BMW 2シリーズ カブリオレ 各グレードを比較して、特徴をご紹介!

BMW2シリーズカブリオレ

走りながらウィーン・ガシャンと開閉することができる電動ソフトトップが売りの、イカシタ2枚目。

それが、2シリーズ カブリオレ。WEBカタログがクーペと同じで、装備もほとんど共通しているから同列の物として語られることが多いんですよね。

クーペとカブリオレは紙一重ですが、カブリオレにはオープンルーフがあります。BMWのプレミアム・コンパクト4人乗りオープンモデル。

それだけで、価値があるように思えてくる。しかも後輪駆動という希少価値付という、なんとも面白い車なんです。

そんなBMW2シリーズの面白いところ、カッコいいところ、魅力などをグレードごとに説明していきましょう。

BMW 2シリーズ カブリオレ グレード表

グレード名 価格
220iカブリオレSport 5,500,000円
220iカブリオレLuxury 5,690,000円
220iカブリオレM Sport 5,910,000円

グレードが三つあって、その最低価格と最高価格の差は41万円です。同列に語られることもある2シリーズ クーペがグレード四つで100万円以上の価格差があることを考えると小さいように感じますよね。

クーペのほうは性能差が圧倒的なグレードがあるから価格差が大きいのですが、そうするとカブリオレの価格差が比較的小さめなのは性能差がほとんど無いからだろうかという想像ができます。

グレード名を見てみても、「220i」という名前は三つとも変わらないことからも、そう感じますよね。

性能差はあるのか、装備の差はどれくらいなのか、そういったところをこれからじっくりと見ていきますよ。

各グレードの特徴や違いを解説

価格差やグレード名からあれこれ予想して見たところで、それを確かめるには実際に性能や装備を見ていくしかありません。詳しい装備の一覧は後で説明しますが、ここでは装備について触りだけ語り、性能については詳しく語りたいと思います。

220i Cabriolet Sport

グレード名からお察しのとおり、各グレードともエンジン性能は同じです。1,998cc直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載しています。最高出力135kW/5,000rpm、最大トルク270Nm/1,350~4,600rpmの高回転型エンジンです。

後輪駆動のメリットである挙動の素直さと、このエンジンの特性がうまく合って扱いやすい車となっています。高回転型ながら低速トルクが十分だからグングン引っ張られて加速していくし、エンジン自体もよく回る。

扱いやすく、快適に走ることができます。

カブリオレはオープンルーフで風を感じて景色を横目で流しながらゆったりとした走りを楽しみたいものですし、乗員もそれを望んでいるでしょう。クーペはガンガン走ることが求められますが、カブリオレに求められるのはどちらかと言えば安定して扱えることです。

その点、「風を感じるのに十分な加速性能」で「景色を眺めながらのクルージングにぴったりな安定性」を兼ね備えた良い車と言えるでしょう。

220i Cabriolet Luxury

エンジン性能は変わりませんが、内外装の装備がSportとは異なります。

特徴的なのがスポーツではオプション設定だった「ダコタレザーシート」が、ラグジュアリーでは標準装備となっている点です。その他、専用のフロントエプロンやリアスカートなどの違いがあります。

スポーツの豪華バージョンといったところでしょうか。

220i Cabriolet M Sport

Mスポーツは「Mスポーツ・サスペンション」などの専用装備が豊富に用意されているところが、特徴的です。Mスポーツは「よりスポーティになるように」大きな追加変更を加えています。ラグジュアリーとM Sportの価格差が大きいのは、そのためです。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

各グレードの特徴をかいつまんで説明しましたが、性能は同じだから装備を見ないと何もわかりませんね。

「こういう位置づけ」「こういう雰囲気」ということだけでも、大まかに知ってもらった今、ここで本題です。各グレードの装備について、詳しく見ていきましょう。

なお、装備はBMWのWEBカタログから抜粋しています。全貌が見たい方はBMWカタログダウンロード登録をして、WEBカタログをご覧ください。
http://www.bmw.co.jp/ja/footer/contact/brochure.html

全グレード共通標準装備

  • DSC
  • エア・カーテン
  • ロールオーバー・プロテクション・システム
  • BMW SOSコール
  • 前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ
  • レーンディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
  • シフト・インジケータ
  • サーボトロニック
  • コンフォート・アクセス
  • HDDナビゲーション・システム
  • iDriveコントローラー

全グレード共通標準装備はカタログにまとめられているわけではありませんが、セーフティの項目などに少しだけまとめられています。

それらを抜粋してみましたが、やはり速度が出る車でなおかつオープンルーフにすることが多いということで安全面がしっかり考えられていますね。

クーペなどとは違って、車の中四方八方にエアバッグを仕込むわけにもいかないので、DSCや前車接近警告機能・被害軽減ブレーキなどが重要になるわけです。

いずれも基本的な先進予防安全装備ですが、基本だからこそしっかりしているところには好感が持てます。

また、カブリオレらしいところで言うと「ロールオーバー・プロテクション・システム」が目を引きますよね。万が一店頭をした際、自動的にロールバーが飛び出して乗員保護をしてくれるというものです。

