N-ONE グレード毎の違い、魅力を解説。ベストなグレード選びに

[最終更新日]2016.12.08

Nシリーズの中で、特に「見た目が可愛い」ということで人気の軽スーパーハイトワゴンであるN-ONE。エクステリアが人気のポイントで、Nシリーズで一番全高が低いという特徴がありますが、N-ONEの特徴はそれだけではありません。装備や仕様によって細かく分けられたグレードも特徴のひとつとなっています。

そんな車なので、購入する際にはどのグレードを選べばいいのか判断に迷う人が多いようです。そこで、N-ONEのグレード毎の違いや各グレードの違いについて簡単にまとめてみました。グレードの違いから比較をし、自分に最適なグレードを選びましょう。

N-ONEのグレード表

グレード 価格 燃費
2WD 4WD 2WD
G 1,185,000円 1,315,000円 28.4km/L(20.21km/L)
G・Lパッケージ 1,298,000円 1,428,000円 28.4km/L(23.24km/L)
Tourer 1,445,000円 1,575,000円 25.8km/L(16.21km/L)
G・LOWDOWN Basic 1,220,000円 28.4km/L
G・LOWDOWN 1,365,000円 28.4km/L
G特別仕様車 1,380,000円 1,510,000円 28.4km/L(15.06km/L)
※燃費表示はカタログより抜粋。( )内はオーナー実燃費記録の平均値となります。

以上がN-ONEのグレード設定と価格・燃費の一覧です。G・LOWDOWNと同Basicには4WDの設定が無いため、4WDの欄は空白となっています。実燃費は有力なデータが見つからなかった場合空白としているので、ご了承ください。

最低価格のGと最高価格のTourerの間には、26万円の価格差があります。最低と最高の差としては高くもなければ低くもないといったところでしょう。

グレードの設定が細かいということもあり、各グレードごとの価格差はそれほど高くはありません。グレードごとに特徴や装備ごとが異なるため、自分の需要に合わせて選べば損をするということはないでしょう。各グレードの特徴や装備については後述していきます。

燃費はどのグレードも20km/L前後の記録を出すオーナーが多いですが、Tourerと特別仕様車は15km/L前後の記録を出すオーナーが多いです。Tourerはターボ仕様車であることがその理由ですが、特別仕様車は重量もエンジンも他と変わらないため、データを取った乗り手の運転の差が理由となっていると考えられます。

 

グレード毎の特徴を分かりやすく言えばこんな感じ

Gグレードは基本的な装備を整え、極力余計なものを排除して値段を抑えたベースグレードです。ハロゲンヘッドライトなど、価格の低い装備が付けられています。

これから説明するすべてのグレードの基本です。Lパッケージは、ディスチャージヘッドリアトなどGの装備よりもグレードの高い装備が付けられているグレードとなっています。

Tourer(ツアラー)はターボ仕様で坂道や高速道路をスイスイ移動でき、快適装備が豊富な遠出にも対応できるグレードです。G・LOWDOWNや同Basicは標準よりも全高を65mm低くしたグレードで、BasicよりもG・LOWDOWNのほうが快適装備が充実しています。

特別仕様車はSSブラウンスタイルパッケージという名前が付けられており、ブラウン2トーンスタイルのエクステリアが特徴的です。

 

それぞれのグレードの違いを分かりやすくまとめてみた

ここまでは各グレードの大まかな特徴・違いについて説明しましたが、ここからは装備内容の違いを踏まえて、もう少し深くグレードの違いを探ってみましょう。

LOWDOWN系統や特別仕様車は見た目にも違いがわかりやすいですが、それ以外は見ただけではなかなか違いがわかりません。グレードの違いが最もわかりやすく表れるのは装備内容です。

そこで、各グレードの装備内容について代表的なものを抜き出し、まとめてみました。装備内容は公式PDFから抜粋しています。全て知りたいという方は、以下のリンクをご覧ください。

http://www.honda.co.jp/N-ONE/webcatalog/equipment/list/pdf/n-one_equipment_list.pdf

