ベンツ AMG ロードスター グレード毎に魅力を比較、あなたに適したグレードを徹底解説!

ベンツAMGロードスター

ロードスターって、その名前を聞くだけでワクワクしませんか? いかにも速そうで、カッコ良さそうですよね。太陽がサンサンと降り注ぐまっすぐな道路で走っているような、真夏日のイメージがあります。

ただ、ロードスターと聞いてベンツをイメージする方は、なかなかいないのではないでしょうか。

そんなロードスターには、いくつかグレードが設定されています。ただでさえあまりイメージが沸かないベンツのAMGロードスターです。各グレードの特徴をしっかりと把握しないと、自分に適したグレードはわかりません。

そこで、AMGロードスター各グレードの特徴や違いを紹介し、あなたに適したグレードを一緒に探ってみましょう。

メルセデス・ベンツ AMG ロードスター グレード表

グレード名 価格
C43 4MATIC Cabriolet 9,600,000円
SLC43 9,700,000円
C63 S Cabriolet 14,030,000円
SL63 22,770,000円
S63 Cabriolet 27,500,000円
SL65(受注生産) 33,830,000円
S65 Cabriolet 34,170,000円

AMGロードスターには、上記七つのグレードが設定されています。その最低価格と最高価格の差は、なんと約2460万円! この価格差でCクラスのカブリオレをもう一台購入しても、まだお釣りがきます。

それだけでなく、2460万円もあれば、場合によっては家だって建てられますよね。

それほどまでの価格差があるのだから、さぞかし大きな違いがあるのだろうといやが上にも期待が高まるというものです。実際、C43からS65の間にはとても大きな違いがありますし、各グレードごとに性能や装備といった異なる特徴を持っています。

それがどのようなものかを、これからじっくりと見ていきましょう。

各グレードの特徴や違いを解説

各グレードの価格を見てきましたが、価格だけではどのグレードが良いのか検討もつきませんよね。あまりに予算が合わないものは除去できますが、まだまだ選ぶには情報が足りません。

今度は性能や見た目といった観点から、各グレードの特徴を語りたいと思います。

Mercedes-AMG C43 4MATIC

Cクラスカブリオレは、Sクラスカブリオレと同じ素材のソフトトップが使われていることが特徴です。もちろんC43だけでなく、C63 Sにも同じものが使われています。ソフトトップルーフは閉じたときに優しげな紳士の雰囲気やあたたかさを演出してくれます。

そして、フロントフェイスは男らしい冷たいカッコ良さやハードボイルド感のあるデザインなんです。冷淡なカッコ良さと紳士さという男の二面性を表現したかのような面白いエクステリアです。

これはC43・C63 S共通の特徴ですが、ここからはC63と異なるC43の特徴を説明します。

C63と異なるのは、主に性能と装備です。装備は後ほど詳しく見ていくので、ここでは性能を見てみましょう。

C43には、総排気量2,996ccのV型6気筒エンジンが搭載されています。最高出力は270kW/5,500~6,000rpmで、最大トルクは520N・m/2,000~4,200rpmです。

思い切りアクセルを踏むと、その瞬間からGが体全体を包み込んで周囲の音が消えたような感覚になります。頭に響くのは排気音やエンジンの音だけ。速度はあっという間にあがっていき、周りの景色がひとつの線のようになるんです。

圧倒的なパワーと加速感というわけではありませんが、オープンカーの爽快感を感じるには十分な性能と言えるでしょう。

これ以上あっても、人によっては持て余しかねません。

Mercedes-AMG C63 S cabriolet

見た目はC43とほとんど変わりませんが、性能が大きく変わります。

C63 Sに搭載されているエンジンは、3,982ccのV型8気筒エンジン。

その最高出力は375kW/5,500~6,250rpmで、最大トルクは700N・m/1,750~4,500rpmです。最高出力はC43と比べて100キロワット近く増えていますし、最大トルクは180N・mも増えていますね。

低速からの大きなトルクは、ゆっくりでも坂道を確実に上ることができる快適性を実現。峠道をゆったり走ることができれば、ガンガン加速して攻めてみることもできる。スピードとオープンルーフによる爽快感、そして大きなパワーによる大迫力かつ安定した走り……その両方を楽しむことができます。