オープンしている際に転倒したら、体が完全に無防備になりますから、こういうのはありがたいですよね。

SOSコールがあるのも、高級車らしくて嬉しいポイント。

安全装備以外で見てみると、iDriveコントローラーが個人的にはきになります。HDDナビについているコントローラーで、これを使うと色々な機能を直感的操作によって呼び出すことができるんです。タッチパッド機能があって、住所を手書き入力することもできます。

たとえば、国内だと京都の住所を入力するのがめんどうです。

京都市中京区河原町通り四条上る……と、まだまだ続きます。この後に上る西入る○○町○○番地○○マンションとか平気でありますからね。

選択式のナビだと、こういった住所が長い地域では面倒極まりないんですが、手書きだとササッと入力してしまえるので便利です。

220i Cabriolet SportとLuxury装備、特徴、異なる点

 

220i Cabriolet Sport 20i Cabriolet Luxury
  • スポーツ・シート(運転席&助手席、電動調節式サイド・サポート付)
  • マルチファンクション・スポーツレザー・ステアリングホイール(シフト・パドル、レッドステッチ付)
  • トラック・クロス・シート(アンソラジット/レッド・ハイライト)
  • ハイグロス・ブラック・インテリアトリム/マット・コーラルレッド・ハイライト
  • レッドスケール付メーター
  •  レッド・アクセント付リモーコントロールキー
  • 17インチスタースポーク・スタイリング379アロイ・ホイール:7.5J×17ホイール225/45R17タイヤ
  •  Sport専用フロント・エアコンとリヤ・スカート
  • クローム仕上げキドニーグリル(ワイド・ブラック・バー)
  • エキゾースト・テールパイプ(ブラック・クローム仕上げ)
  • Sportエクステリア・バッジ
  • ダコタ・レザーシート(カラー:ブラック、オイスター/ダーク・オイスター・ハイライト)
  • フロントシート・ヒーティング(運転席&助手席)
  • ファインライン・ストリーム・ウッド・インテリアトリム/マット・オキサイド・シルバー・ハイライト
  • クローム・アクセント付リモートコントロールキー
  • 17インチYスポークスタイリング380アロイホイール7×17ホイール、205/50R17タイヤ
  • Luxury専用フロント・エプロンとリヤ・スカート
  • クローム仕上げキドニー・グリル(クロームバー)
  • クローム・ライン・エクステリア(サイド・ウインドイー・フレーム・モールディング)
  • エキゾースト・テールパイプ(クローム仕上げ)
  •  Luxuryエクステリア・バッジ
※二つのグレードで異なる装備のみを挙げています。

内外装の違いに始終してはいるものの、違いがある箇所は案外多いですよね。これに関しては文章で語るよりも写真を見ていただいたほうが理解が早いかと思いますが、やはり全体的にLuxuryのほうが「豪華で落ち着くインテリア」に仕上がっています。

また、Luxuryにはフロントシート・ヒーティングがあるのがいいですよね。オープンルーフで体が冷えるのを、少なくとも運転手と助手は防ぐことができます。これがあるだけで、快適性は段違いです。

価格差が小さいですし、内外装が気に入るならLuxuryを選んだほうがお得と言えます。

ただ、Sportにもヒトデ型スポークのホイールなど個性があるので、捨てがたいですよね。

220i Cabriolet M Sport装備、特徴、異なる点

  • アルミニウム・ヘキサゴン・インテリア・トリム/ハイグロス・ブラック・ハイライト
  • マルチファンクションMスポーツ・レザー・ステアリングホイール(シフト・パドル付)
  • ドア・シル・プレート(Mロゴ付)
  • ブルー・アクセント付リモートコントロール・キー
  • 17インチMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング460M
  • (フロント)7.5×17ホイール、225/45R17タイヤ
  • (リヤ)8J×18ホイール、245/35R18タイヤ
  • Mエアロダイナミクス・パッケージ(フロント・エプロン、サイド・スカート、リヤ・スカート)
  • Mスポーツ・サスペンション
  • クローム仕上げキドニー・グリル(ワイド・ブラック・バー)
  • BMW Individualハイグロス・シャドー・ライン、エクステリア(ブラック・サイド・ウインドー・フレーム・モールディング(光沢仕上げ))
  • エキゾースト・テールパイプ(クローム仕上げ)
  • Mエクステリア・バッジ

M Sport独自の装備をまとめました。

専用装備が多いと説明しましたが、こんなにあるとは驚きですよね。内外装のデザインもそうですが、何よりもサスペンションが異なるというのがポイントです。

Mスポーツ・サスペンションは、硬めの調整になっています。標準サスペンションはやや硬めなんですよ。

ゆっくり風を感じつつ景色を楽しむなら、やわらかいサスペンションのほうが快適でしょう。

そうでなく、しっかりスポーツ走行を楽しみたいなら、Mスポーツサスペンションの硬い調整のほうが快適にドライブを楽しむことができます。標準サスはカブリオレらしく、Mスポーツサスはクーペらしいと言えるでしょうね。