全グレード共通の標準装備

  • VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)
  • ヒルスタートアシスト
  • アイドリングストップシステム
  • プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー
  • プッシュエンジンスタート/ストップスイッチ
  • Hondaスマートキーシステム(キー2個付)
  • チルトステアリング
  • 高熱線吸収/UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア/テールゲート)

上記のとおり、基本的な装備は全て標準装備として整えられています。エアバッグや横すべり防止機能にエマージェンシーストップシグナルなどといった、基本的な安全装備が標準で付けられているので安心です。

プラズマクラスター技術搭載のフルオートエアコンや、チルトステアリングといった快適装備が全グレード標準装備となっています。標準装備だけでも十分な装備内容となっていて、ベースグレードであっても、便利に安全に乗ることができるのではないでしょうか。

Gの装備、インテリア、エクステリア

  • プロジェクタータイプ ハロゲンヘッドライト(ハイ/ロービーム、マニュアルレベリング機構付)
  • UVカット機能付フロントウインドウガラス
  • 高熱線吸収/UVカット機能付フロントドアガラス
  • 間欠フロントワイパー(ミスト機構付)
  • 14インチスチールホイール+フルホイールキャップ+スチールラジアルタイヤ

ハロゲンヘッドライトから、間欠フロントワイパーまでが、他グレードよりも価格の低い装備となっています。それ以外は全グレードに標準装備されているものです。

グレードの低い装備があると言っても、実用にはまったく差し障りがありません。ハロゲンヘッドライトでも十分な光量ですし、ガラス系統についても「あればいいな」というものであり、元々無くても困るものでは無いでしょう。低グレードの装備であっても、機能付ガラスが装備されているのは良い点だと言えます。

豪華な装備ではありませんが、必要最低限走り出すのに十分な装備が整っているので、全てのグレードの基本であるベースグレードとして、コストパフォーマンスが高いと言えるのではないでしょうか。

G・Lパッケージの装備、インテリア、エクステリア

  • プロジェクタータイプ ディスチャージヘッドライト(HID)(ハイ/ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)
  • 運転席ハイトアジャスター
  • シルバー塗装ガーニッシュ付ステアリングホイール
  • LEDドアミラーウインカー
  • IRカット(遮熱)/UVカット機能付フロントウインドウガラス
  • IRカット(遮熱)/スーパーUVカット フロントドアガラス
  • ハーフシェイド・フロントウインドウ
  • 車速連動間欠/バリアブル間欠フロントワイパー(ミスト機構付)

Lパッケージには、Gでの装備内容に上記の装備がプラスされます。各グレードの特徴で述べたように、新しい装備がプラスされたというよりは、Gでの装備内容のグレードを上げただけといったところでしょうか。特別必要性を感じはしないものの、Gよりも確実に便利に快適になっています。

上に挙げたのはステアリングホイールの塗装以外、全て実用的な装備ですが、インテリアにはGにはなかった装飾が加えられているのです。インナードアハンドルやエアコンアウトレットノブ、エアコンアウトレットリングにセレクトレバーボタンなどにクロームメッキ加飾がされていて、インテリアの質感が向上しています。

Tourerの装備、インテリア、エクステリア

  • クルーズコントロール
  • 14インチアルミホイール+スチールラジアルタイヤ(カイザーシルバー)
  • パドルシフト
  • フロントベンチレーテッドディスクブレーキ

Tourerはターボ仕様車ということもあってか、走行関係での装備が加えられています。特にクルーズコントロールがあるのは便利ですね。

ターボエンジンで高速道路での走行がしやすくなっただけではなく、そこにクルーズコントロール機能をプラスして高速道路の利用が非常に楽になっています。

G・LOWDOWN Basicの装備、インテリア、エクステリア

  • ローダウン用大型テールゲートスポイラー
  • フロントマイクロアンテナ
  • ローダウンサスペンション
  • フロントディスクブレーキ

サイズが変わったので、テールゲートスポイラーやサスペンションが変わりました。マイクロアンテナもLOWDOWNモデル以外ではリアについていますが、LOWDOWNはフロントに付けられています。