また、アクセルレスポンス・ハンドルレスポンスともにとても良く、自分が「加速したい」と思っているだけ加速して「曲がりたい」と思っているだけ曲がるんですよ。ワインディングだって速度を落とさずに滑らかに曲がりきることができます。

どんなスピードでも楽しむことができるというのは、車にとって重要なことだと思うのですが、近年少なくなりましたねえ。スポーツタイプの車は速さのみに気をとられていたり、ラップタイムばかりを押し出したりして面白みに欠けるものも多いです。

そうでなく、C63 Sは高速走行も低速走行もいずれも楽しい、面白いキャラクターに仕上がっています。

Mercedes-AMG SLC 43

弾丸のようなスマートなボディラインがとても美しく、フロントフェイスからは若々しさを感じるカッコいい車です。ルーフはマジックスカイコントロールを搭載したバリオルーフとなっています。

ルーフを閉じていても完全に遮光するわけでなく、外の光や景色がしっかりと室内に入り込むところが特徴です。

SLC「43」という名前を見て想像がつくとおり、C43と性能は変わりません。

Mercedes-AMG SL63

SLC43はC43と性能が同じでしたが、SL63はC63 Sよりも性能が高いです。V型8気筒の5,461ccエンジンを搭載しており、最高出力は430kW/5,500rpmで最大トルクは900N・m/2,250~3,750rpmというハイパフォーマンスが実現されています。

発進時から発生する大きなトルクに引っ張られるように速度が伸びるので、とにかくターボ感のない自然な走りを体感することができます。シフトチェンジもとても素早く、スムーズです。

アクセルを思い切り踏み込んで全力で加速をすると、恐ろしいまでに速度がグイグイ上がっていきます。

AMGらしさを存分に感じる加速力、タコメーターが4000rpmを示したころには、デロリアンよろしくタイムワープしてしまうのではないかと思うほどに周りの景色が見えなくなるんです。

日本国内においては、完全にオーバースペックですよね。

というよりも、公道ならどんな国でもオーバースペックです。ただ、だからこそゆったり走ることに趣を感じます。大きなパワーを使ってゆったり力強く走ることを楽しみたいと強く思わせられる、とてもいい車です。

Mercedes-AMG SL65

SL63もそうなのですが、CクラスやSLCクラスに比べてエクステリアから可愛らしさを感じます。

SLクラスは63も65も、ヘッドライトなどフロントフェイスの各パーツが丸々としているんです。釣り目なのに角ばっていないから、なんだか可愛らしい。中性的な雰囲気を感じますし、どこか漫画っぽさも感じられます。

高級感はもちろんのことですが、キャラクター性を強く感じるところが特徴的ですね。

ただ、エクステリアはSL63も65もほとんど変わりません。大きく変わるのは、やはり性能や装備です。

SL65に搭載されているエンジンは、V型12気筒の5,980ccエンジン。そんな大きなエンジンを積んでいるからか、463kW/4,800~5,400rpmの最高出力、1,000N・m/2,300~4,300rpmの最大トルクと超ハイパフォーマンスです。

発進してすぐにとてつもなく大きなトルクに引っ張られて速度が伸びます。結構速度が出ているのに、タコメーターを見てみるとそんなにエンジンは回っていなかったということがよくあるんです。

最高出力が発生するrpm値を見ることは無いと言っても、過言ではありません。

これほどまでにハイパフォーマンスな車が、「ダウンサイジング志向」「環境志向」「実用志向」が高まっている近年でなお販売されているというところがSL65の持つ大きな意味ではないでしょうか。

Mercedes-AMG S63 4MATIC

高級感と大人らしさ、カッコ良さと子供心……その両方を忘れることの無い車がS63カブリオレです。フロントフェイスからは子供心や男心をくすぐるようなカッコ良さも同時に感じられ、室内は大人の秘密基地のようで胸が踊るでしょう。

男は子供心を忘れないとよく言いますが、S63はまさしく大人になっても遊び続けたい男のための車なんです。

SL63と同じ性能を持っているため、高速走行も低速~中速走行も安定して楽しむことができます。車で遊びに出かけるというよりも、車自体を遊びにするために必要な性能は全て揃っているんです。

