【見積書公開】タントカスタムの値引き交渉レポート

[最終更新日]2016.10.26
p-868top

以前から、個人的に気になっていたタントカスタム。
エクステリアがかっこいいなあと街中で見かける度に思っていました。購入する資金をひそかに貯め、やっとタントカスタムを購入できるギリギリの予算を確保することができたのです。

予算が貯まったとはいえ、やはりギリギリ。ベースグレードを購入するとしてもやはり値引きして貰わなければいけません。ダイハツのディーラーで値引き交渉をしようと心に決め、実際に値引き交渉をしてきました。

いくら値引きできたのか、どのような交渉を行ったのか、同じように値引きで頭を悩ませる人のために徹底レポートします。

 

ディーラーに行きましょう

前日に情報収集をしたり、交渉テクニックを調べたりして意気込んでいたのですが、朝起きるとその意気込みもリセットされ、何やら憂鬱に・・・。己の心を奮起させるため、うまく値引きしてもらえたらご褒美にお寿司を食べることにしました。自分へのご褒美は大事です。

笑顔で帰ってお寿司を食べるんだと、意気揚々とディーラーへ向かいます。「待っていろセールスマン、待っていろお寿司・・・!」と変なテンションのままディーラーに入店。私のテンションの高さとは裏腹に、店内はとても静かでした。

 

商談開始! 値引きの作戦とは

静かな店内に驚いていると、セールスマンが声をかけてきてくださいました。カタログを見る間もありません。気になる車種があるかと尋ねられたので、正直にタントカスタムを購入する予定だということを告げます。購入予定だと伝えることに、意味があるのです。

買い急いでいると思われたら交渉に不利というのは、大方の場合は正しいのでしょう。でも車のセールスマンは、近年では購入者のアフターケアに力を入れています。目先の利益よりも購入者のケアを優先させるという性質があり、気に入らない客にはあまり売りたくないというのがセールスマンの心理。売りたいと思えるのはセールスマンにとっての良い客に対してです。

良い客とは、「購入してくれるとわかっている客」「自分の話を聞いてくれる客」ではないでしょうか。そのため、私は積極的な客になりきろうと考えました。これが私の作戦です。

セールスマン
「ありがとうございます。見積もりの話をさせていただく前に、一度現車をごらんになりますか?」


「はい、お願いします!」

セールスマン
「かしこまりました。ではご案内いたします」

現車の確認! エクステリアとインテリアの雰囲気は?

タントカスタム エクステリア 正面

外に出て、現物を見せていただきました。
正面から見て、やっぱりタントカスタムのエクステリアはかっこいいなあと再確認しました。タントとは全くの別物といった感じがしますね。

メタリックなパーツが多いです。フロントライトは近年流行りの横に細いタイプ。釣り目というわけではありませんが、じっと見ていると睨まれている気がしてきます。フロントグリルも大きく、シルバーの縁取りもかっこいいです。

ただ、強いて不満点を挙げるとするならば、フォグランプでしょうか。位置が下過ぎますし、サイズも小さいので、おまけ程度にしか考えられません。セールスマンの説明と口コミによれば、ヘッドライトはとても明るいのでフォグランプはおまけ程度でも大丈夫とのことです。

タントカスタム エクステリア バック

リヤランプがウインドウにかかっていないところがスマートでいいですね。ウインドウが大きいため位置が下のほうになっていますが、セールスマン曰く「問題ない」そうです。左右のランプを繋ぐようにしてシルバーのラインが入っているところも、ラインにナンバープレートが囲まれているようなデザインも好印象でした。

タントカスタム インテリア 前席

内装はちょっとした高級感があります。黒基調なのがいいですね。
手油や傷に注意する必要はありますが、落ち着いた雰囲気で居心地がよさそうです。ただメーターがセンターにあって、少し見づらいかなという心配があります。口コミではセンターメーターだと目視時間に遅れが生じるという人もいたので、そういった点は気をつけなければならないでしょう。

インパネ助手席側・助手席シートバックのショッピングフックや、ボックスの付いたアームレストなど、収納も十分な数あります。

セールスマンは左側が標準でパワースライドドアになっていて、ベースグレードだと右側はメーカーオプションとしてパワースライドドアを付けることが可能だということを説明してくださいました。左側が標準なのが良いところですね。

ピラーが内臓されていることによって開口が大きくなるミラクルオープンドアも、とてもいい感じ。実際にミラクルオープンしてみたのですが、本当に公式の写真通りに開いてくれます。パワースライドドアと合わせて、買い物や子供の乗り降りに便利です。

タントカスタム 室内空間

ラゲッジからの視点で外からインテリアを覗いてみると、室内空間がかなり広いということがわかります。特に室内高がすごいですね。室内高は1,365mmもあるとのことで、大人でも余裕に乗り降りすることができます。

後部座席と前席との間には十分な空間があり、大人でも窮屈さを感じません。
シートに取っ手がついていますが、これはシートを倒す際に使うものです。左右分割ロングスライド機構・左右分割リクライニングおよび格納機構が標準装備されていて、シートアレンジは自由自在。後ろを全部倒してラゲッジと繋げたり、左側だけ全部倒して長い荷物を積んだりできます。

さらにリヤドアには格納式のサンシェードがあります。プライバシーが守られますし、日差しもカットできるのでとても便利です。子供も快適に過ごせるでしょう。

エクステリアとインテリアの話ばかりですが、セールスマンは性能の話もしてくれました。ベースグレードであるXは、キツイ勾配の坂道などでは余裕を持って走ることができませんが、普通道路では全く問題の無い性能があるとのことです。タントカスタムが優れているのは、パワーよりも静粛性。

高速走行中でも普通のトーンで会話ができると、セールスマンは仰っていました。

お楽しみはこれから! 値引きの結果はどうなった?