上記装備内容以外はGと同じです。つまりはベーシックモデルのGの全高を低くして、変える必要性のあるパーツそのものや取り付け位置を変え、フロントディスクブレーキをプラスしたのがG・LOWDOWN Basicだということになります。

G・LOWDOWNの装備、インテリア、エクステリア

  • クロームメッキ・メーターリング
  • 14インチアルミホイール+スチールラジアルタイヤ(ブラック)

G・Lパッケージの装備内容に、G・LOWDOWN Basicで追加・変更された装備と、上記二つの装備を加えたものが、G・LOWDOWNの装備です。GとLOWDOWN Basicの価格差は3万5千円でしたが、G・LパッケージとG・LOWDOWNには6万7千円の価格差があります。

LOWDOWN BasicとLOWDOWNのベースとなるグレードから追加・変更された装備の違いが上記二つ。それだけで倍近い価格差差があるので少々割高感があると言わざるを得ないかもしれませんね。

G特別仕様車の装備、インテリア、エクステリア

  • 運転席&助手席シートヒーター
  • クロームメッキ加飾エアコンアウトレットダブルリング
  • ドアガーニッシュ(フロント/リア)
  • 撥水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラス
  • G特別仕様車 SSブラウンスタイルパッケージ専用エクステリア
  • G特別仕様車 SSブラウンスタイルパッケージ専用インテリア
  • 14インチスチールホイール+カラードディッシュホイール+スチールラジアルタイヤ

運転席&助手席シートヒーターは、LOWDOWN系統には装備されておらず、それ以外には4WD車のみの装備でしたが、特別仕様車には駆動方式に関わらず標準で装備されています。

ドアガーニッシュがフロントとリア両方になり、エアコンアウトレットダブルリングにクロームメッキ加飾が施されたりと、装飾の変更点もありますね。

G特別仕様車でのメインの追加・変更点が、専用エクステリアおよびインテリアです。エクステリアには、フロントグリルやドアサイドモール、リアライセンスガーニッシュにブラウンの塗装が加えられています。さらにブラウンのストライプがサイドに引かれ、ドアサッシュモールも付けられているのです。

インテリアには、トリコット素材のブラウンシート、ホワイトウッド調のインテリアパネル(インパネ、ドアパネル<フロント/リア>)、ピアノブラック調ガーニッシュ付ステアリングホイールが加えられています。

 

各グレードの魅力

各グレードの装備内容の違いがわかったところで、グレードごとの違いについては、ご理解いただけたのではないでしょうか。

下位装備で価格を抑えたグレード、追加は無いが低価格でなおかつ上位装備を揃えたグレード、ターボ仕様のグレード、サイズが違うグレード・・・装備内容を知ることで、各グレードの個性も知ることができました。

それぞれのグレードに個性や役割があるのなら、各グレードのオーナーが魅力を感じている部分も各グレードで違いが出てくるはずです。そこで、各グレードのオーナーの口コミから、それぞれのグレードの魅力や購入者層の傾向などを掴み、自分の需要と合致するグレードはどれか探ってみましょう。

Gの魅力

「今の車についていそうな装備は、ほとんど全て付いていて、コストダウンされた感じがしない。お得感がある」「必要な装備を全てそろえ、低価格に抑えているところがポイント高いです」という口コミが多数あり、Gの魅力はコストパフォーマンスの高さにあるということがわかります。

装備内容で見たとおり、N-ONEは全グレード標準装備だけでも必要装備は全て揃っています。廉価グレードとしてコストが抑えられている部分は確かにありますが、素材が他よりもチープになっているということは特に無く、変なコストカット感がありません。

N-ONEは可愛らしいエクステリアが気に入って購入を考えるという人が多いので、そういった人にとっては最低限の装備を揃えて価格を抑えているGに大きな魅力を感じるのではないでしょうか。それと同様の理由で、ファミリー層・独身層ともに女性の購入者が多い傾向があります。

