【日産デイズ マイナーチェンジまとめ】 変更部分をざっと公開

[最終更新日]2016.06.08

日産は、2015年10月22日に日産デイズのマイナーチェンジを発表しました。さらに、同日から全国一斉に発売を開始したとのことで注目が集まっています。もうすでに発売されており、購入してあとは納車を待つだけという人も多いでしょう。

今回のマイナーチェンジでは、今までメーカーオプション装備だったものが標準装備になったりと大幅な変更点があります。どのような点がどのように変更したのか、ざっと見ていきましょう。

主な変更点

ハイビームアシスト

今回のマイナーチェンジで、デイズにハイビームアシスト機能が付けられます。これは軽自動車で初採用となるものです。ハイビームアシストというのは、先行車や対向車のライトや、走っている道路周辺の明るさをセンサーで認識し、ハイビームとロービームを自動で切り替えてくれるという機能になります。

対向車とすれ違うときなど、ロービームへの切り替え忘れをしている車が多いですが、理論上はそれを防げるようになるということです。それだけではなく、ハイビーム走行が基本になることによって、路側帯を歩いている歩行者など各種道路状況の視認がしやすくなるというものです。

 

ハイビームアシストって結局使えるの?

理論上は結構使えそうな機能ですが、実際ハイビームアシストは使えるのでしょうか。マイナーチェンジはまだなので、デイズのハイビームアシストについての実際のところはわかりませんが、ハイビームアシストを搭載している車の口コミからハイビームアシストについて見ていきましょう。

「あくまでも補助機能と思ってあまり信用していない。実際、あまり使える機能とは言えない」

「常日頃からロービームばかりで走っています。ハイビームにいちいち切り替えをするのが面倒ですが、常にロービームだと歩行者を見つけづらくて危ない。手動だとどうせ忘れるし、機能しないことがあったとしても、アシストがあるだけマシ」

「街中から郊外にかけての夜間走行で、ハイビームアシストがとても便利で役に立っています」

「人の感覚によっては合わないこともある。私は自分の感覚よりもオートの切り替わりが遅かった」

「対向車と住宅街は反応速度が速いが、先行車の場合は遅く感じる」

以上、ハイビームアシストを搭載している普通車の口コミでした。ハイビームアシストはあくまでも「アシスト」であり、完全なものではありません。また、人の感覚による操作ではないので、合う合わないがあるとのことですね。カメラが対向車や先行車を察知して、その距離などの条件によって作動するものなので、人の感覚と誤差があるのは当然と言えるでしょう。

人によっては「使える機能」になるかもしれませんが、人によっては「使えない機能」になるかもしれません。

 

オプションだった安全装備を標準化

エマージェンシーブレーキ

以前のモデルまではメーカーオプションとして搭載されていたエマージェンシーブレーキが今回のマイナーチェンジで標準装備になりました。エマージェンシーブレーキというのはいわゆる自動ブレーキ機能というものですね。

デイズのエマージェンシーブレーキは、時速5km~30kmの範囲で先行車に対して作動します。赤外線レーザーレーダーが前方車両との距離感を把握し、衝突の危険があるとシステムが判断し、条件を満たしていれば作動するというものです。同時にハザードランプが点滅して後続車に注意を促す機能もあります。

最近、ほとんどの軽自動車に似たような機能がついていますが、デイズのこの機能に関してはどのような口コミがあるのでしょうか。実際に使える機能なのかどうかを口コミから見てみましょう。

「割り込み車に対して作動したことがあります。急な割り込み車を予測しておらず、ブレーキを踏むのが遅れてしまい、割り込み車に急接近。そのときに警報音と同時にエマージェンシーブレーキが作動しました。もちろん私もあわててブレーキを踏みましたが、反応が遅れていたので……おかげで衝突が防げたので助かりました。」

「実際的にエマージェンシーブレーキに頼るというより、警報音の機能が頼りになる。衝突の危機を予見していなくても、警報音によってブレーキを踏むことができるから」

「自分でブレーキを踏むことを前提とした、ブレーキのアシスト機能だと思っている」

「人間の反応よりも早く自動ブレーキが作動してくれる。同時に、警報音で気がついて自分でもブレーキを踏むことができるから反応が遅れてもまだ安心」

エマージェンシーブレーキは結構使える機能なようです。作動するような状況にはなかなかなりませんが、エマージェンシーブレーキ機能に頼り過ぎないようにということには十分気をつけましょう。口コミにもありましたが、「自分も後からブレーキを踏むことが前提」です。

 

