BMW 2シリーズ M2クーペ グレードごとに特徴を紹介、とっておきのM2クーペは?

BMW2シリーズM2クーペ

「BMWと言えばスポーツセダン」というイメージが世間一般的にあるでしょうし、個人的にもずっとそう思ってきました。そんなイメージを覆す勢いで登場したのが「M2クーペ」です。コンパクトクーペなんですよね、こいつは。

そんなM2クーペは、BMWのMシリーズ特有の攻撃的なエクステリアデザインと、ハイグレードでこれまた攻撃的なドライブパフォーマンス……その二つを融合させた「これぞM」という車なんです。

意外性と必然性を兼ね備えた、なんとも面白い奴ということになりますね。

そんなM2クーペとはどのような車なのか、まだまだ語り足りないことが沢山あります。グレードの特徴を見ていくという流れで、この車について語りたいことを語っていきましょう。

2シリーズ M2クーペ グレード表

グレード名 価格
M2クーペ(7速MT) 7,770,000円
M2クーペ(7速 M DCTDrivelogic) 8,020,000円

トランスミッションで価格が分かれており、その価格差は約25万円です。「M」と名のつくMシリーズはハイエンドモデルなので、やはり価格が高いですよね。777万円と802万円……どちらを選んでも高級車の中の高級車といったところでしょうか。

ただ、価格差はやけに小さいですよね。

グレードが二つあるというわけではなく、それぞれミッションの違いで価格が分かれているだけなので価格差は小さくなっています。装備矢エンジンが共通しており、純粋にミッションの違いによる価格差のみなのです。

各グレードの特徴や違いを解説

M2クーペの価格を見てきましたが、それぞれミッションにどのような違いがあるのかというところが気になりますよね。7速MTはともかくとして、7速M DCTDrivelogicは他の車ではあまり聞きなじみがありません。

どのようなミッションシステムなのかを含め、その特徴を説明します。

M2 Coupe

7速M DCTDrivelogicというのは、ダブルクラッチトランスミッションのことです。Mモデルのエンジンは高回転型なのですが、そのエンジン専用に設計されています。

Mモデルのエンジン専用に設計されたミッションということで、そのエンジンの特性や利点を最大限発揮させやすくなっているのです。

そのため、トラクションが途切れずにとても素早いシフトチェンジが可能となっています。早くシフトチェンジができるということは、それだけ高速走行していても安定感があるということ。

さらに、運転のダイナミクス性が高まり、人馬一体となった感覚が得られるということです。

まさに、良いこと尽くめ!

さらに、このミッションシステムにはトラクションを最適化するための追加機能である、「ローンチ・コントロール」および「エンジン・オートスタート/ストップ機能」などを搭載しています。

また、三種類のシフトプログラムから、自らのドライブスタイルに合わせた好みのシフトプログラムを選択することが可能です。これによって、シフトの特性を自分好みにできるため、より運転が思いのままになるというわけですね。

車のことを「足」と言いますが、まさに車が自分の「足」となったような感覚を楽しむことができますよ。

M2 Coupe(MT)

よくある7速MTです。特にこれといった特性はなく、細やかなシフト調整をすることができるようになっています。俊敏性はM DCTDrivelogicに劣るものの、近年の国産ATやCVTよりは俊敏かつダイナミックに操作可能です。

ここで、M2クーペに搭載されているエンジンについても語っておきましょう。M DCTDrivelogicについて語ったなら、これについても語らなければなりませんよね。

M2クーペには、2,979ccの直列6気筒DOHCが搭載されています。

その最高出力は272kW/6,500rpmで、最大トルクは465Nm/1,400~5,560rpmです。

高回転型エンジンだと述べましたが、確かに超高回転型ですよね。最高出力はエンジンが6,500回転あたりに達したときに出るということで、アクセルを踏み込むことによって鋭い加速を得られるという設計になっています。

「速度を上げたいだけ踏めばいい」ということで、一体感が出るのが高回転型の特徴です。

ただ、市街地などで低回転走行をしている際にパワーが出なかったら困るので、トルクは低回転からでもしっかりと出るようになっています。市街地走行でも、坂道走行でもグイグイと引っ張っていってくれるでしょう。

装備を基準にM2クーペの特徴を見てみる

M2クーペの特徴は、エンジンの性能とミッション特性だけではありません。装備内容にも特徴があります。ミッションごとに装備は共通しているので、WEBカタログを参考に標準装備をいくつか挙げていきましょう。

なお、全ての装備を閲覧したい方はBMWのカタログをご覧ください。
http://www.bmw.co.jp/ja/footer/contact/brochure.html

標準装備

  • バイキセノン・ヘッドライト
  • デュアルエキゾースト・テールパイプ(クローム仕上げ)
  • 19インチMライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング437(鍛造)(ブラック)
  • (フロント)9J×19ホイール、24535R18タイヤ
  • (リヤ)10×19ホイール、265/35R19タイヤ
  • Mリヤ・スポイラー
  • Mコンパウンド・ブレーキ・システム
  • ダブルスポーク・マルチファンクションMスポーツ・レザー・ステアリングホイール(クローム仕上げ)
  • スポーツシート(サイドサポート、バックレスト調節機能)
  • HDDナビゲーション・システム
  • シートのメモリー機能
  • ニーパッド
  • harman/kardonサラウンド・サウンド・システム