G・Lパケの魅力

G・Lパケには特別な追加装備はありませんが、Gよりも上位の装備となり、下位装備では不満だという人に人気があります。

特別な追加装備が無いというのは悪い点に聞こえるかもしれませんが、だからこそ価格を抑えることができており、「ヘッドライトはディスチャージがいい」「ワイパーは車速連動がいい」といった需要にうまく応えることができているので、悪い点だとは言えません。

むしろ、そこがG・Lパケの魅力だと考える人が多いです。価格は「安い」という声は無いものの、「高い」といった声がなく、「妥当」とオーナーは口を揃えています。細やかな需要に応えながらも、コストパフォーマンスがちょうど良いことがG・Lパケの魅力です。

独身者層・ファミリー層ともに女性の購入者が多く、通勤よりも送迎で利用する人が多い傾向がありますが、レジャーで使うという人はやや少なめとなっています。

Tourerの魅力

「必要十二分なパフォーマンスのエンジン」「リニアに加速してくれて、急な坂道も楽に走ることができる」と、走行性能に魅力を感じている人が多いです。

クルーズコントロールが搭載されているというところも評価が高くなっています。近頃のSUVでは定番になったクルーズコントロールですが、軽自動車ではまだまだ一般的ではありません。そこも、ツアラーの魅力のひとつです。

ターボ車なので、レジャーで使う人の割合が他グレードよりも大きくなっています。

LOWDOWN・LOWDOWN Basicの魅力

ローダウンの魅力は、カーブを曲がった際の安定感にあります。
直線走行時の乗り心地には、ルーフが低くなっている以外だと、ほとんど違いがありません。口コミによれば、「カーブを曲がるときになって、初めてその違いを強く実感することができる」とのことです。

ローダウンは全高が65mm低くなっていると述べましたが、ルーフの高さが下がったのは55mmです。それに伴ってサスペンションの高さが10mm下がり、結果的に65mmのローダウンになっています。これによって車の重心が下がり、カーブでの安定感が生まれたのではないかと考えられます。

 

また、全高が低くなっているため、高速道路での横風の影響も標準モデルより小さいです。ローダウン系統の魅力は、こういった「背が低くなったことによって得られる恩恵」の大きさにあると言えるのではないでしょうか。

インターネット上に口コミを掲載しているオーナーの人数が少なく、購入者層の傾向は掴めませんでしたが、中には立体駐車場に車を入れたいから購入したという人がいました。「背が低ければいいな」ではなく、「背が低くなければ購入を諦めようか」というレベルで低身長化を求める人に需要があるのではないでしょうか。

特別仕様車の魅力

特別仕様車は2016年6月に設定されたばかりで口コミが見つからなかったため、魅力などは特別仕様車の特徴に基づいて考えます。特別仕様車はエクステリアとインテリアのデザインの変更点が他のグレードとの主な違いです。

N-ONEはもともと他のNシリーズよりも趣味の色が強い車と言えます。Nシリーズは実用性を高め、エクステリアやインテリアは当たり障りのない、万人受けするデザインが一般的です。N-ONEは可愛らしく個性的なデザインになっているためか、車に趣味性を求める人・個性を求める人に売れています。

特別仕様車はその可愛らしさを強調するようなデザインとなっており、標準モデルよりも個性的なエクステリア・インテリアになりました。特別仕様車の魅力は、そういった個性が強い点にあると考えられます。

趣味性が強くなっているので、ファミリーよりも独身女性に売れているのではないでしょうか。

 

おすすめのグレード、売れているグレードは?

ここまで、N-ONEの各グレードの違いや魅力について解説してきました。

N-ONEは各グレードで役割がしっかりと分けられているので、自分の中にある需要と照らし合わせてグレードを選ぶことができます。それが間違いの無い選び方ですが、良くわからないという方には、ベースグレードであるGがおすすめです。

N-ONEの個性的なエクステリアを低価格で手に入れることができ、必要な装備は十分備えられているという点が、おすすめの理由となっています。

「ヘッドライトはディスチャージがいい」「ターボがいい」「個性を強めたい」などのこだわりが無いのであれば、ベースグレードを購入しておけば間違いはないのではないでしょうか。

 

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