それは単純なエンジン性能だけでなく、装備自体や装備からくる走行性能など様々な部分において言えます。

ソフトトップの素早い開閉や柔らかさはCクラス同様で、屋根を開けると全身に風を感じることができ、それだけで楽しいです。冬でも寒気を感じることのないようにエアキャップも搭載していますし、いつでも何処でもオープンカーの爽快感が楽しめます。

SLクラスと同じエンジン性能なのに、走り心地は Sクラスのほうが上質。さまざまな装備がそうさせるのでしょう。コーナリングもストレートも抜群な安定感をもって楽しむことができますよ。

Mercedes-AMG S65 cabriolet

Sクラス特有の豪華な装備と緻密なチューニングと、SL65と同じ性能を持つV型12気筒エンジンを搭載している「この上ないAMGロードスター」です。

SL65で説明したとおり、このエンジンの性能はこの上ないほどに高く、ハイパフォーマンス・カーとしての威厳を堂々と垂れ流しているかのように思えます。

そこにSクラスの特徴である異様なまでに豪華な装備と、AMGらしい細やかなチューニングを足したのがS65カブリオレです。これだけで「この上ない」「最強」な雰囲気が感じられますよね。

SL65は受注生産でしたが、S65は店頭にも並ぶという安心感もあります。

気になるのはSL65との価格差です。ベンツの中では価格差が小さいほうなので、それほど違いはないのではないかと考えてしまいますよね。

SL65との違いは果たしてどこにあるのか……それは、装備を見ると明らかになることでしょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

これまで、デザインと性能や雰囲気などをメインにして各グレードの特徴を説明してきました。目に見える違いから目に見えない違いまで、グレードごとに特徴があるということがおわかりいただけたかと思います。

特徴を語る中で、やはり外せないのが装備内容です。先ほども何度か装備について軽く触れていましたが、装備内容を見ないと違いがわからないものもあります。

そこで、下記カタログからそれぞれ装備を抜粋して、装備を基準に各グレードの特徴を見ていきましょう。全ての装備を閲覧したい方は、下記カタログをご覧ください。

Cクラス「http://www.mercedes-benz.jp/catalog/c-class/coupe_cabriolet/ebook/spec/index.html
SLCクラス「http://www.mercedes-benz.jp/catalog/slc/ebook/spec/index.html
SLクラス「http://www.mercedes-benz.jp/catalog/sl/ebook/spec/#page=5
Sクラス「http://www.mercedes-benz.jp/catalog/s-class/cabriolet/ebook/spec/index.html

C43 4MATIC・C63 S cabriolet装備比較

C43 4MATIC Cabriolet C63 S Cabriolet
  • タイヤ空気圧警告システム
  • AMGロゴ付ブレーキキャリパーアンドドリルトベンチレーテッドディスク(フロント)
  • 19インチAMGマルチスポークアルミホイール(ブラック)
  • AMGエグゾーストシステム
  • スポーツシート(前席)
  • AMGスポーツステアリング

 

  • AMGダイナミックエンジンマウント
  • 電子制御AMGリミテッド・スリップ・デフ
  • AMG強化ブレーキシステム
  • AMGレッドブレーキキャリパー
  • AMGドライバーズパッケージ
  • マットブラックペイント19インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)
  • AMGパフォーマンスエグゾーストシステム
  • AMGスポーツシート(前席)
  • AMGパフォーマンスステアリング
  • AMGスピードシフトMCT
  • C63 S専用デザイン(エクステリア各部)
※二つのグレードで共通しない装備のみを挙げています。

C43とC63 Sの装備を比較して、何か一言だけ言うとすれば「C63 SのほうがAMGらしい」です。強化ブレーキシステムやドライバーズパッケージなど、C43にはないAMG装備が多数整えられています。

C43はAMGの装備が最低限取り付けられているといった感じでAMG入門モデルのようですが、C63はそこに様々なものをプラスして豪華仕様にしていますね。

特に目を引くのが、ダイナミックエンジンマウントとパフォーマンスエグゾーストシステムです。

AMGダイナミックエンジンマウントは、マウントの硬さを自動調整してくれるシステム。エンジンマウントに磁性体を含んだ液体マウントを搭載して、各種センサー情報から運転状況を確認、状況に応じてマウントの硬さを調整してくれます。