バイキセノンヘッドライトには、光軸自動調整機構やLEDスモール・ライト・リング、LEDアクセント・ライン、パーキング・ライト、ヘッドライト・ウォッシャーなどの各機能・機構が含まれています。

これによってあらゆる状況下で最適な照射をすることができるので、安全性が高いです。

また、Mコンパウンド・ブレーキ・システムがあることによって制動性が高くなります。さらに高い冷却性能も兼ね備えているので、安定性と耐久性共にとても高いです。ライトで視界を良くして、ブレーキでしっかり止まる。

これら二つの仕組みによって、M2クーペの安全性は保証されているということですね。

それ以外だと、シートにこだわられている印象を受けます。

スポーツシートにはバックレスト幅を調節する機能がついていて、乗員の体を最適に保持してくれるため、とても快適にドライブを楽しむことが可能です。

さらに、バックレストの角度やシートの前後・角度・高さを電動で調節し、それを記憶させる機能まで付いています。

ドライブポジションの調整は案外面倒ですし、するたびに若干ずれることがありますよね。

これがあることで、たとえ一時的にドライバーを交代したとしても、またすぐ自分に合ったポジションを性格に再現することができます。

また、これらの標準装備以外にスマートフォン用アプリ「BMW Mラップタイマー」をダウンロードすることによって、車速や前後および横方向の加速度、RPM値などサーキット走行データを記録することもできます。

完全に趣味の世界ですし、なかなか使うことはないでしょうが、こういった取り組みがあるということがBMWのMモデルへの熱意の証なのでしょう。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

M2クーペの特徴について、性能や装備といったデータで語ってきましたが、データでは語れない魅力もあるはずですよね。

走り心地やスピード感など、語りたい部分はまだあります。それを、どちらのミッションを選べばいいのかを説明しながら、語っていきましょう。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
M2クーペ(MT) ☆☆ 価格を抑えたい方へ。
M2クーペ(M DCTDrivelogic) ☆☆☆☆☆ 本物のM2クーペに乗りたい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

M2 Coupe(MT)の評価

7速MTというトランスミッションシステムも魅力的ではありますが、M2クーペにおいては「DCTDrivelogic」の前にその魅力が霞んでしまいます。

M2クーペのエンジン特性を理解した上で、それに合わせる形で設計されたシステムが、25万円で手に入るのです。

よほど予算を抑えたい方以外に、MTはオススメできません。

M2 Coupeの評価

M2クーペに乗るなら、やはりDCTDrivelogicであって欲しいものです。

何も知らずに最初乗ると、「なんだ普通のクーペかセダンよりちょっとスポーティくらいじゃないか」という印象を受けます。

ステアリングホイールやシートはスポーツ仕様だし、インテリアの所々に「走りを楽しむ人」のための気配りを感じる。それでも、他のBMWセダンやクーペに毛が生えた程度。

そんなことを考えながらエンジンをかけて、ギアをD似いれてアクセルを踏むと、これがびっくり。

高回転型のはずなのに、発進時からグイッと引き付けられるような感覚が体を包み込みます。そして、「何かが他と違う」という良い意味での違和感を覚えるんです。

このクラッチはオートマですが、それでいてスポーツカー特有のクラッチの繋がりの良さや鋭さ・連続する感覚を得ることができ、アクセルを少し踏んだだけで車は押し出されるように進みだす。

焦らすようにゆっくりアクセルを踏み込むと、「おい、早く速く走らせろよ」と車に言われているような感覚になります。

車が、速く走りたがっているかのようです。その要望にこたえて踏み込むと、「よし来た!」と待ち構えていたように速度がグーーッと上がっていきます。

ただ、国内ではフルスロットルは不要ですね。

使ったら、むしろ……下手したらお縄。

それくらいの性能を誇っているM2クーペですが、それだけ楽しい感覚を得られるのは半分以上はDCTDrivelogicのおかげでしょう。

2シリーズ M2クーペの総合評価

BMW M2クーペは「BMWなのにクーペである」意外性と、「これだけのエンジン・ミッション・装備を搭載してるんだから、これくらいパフォーマンスが高くあるべき」という必然性を兼ね備えた車です。

本当に、期待通りの走りを見せてくれます。いや、もしかしたら期待以上かもしれません。

BMW=スポーツセダンですが、セダンでもスポーティ車を追求しているだけありますね。クーペというスポーティ仕様のボディタイプにこれまでの車作りのノウハウをしっかり落とし込んで、BMWらしい高性能クーペとなっています。

快適性の高い装備が多いので、乗っていても運転していても快適。快適で居られるからこそ、運転手も乗っている人も心の底からドライブを楽しむことができるんです。

M2クーペは、お腹の底から笑い合うかのように、走りを思い切り楽しみたい人向けの車だと言えるでしょう。

 

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