踏み間違え衝突防止アシスト

ブレーキの踏み間違え衝突防止アシストも、今回のマイナーチェンジで標準装備になります。この機能は、停車時からだいたい10km/h以下の速度で走行中に、前方に障害物があるという場合、ブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまって障害物と衝突するということを防止する機能です。

以上の状況下でアクセルを強く踏み込むと、警告灯が点灯し、ブザーが鳴ると同時にエンジン出力を抑制し、衝突防止・被害を現象させるというものになっています。作動するのは、駐車しようとしているときなどが想定されますね。

実際にメーカーオプションでこの機能を体験した人の口コミを見ていきましょう。

「私ではないのですが、60代の父が運転をしたときに踏み間違え衝突防止アシストが役立ったそうです」

「一度だけ、作動したことがあります。狭いところで駐車しているときでした。駐車が苦手なので緊張していたら、間違えてアクセルを踏んでしまい、作動。ブザーであわててブレーキを踏み、なんとか事なきを得ました」

駐車が苦手な人や、お年寄りの人にとっては役に立っているようです。近頃は踏み間違いによる事故も増えています。踏み間違え衝突防止アシストが標準になり、実際に機能性が良いとしても、踏み間違えには十分注意しましょう。

 

VDC

今回のマイナーチェンジから、デイズに標準搭載されるVDC(ビークル ダイナミクス コントロールというのは、安定した走行を可能にするためのシステムです。急な障害物を回避するときなどに、タイヤの横滑りをセンサーが感知し、各車輪のブレーキ力とエンジン出力をコントロールして、車両を安定させます。

横滑りを少しでも軽減し、安定して障害物回避などを行うことができるというシステムですね。以前はメーカーオプションだったのですが、オプションでVDCをつけた人の口コミはどうなっているのでしょうか。

「スピード出ているときに急に回避しないといけないときがあったのですが、この機能の補助があったおかげか、横滑りしなくて良かったです」

「普通に走っているとVDCが威力を発揮することはないのですが、スピードが出ているときなどは助かる機能ですね。人間の対応力には限界がありますし」

「突然の障害物なんて、誰でも可能性のあるシチュエーション。実際に私も陥りました。この機能は、路面凍結やオーバースピードでの横転・横滑りには意味がないですが、障害物のような緊急時には役に立つ機能です」

あくまで運転技術の補助として機能するものですが、緊急時の横滑りを防止するVDCはきっちりと作動するようです。オプションでわざわざつける機能かどうかという議論は盛んに行われていますが、今回は標準搭載ですからね。備えあれば憂いなしとも言うので、標準搭載は良い動きと言えるのではないでしょうか。

 

エクステリア

デイズ

前期デイズ 後期デイズ

写真上が前モデルのデイズ・下が新モデルのデイズ。

今回のモデルチェンジで、新しいデザインのクロームグリルを採用。前までは黒いメッシュみたいなグリルカバーだったのですが、マイナーチェンジ後はメッキ調のグリルカバーになりました。メタル感が生まれましたね。

親しみやすさが生まれたと共に精悍な顔つきになっています。

 

デイズ ハイウェイスター

 

前期デイズハイウェイスター

後期デイズハイウェイスター
写真上が前モデルのハイウェイスター・下が新モデルのハイウェイスター

ハイウェイスターは、親しみやすさというよりは存在感を強調するようなエクステリアになりましたね。スポーティな印象も受けます。前モデルはフロントエアバンパー周辺の凹凸感が少なかったのですが、新型はハッキリと凹凸が生まれていますね。

前までは少しずんぐりむっくりしていたように感じるのですが、凹凸のメリハリによってスタイリッシュさが生まれました。

他に変わった点といえば、ヘッドライトユニットですね。下部には、LEDアクセントランプがつけられていて、ヘッドライト点灯時にヘッドライトの下が光るようになっています。まるでアイラインか隈取のような感じですね。

 

新色の投入

「アイスブルー」「オーシャンブルー」「スカーレット」「スパークリングレッド」「チタニウムグレー」「レモンライム」の6色が追加となり、合計14色が新登場しました。アイスブルー・レモンライム・スパークリングレッドはデイズに、そのほか3色はハイウェイスターに追加されています。

 

エンジン関係

燃費の向上

デイズ・ハイウェイスター共に全グレード燃費が向上しました。JC08によるものなので、実際の燃費とは異なりますが、データの上・理論の上では燃費が向上しています。デイズの各グレードの燃費に関しては以下のとおりです。

J(FF) S(FF) X(FF) S(4WD) X(4WD)
マイナーチェンジ前 25.8km/L 30.0km/L 30.0k/L 26.0km/L 26.0km/L
マイナーチェンジ後 26.0km/L 30.4km/L 30.4km/L 26.6km/L 26.6km/L