現車の確認をして、セールスマンからの説明を聞き終えたところで、交渉の席に着きます。席に着くやいなや、セールスマンは色々と書類や冊子を並べ始めました。その中から私に見せてきたのは、オプションのカタログ。オプションの有無から、交渉は始まったのです。

セールスマン
「現車を見ていただき、標準装備についてご説明させていただきました。タントカスタムは標準装備でも便利ですが、右側のパワースライドドアなど、便利なオプションも多数ございます。オプションのご用意もできますが、いかがいたしましょう?」


「んー・・・そうですねえ」

とりあえず、一度カタログに目を通して迷うフリをします。少しわざとらしいかなとも思いましたが、即答で断るよりはマシというものでしょう。オプションのカタログには様々なオプションの説明がされていました。確かに魅力的なものもありますが、予算が厳しいのでオプションを付けることはできません。

これは後で調べてわかったことですが、本体価格の値引きをしてもらう際にも、オプションをつけないほうがいいようです。オプションは値引きしやすいので、たくさん値引きしてもらえます。その値引き金額で本体値引き額を誤魔化されてしまうのです。


「いえ、オプションはいいです。魅力的なオプションもあるのですが、予算が結構ギリギリなもので・・・」

苦笑いをしてみます。

セールスマン
「かしこまりました。下取り車はございますか? 下取り車があれば、そちら頑張らせていただきますが」


「いえ、今日乗ってきた車は既に買取業者と話をつけているので・・・」

少し申し訳なさそうに、言いました。

セールスマン
「かしこまりました。ご予算ギリギリということですが、いかがいたしましょう」

これは購入するかどうかの意思を問うているのでしょう。


「本体価格の値引きをしてもらうことって可能ですか? この車は、ぜひあなたから買いたいと思っているので、値引きしていただけて、その金額に納得ができたら、次来たときに購入します!」

購入する意思を伝えることに意味があるということは、先ほど述べたとおり。購入するかどうかわからない相手には、様子を見て少ししか値引きしないものです。面倒な交渉無しでギリギリまで値引きしてもらうには、値引き額に応じて購入するか決定すると伝えておくのが効果的だと考えました。

セールスマン
「そうですね、2万円の値引きで上司に掛け合うということで、いかがでしょうか」


「2万円ですか・・・んー。もう一声お願いできますか?」

セールスマン
「2万5千円ではどうでしょう?」


「3万5千円は駄目ですかね?」

セールスマン
「では3万円で上司に掛け合うということで、いかがでしょうか」


「お願いします」

数千円単位の値引き交渉になってくると、その金額が限界に近いということを相手が示しているようなものです。2万5千円と言ってきたということは、3万円が限界なのだと判断し、3万5千円を提案しました。すると相手から3万円という限界額を提示してくるのです。これでもう決まったようなもの。お寿司決定です!

セールスマン
「お待たせいたしました。3万円でギリギリ! これ以上は難しいということで上司と話がつきましたので、これで見積もりを作らせていただいてもよろしいでしょうか?」


「ありがとうございます! お願いします!」

お寿司決定ということでテンションが上がって、思わず声が大きくなってしまいました。これまであまり笑ってくれなかったセールスマンも、ここに来てやや笑顔。交渉成立、見積書も作ってもらいました。その見積書が、こちらです。

タントカスタム 見積書

画像では数字がわかりづらいので、表で見ていきましょう。

総合明細

車両本体価格 1,528,200円
車両本体値引 30,000円
車両店頭引渡価格 1,498,200円
付属品A価格 0円
付属品B価格 106,722円
合計 1,604,922円

諸費用明細⑤

税金・保険料 自動車税
取得税 5,000円
重量税 1,800円
自賠責保険料(37ヶ月) 37,780円
44,580円
販売経費用(消費税等込) 車庫証明手続代行費用 0円
検査登録手続代行費用 26,095円
下取手続代行費用 0円
納車費用 10,070円
下取車査定料 0
リサイクル資金管理料金 380円
36,545円
非課税 車庫証明 0円
検査登録 5,300円
下取車 0円
リサイクル預託金 9,200円
14,500円
自動車任意保険料 0円
諸費用合計 95,625円
消費税合計 121,591円

付属品明細

品名 金額
テレビ・ナビKit(TTR72A) 25,920円
カーペットマット(グレー)(2WD用) 16,913円
ワイドバイザー 18,706円
ワイドシンプルメモリーナビ 90,374円
値引き 45,191円
付属品価格計 106,722円

リサイクル関連費用明細

リサイクル預託金額 シュレッダーダスト料金 5,420円
エアバッグ類料金 1,900円
フロン額料金 1,750円
情報管理料金 130円
合計 9,200円
 

資金管理料金(消費税込)

380円
 

合計

9,580円

支払い総額:1,700,547円

まとめ

タントカスタムの値引きをしてもらい、結果3万円の本体価格の値引きが実現しました。今回は気に入られよう作戦が成功したというよりも、購入することを前提に話を進めるという作戦が成功したといったところでしょうか。5千円単位で交渉が進んだということもあり、これがこのディーラーでの正真正銘の限界値引き額だと思われます。

実際にディーラーでタントカスタムの値引きをしてもらう際、本体価格の値引きは3万円を基準として話を進めると良いでしょう。3万円が限界かもしれませんし、ひょっとしたらそれ以上の値引きをしてもらえることもあるかもしれませんよ。

 

車を安く乗り換える上で最も大切なこと
ご存知ですか?


車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。

私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。