たとえば、ゆったりと走っているときにはマウントを柔らかくしてエンジンノイズや振動をシャットアウトし、快適な運転感覚と乗り心地が実現するんです。

逆に高速運転しているときにはマウントを硬くして、エンジンのロールを減少させてレスポンスを良くし、さらに路面からのフィードバックを高めて運転しやすくしてくれます。

運転状況は刻一刻と変わるのに、常に同じ硬さでは低速走行・高速走行いずれかの快適性が欠けてしまいかねません。そこを補うことができるAMGダイナミックエンジンマウントが搭載されることで初めて、「どの速度でも快適なドライブ」を実現することができるといわけです。

それだけでなく、パフォーマンスエグゾーストシステムのサウンドも楽しいドライブを演出してくれます。この音は一度聞いていただかなければわからないのですが、とにかく大迫力。AMGエグゾーストシステムも確かに迫力がありますが、それよりも臨場感が高いのです。

また、表の最後にS63 S専用デザインとありますが、これはフロントバンパー・フロントグリル・ボンネット・サイド&リアスカートに適用されています。

SLC 43装備、特徴、異なる点

  • AMGスポーツサスペンション
  • AMG強化ブレーキシステム
  • SLC43専用AMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー&リアスカート)
  • AMGトランクリッドスポイラーリップ
  • ポリッシュ/ブラック18インチAMG10スポークアルミホイール
  • AMGスポーツエグゾーストサウンドシステム
  • マジックスカイコントロールバリオルーフ
  • AMGナイトパッケージ
  • ナッパレザー/DINAMICAシート
  • AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/DINAMICA)
※SLCクラスの他グレードと共通しない装備のみを挙げています。

価格を見ていると「C43とC63 Sの中間なんだなあ」という感想を持ちますが、装備を見てみても同じ感想を抱くのではないでしょうか。

C43のようにAMGの基本形と言える装備が揃いつつ、C63 Sのように強化ブレーキシステムやパフォーマンスステアリングなどの装備もプラスされています。

そして、Cクラスのどちらにも装備されていなかったものまで揃えているんです。

AMGナイトパッケージがそうですよね。

これはそもそもSLC用に用意されているものなので、SLC特有の特徴と言えます。グロスブラックのダイアモンド・エフェクト・グリルやブラッククロームのテールパイプなどが、ナイトパッケージを象徴する装備です。

フロントグリルを見てみると、他グレードには無い粒子状の模様が見えますよね。それがダイアモンド・エフェクトです。こういう装飾が、特徴の項目で「若々しい」と表現した理由となっています。

見た目にこだわる方でもしっかり満足でき、AMG関係の装備もC43よりグレードアップしているキャラクターの立ったグレードですよねえ。

SL63・SL65装備比較

SL63 SL65
  • AMGパフォーマンスサスペンション
  • AMGレッドブレーキキャリパー
  • SL63専用デザインAMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー・サイド&リアスカート)
  • マットブラックペイント19/20インチAMGマルチスポーク鍛造アルミホイール
  • SL63専用デザインAMGスポーツエグゾーストシステム
  • SL63専用デザインナッパレザーシート
  • フルレザー仕様(レザーDINAMICAルーフライナー付)
  • リラクゼーション機能
  • AMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー/DINAMICA)
  • AMGスピードシフトMCT
  • Harman/Kardonロジック7サラウンドサウンドシステム
  • SL65 専用デザインAMGスタイリングパッケージ
  • AMGカーボンファイバーエンジンカバー
  • 19/20インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)
  • SL65専用デザインAMGスポーツエグゾーストシステム
  • SL65専用デザインナッパレザーシート
  • フルレザー仕様(ナッパレザールーフライナー付)
  • マルチファンクションスポーツステアリング(ナッパレザー)
  • フロアマット
  • AMGスピードシフトプラス
  • Bang&Olufsen BeoSound AMGサウンドシステム
※二つのグレードで共通しない装備のみを挙げています。

AMG関係の装備はSL63のほうが多いですし、シャーシ関係など車の根幹にかかわる部分がSL65はやや貧弱に見えますね。SL65はエンジン性能が圧倒的で完全走り重視、AMG関係の装備は共通の基本装備のみといったところです。