ホイールの仕様が前後で異なるというのは、後輪駆動らしさですね。後輪はパワーを受け止めなければなりませんから、前輪よりも太いタイヤのほうがいいんですよ。前輪は安直に太くしすぎると操作性が悪くなるので、17インチのままで。

こういった細やかな調整もあってか、Mスポーツは本当に扱いやすいですよ。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

BMW2シリーズ カブリオレの特徴を、各グレードの違いを説明するという形で見てきました。カブリオレらしいものがあれば、スポーツクーペに寄せたものもある……クーペと同列に語られることが多いと言うことも、カブリオレ独自の魅力も存分に語りました。

ただ、そのグレードはどのような人が選ぶべきなのかというところが、最終的に知りたいところだと思います。そこで、今度は各グレードの個人的評価をしながら、どんな人にオススメなのかを語っていきましょう。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
220i Cabriolet Sport ☆☆☆☆ スポーツの内外装が好きな方へ。
220i Cabriolet Luxury ☆☆☆☆☆ 風と景色を楽しみながら、ゆったりドライブを楽しみたい方へ。
220i Cabriolet M Sport ☆☆☆ ガンガン加速して風になりたい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

220i Cabriolet Sportの評価

スポーツはベースグレードで最も安いですが、Luxuryとそこまで価格が変わらないということで魅力が薄く感じる方も多いのではないでしょうか。

しかもLuxuryにはフロントシート・ヒーティング機能まで備わっていて、単純にデザインが異なるだけではないということでした。

なおさら、「スポーツに存在意義はあるのか?」と疑問に思う方も多いと思います。

もちろん、存在意義はありますよ。ありますとも。

ヒトデ型と称した星型スポークのホイールは魅力的ですし、よく装備一覧を見てみればLuxuryには書かれていないものもたくさんあるんです。だから、このグレードにはこのグレードの良いところがあります。

そこが「気に入った」という方は、「安いから」だけでなく、積極的にこのグレードを選んでみてはいかがでしょうか。

220i Cabriolet Luxurytの評価

個人的に一番オススメのグレードが、Luxuryです。オススメ理由は、ひとえに「一番カブリオレらしい」からですねえ。

カブリオレはスポーティさも求められますが、やはり快適性無くしてカブリオレを語ることはできないと個人的には思っています。クーペをベースとはしているんですが、クーペのルーフを開くことができるだけではダメなんですよね。

だからこそクーペには無い「Luxury」というグレードを設定して、クーペには無い快適装備をプラスしているんでしょう。

また、カブリオレはオープンカーという特徴から、景色や風の流れといった自然を楽しむ余剰が乗員や運転手に与えられます。そこを加速することだけに執着して、ただ駆け抜けてしまうだけではもったいない。

余剰を楽しむ余裕の無いエンジンはダメですが、それを超えてしまってもあまり意味が無い。だからこそ、カブリオレに与えられた余剰を楽しむのに十分で、過剰ではないエンジンを積んだ220iオンリーのグレード設定になっているのではないでしょうか。

そう考えると、M SportよりもLuxuryなんですよねえ。

エンジンは同じですが、M Sportは加速して駆け抜けることを前提としたサス調整がされています。そこが、カブリオレの余剰を楽しむには邪魔になるんです。だから、Luxuryが一番オススメとなっています。

220i Cabriolet M Sporttの評価

M Sportはサスペンションの特徴から、ガンガン加速して走るのに向いています。日本国内でなら十分飛ばせるほどの性能があるんですよ。だから、オープンルーフで飛ばして風になりたいという方にはM Sprotがぴったりです。

デザインも「加速したい」という意欲を煽るようになっていて、面白いんですよねえ。

2シリーズ カブリオレの総合評価

2シリーズ クーペの持つ二枚目感などの特徴を残しながら、カブリオレ独自の楽しみ方を提供している2シリーズ カブリオレは見れば見るほど面白い車ですね。

初見はクーペとほとんど同じだなと思うんですが、知れば知るほど違いがわかって、カブリオレ独自の味に気づく。焼き豚と煮豚のような存在と言うのでしょうか。

クーペは加速してガンガン走りを楽しんで、景色をサッと駆け抜ける車……サッとタレの中で焼かれてしまう焼き豚。

カブリオレは景色が体と心に入り込んで思わず感動してしまえるほどの時間的余裕が与えられ、それを楽しむための車……じっくりタレの中で煮込む煮豚なんです。

似ているようで、違いがある。

また、カブリオレの各グレードも、どこか似てはいます。内外装や足回り以外、装備は変わりません。それはBMWの同じシリーズ各タイプ全部に言えることですよね。

この「ほとんど同じ」という前提があるから、BMW2シリーズはグレードを見ていくのが面白いのかもしれません。

 

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