持ちの良い音です。

その音の高鳴りを感じながら速度を上げていく様は、車好きなら思わず笑みがこぼれてしまうほどにカッコ良く、没入感が高い。

直進での加速も感動しますが、一番感動するのはコーナリングです。

峠道のワインディングロードを走る際、余裕満載のエレガントな挙動でコーナリングを次々に曲がってくれるんですよ。

連続したコーナーでも、身のこなしのよさはずっと変わらず、コーナーを抜けたらもう既に、次のコーナーに備えてラインを捕らえている。

完全にオン・ザ・レール。レールの上を走っているのではないかと錯覚するほどに思うとおりに曲がってくれ、しかもどんなスピードでもグイグイ積極的に曲がっていく。

思い切り加速したままのノリでコーナリングに入ったとしても、苦労もなく「曲がれ」と思った分だけ曲がります。癖もなく、感覚はまさにオン・ザ・レールで人馬一体。

4輪駆動で地面をしっかり蹴り上げていく喜びが、感じられます。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

スポーティと言うに相応しい気持ちよい走りができる性能があり、クアトロの恩恵がしっかり得られる走行感覚……。性能的に度肝を抜かれるような完成度で、これだけでも車好きにとっては購入する価値があると感じさせられますよね。

ただ、車は走りだけで成り立つものではありません。装備もしっかりと見ていきましょう。

なお、装備内容はWEBカタログから抜粋しています。
http://www.audi.co.jp/dam/nemo/jp/catalogue/a1/my17/MY17_A1_DI_1703.pdf

全グレード共通標準装備

  • バイキセノンヘッドライト
  • エクステリアミラーハウジングアルミニウムルック
  • スポーツバンパー
  • アルミホイール5アーム フェセットデザイン コントラスト・グレー パートリーポリッシュト
  • 225/35R18タイヤ
  • スポーツシート(フロント)
  • セクタークロス/レザーシート
  • ランバーサポート
  • アルミニウムルックインテリア
  • エアコン吹き出し口カラードスリープ アルミニウムルック
  • MMIナビゲーション
  • アウディサウンドシステム
  • TVチューナー
  • オートエアコン
  • LEDインテリアライティングパッケージ
  • アウディドライブセレクト+油圧ダンパーコントロール

エントリーモデルA1のスポーツモデルであるS1とそのSportbackとの装備的な違いは、とても大きいです。ヘッドライトを見ると、それがよくわかるでしょう。

バイキセノンヘッドライトを搭載し、しかもヘッドライトレンジコントロールは自動。A1ではハロゲンで、レンジコントロールは手動だったので、しっかりクラスアップされていますよね。

また、A1では設定のなかったアウディサウンドシステムが搭載されているのも特徴的。より高音質な音楽を楽しむことができるようになっただけでなく、TVチューナーも搭載させて車内の楽しみを多数追加した形となっています。

また、スポーツモデルであることを感じさせる装備も豊富ですよね。

特に内外装のあらゆる部分が「アルミニウムルック」になっている点が、個人的にはとても気に入っています。

スポーティな車にはアルミニウムが欠かせないというイメージがあるんですが、アウディはそれを良く理解しているのか、ここぞとばかりにアルミニウムルックを追加してきました。

スポーツシートにはランバーサポートも付けただけでなく、シート自体の質感もアップ。バンパーまでスポーツ仕様にするという徹底ぶりを見せつけ、スポーティな車を欲するユーザーの心を掴みにかかっています。

そして何よりも、油圧ダンパーコントロールの付いたアウディドライブセレクトですよ。

「効率重視」「オート」「ダイナミック」とモード変更が可能で、モードに応じてエンジン・ステアリング・油圧ダンパー特性が変わります。特に語りたいのが、ダイナミックモードです。

アウディで最もハードなモードですが、これを選択するとエンジン音までスポーティに変化します。

そして、フロントガラス付け根に備え付けられた振動子により、車内の空気を振動させてスポーティに変化させた音をさらに「いい音に聞こえるように」工夫しているんです。

走りがダイナミックになるだけでなく、走りを楽しむための演出まで派手になるという細かい気遣いがうれしいですよね。

これには、惚れてしまいそうになります。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

価格・性能・装備など、S1 Sportbackの特徴について語ってきました。

冒頭で「惚れる」と述べましたが、性能と装備設定、細かな演出など、本当に魅力的でしようがありませんよね。

そんなS1 Sportbackの魅力を、改めて語りたいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
S1 Sportback ☆☆☆☆☆ MT好き、車好きの方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

S1 Sportbackの評価

6速MTでクアトロ搭載、スポーティで峠道もエレガントにこなすほどのパワーを持つエンジン……。

そして装備内容の豊富さ、見た目の可愛らしさとスポーティな質感、演出などなど、S1 Sportbackの魅力は、とても多く大きいです。

ただ、一番の魅力は「この車をエントリーモデルに入れた」というところにあると個人的には考えています。

S1はA1というエントリーモデルの仲間なんですが、その中に6速MT・クアトロ搭載車を入れるというのがどういうことか、アウディに詳しい方ならわかりますよね。

実は、アウディでMT車というのは、珍しい設定なんです。大体はSトロニック搭載のAT車で、S1 SportbackやS1が発売された当初、MT車は4年ぶりの設定だったんですよね。

待ちに待ったという人も多いMT車ですから、エントリーモデルでなくとも買う人は多かったと思います。

それをエントリーモデルの仲間として加えたセンスには、魅力と価値を感じざるを得ません。これだけたくさんの特徴や魅力を備える車が、エントリーモデルとして比較的手軽な価格で購入することができる。

これまでMT車に触れてきた人はもちろん、触れてこなかった人にまで興味を抱かせられる車だと思うので、この手軽さはとても魅力的です。

手軽でありながら、スポーツ性能はバッチリ。上質さや「良いもの感」も漂っていて満足感も高く、エントリーモデルであることを感じさせない。

これまでS1 Sportbackの魅力を語ってきましたが、一番評価すべきは、そこなのかもしれませんね。

アウディ S1 Sportbackの総合評価

コンパクトサイズの可愛らしさすら感じるボディに、上質さをギュッと詰め込んでスポーティなスパイスをたっぷり振りかけたのが、S1 Sportbackです。

スイッチを押したときの感覚、ステアリングなどの稼動部分を動かしたときの重厚感、走り出しの感覚にシートの座り心地……。

全てが上質で、乗っていると「良いものを所有している」という感覚にさせてくれます。

「良いものを所有している感覚」と言うと少しチープな響きですが、プレミアムブランドではそれが何よりも大事ですよね。

アウディはエントリーモデルであっても、それを損なわない車作りがわかっています。コスト以上の価値を提供してくれるところに、アウディのよさがあるのかもしれません。

それをとても実感しやすいのが、S1 Sportbackなのではないでしょうか。

この車には、アウディの良さがギッシリと詰まっています。

 

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