マイナーチェンジ前と後で、0.2km/Lから0.6km/Lほど燃費が向上していますね。実に地道な変化ではありますが、きっちりと燃費がよくなっています。特に4WDでの燃費の向上は大きな値ですね。実際走ってみるとどのような燃費になるのか、これからユーザーによって、どんどん燃費記録などが公表されていくでしょう。

デイズについては以上のとおりですが、ハイウェイスターはどのように変わったのでしょうか。

X(FF) G(FF) Gターボ(FF) X(4WD) G(4WD) Gターボ(4WD)
マイナーチェンジ前 30.0km/L 30.0km/L 23.4km/L 26.0km/L 26.0km/ 22.6km/L
マイナーチェンジ後 30.4km/L 30.4km/L 26.2km/L 26.6km/L 26.6km/L 25.0km/L

マイナーチェンジ前と後で、0.4km/Lから2.8km.Lほど燃費が向上していますね。特にターボ車の燃費が著しく向上しています。ターボ車で25.0km.L超えというのは、相当な燃費性能と言えるでしょう。これもまた、実際の燃費性能がどうなっているのかが楽しみですね。

 

摩擦抵抗の軽減

エンジンの天敵と言えば、摩擦による抵抗ですよね。エンジンというのは、部品が互いに接触試合ながら回転しているものです。そこには摩擦が発生します。摩擦が発生すると、エンジンのエネルギーの一部が摩擦力となってしまい、無駄になるわけです。

この摩擦抵抗を低減させることができれば、エンジンの力を効率よく車の推進力に買えることができます。デイズの燃費性能向上には、この摩擦抵抗が低減されているということが挙げられるというわけです。

 

アイドリングストップ機能の採用(4WD、ターボ車)

今回のマイナーチェンジで、4WD車・ターボ車にアイドリングストップ機能が採用されました。

アクセルペダルから足を離すと、その瞬間自動で燃料噴射をカットします。それと同時に減速時に発生するエネルギーで発電し、充電し、発進するときや坂道発進などたくさんのパワーを必要とするときに再利用するという機能ですね。

 

バッテリーアシストの採用(4WD、ターボ車)

4WD車・ターボ車にバッテリーアシストが採用されましたね。バッテリーアシストは、アイドリングストップ機能と同じで燃費性能を向上させる機能です。

バッテリーアシストは、減速をしたときにオルタネーター(発電機)が電力を発電し、充電しておきます。加速時・通常走行時などにオルタネーターが発電をする頻度を減らす仕組みです。ハイブリッド車などに搭載されていることが多いシステムですね。

車の発電機というのは、かなり大きな力を必要とします。発電式ライトが積まれている自転車に乗ったことのある人ならわかりやすいでしょう。ライトをオンにした途端、ペダルが重くなりますよね。それと同じで、車もライトなどのために発電をするとそこにエンジンパワーを使ってしまうのです。

そのため、発電の頻度を減らすことができるとエンジンパワーを効率よく車の走行に回せるようになります。結果として燃費が向上するという仕組みです。ターボ車や4WD車の燃費性能が前までと比べて大きく向上しているのは、バッテリーアシストの恩恵によるところが大きいというわけですね。

 

自動車取得税が減税に

燃費向上の恩恵で、自動車取得税が減税になりました。4WDの自然吸気型エンジン車・2WDのターボ車の自動車取得税が80%減税になりました。4WDのターボ車は、60%の減税になっています。デイズは自動車取得税・自動車重量税・軽自動車税が減税になっているので、各種税金がどれくらい減税になっているのかを見ていきましょう。

2WD(J・ターボ以外) 4WD(自然吸気) 2WD(ターボ車) 4WD(ターボ車)
自動車取得税 免税 80%減税 80%減税 60%減税
自動車重量税 免税 75%減税 75%減税 50%減税
軽自動車税 50%減税 25%減税 25%減税 25%減税

すべてのグレードで減税措置を受けることができるようになっています。4WDのターボ車であっても、取得税が60%減というのは大きいですね。免税になるものもあるということで、環境にも財布にもやさしくなりました。

 

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1 個のコメント

  • デイズハイウエースターXのNAを購入(16年1月初荷で納車)1か月点検を終えて、さっそく片道300km二日で600kmの旅に行きましたが燃費は22㎞/Lで快調に高速も走り、乗り心地も良かったし、エンジン音もあまり気になりませんでした。ライトが自動で点いたり消えたりは、最高でした。いい車です。色はチタニュームグレーで色形ともに満足しています。
    ナビのオプションの説明がなく、勘違いしてしまい、バックモニターが付かなかったのが大失敗でした。オプションだけの記述では間違えるので日産のマイナスイメージになった。

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