SL63はリラクゼーション機能など快適性にも力を入れているという印象があり、楽しく走りながらも室内快適性を求める方に需要がありそうですよね。

SL65が単純にSL63の上位車種ということでなく、その両方に独自の特徴や魅力を用意しているところに好感が持てます。

そして何より特筆すべきなのは、SL63の「無償オプション」です。様々なタイプのインテリアトリムや、セラミックハイグロスペイントアルミホイールなどを無償で選ぶことができます。いずれもデザインを変更するだけですが、普通はデザインの変更にもオプション料金がかかるものです。

無償で行うことができるので、徹底的に自分好みに仕立て上げたくなりますよね。受注生産だからこそ成せることなのでしょう。

S63 4MATIC・S65 cabriolet装備比較

S63 4MATIC Cabriolet S65 Cabriolet
  • 4ESP
  • AMGレッドブレーキキャリパー
  • マットブラックペイント20インチAMG10スポークアルミホイール(鍛造)
  • S63専用AMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー・サイド&リアスカート)
  • フルレザー仕様(DINAMICAルーフライナー付)
  • AMGスピードシフトMCT
  • AMGメーターパネル
  • ESP
  • AMGシルバーブレーキキャリパー
  • 20インチAMGマルチスポークアルミホイール(鍛造)
  • S65専用AMGスタイリングパッケージ
  • フルレザー仕様(ナッパレザールーフライナー付)
  • 本革巻ステアリング(ナッパレザー)
  • AMGスポーツステアリング
  • AMGスピードシフトプラス
※二つのグレードで共通しない装備のみを挙げています。

S63とS65の装備の違いは、デザインや素材の違いといったものが多いですね。デザインや素材に関しては完全に好みの問題なので、どちらが優れているとも言えません。

参考までに、ナッパレザーは柔らかく滑らかな質感の素材で耐久性が低いです。DINAMICAは硬めのレザー素材となっていて、同じレザーでも全く質感が違います。

DINAMICAシートがベンツのスポーツタイプの車によく使われていますが、スポーツタイプに良く使うのは硬いから加速したときの快適性が高いためですね。

ただ、ナッパレザーやDINAMICAといった違いがあるのはルーフライナーだけなので、そこまで気にしなくても良いかもしれません。シートに関してはどちらもdesigno Exclusiveナッパレザーシートでスポーツ性と快適性の両方が重視された形となっています。

また、デザインや素材以外で異なる部分と言えばシフトですね。どちらもシフト操作をより直感的に行うことができ、切り替えが素早くなるシステムです。スピードシフトプラスのほうが精錬されていて、よりスムーズなシフトチェンジが可能という違いがあります。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

これまで、各グレードの見た目や雰囲気・性能・装備などからそれぞれの特徴を解説してきました。それを踏まえて、今度は各グレードの魅力を改めて整理してみましょう。同時にそれぞれのグレードを評価して、どんな人に適しているかを紹介したいと思います。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
C43 4MATIC Cabriolet ☆☆☆ 標準タイプのAMG車で安定感と爽快感を楽しみたい方へ。
C63 S Cabriolet ☆☆☆☆ 高性能エンジンで色々な走りを楽しみたい方へ。
SLC43 ☆☆☆☆☆ C43の装備では満足できないが、C63には手が出ない方へ。
SL63 ☆☆☆ 怖いほどの性能と豪華な装備を両立させたい方へ。
SL65 他と同じでは満足できない方へ。
S63 4MATIC Cabriolet ☆☆ 高い快適性と遊び心を追求したい方へ。
S65 Cabriolet 圧倒的な性能を追及したい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

C43 4MATICの評価

本体価格1000万円を下回る価格で、標準タイプのAMGロードスターが手に入るところが魅力です。性能も必要十分で、これでも十分な爽快感を味わうことができます。性能が高すぎないために安心感もあり、安定した走りを楽しみたいという方にはぴったりです。

基本がしっかりと抑えられた装備も魅力的。過不足が一切ないというところが、C43の存在価値と言えるのではないでしょうか。

C63 S cabrioletの評価

C43と比べるとエンジンが高性能で、さらにAMG関係の装備も充実しています。

これだけの性能があれば、どんな道でも、どんな走りでも実現可能です。大きなパワーを利用してゆったり走るのも良し、峠を攻めてみるも良し……。様々な遊びができるところが、S63 Sの最大の魅力ではないでしょうか。

エンジンが高性能な分、強化ブレーキシステムなどが追加されているところがうれしいですよね。

SLC 43の評価

ベンツでコストパフォーマンスを語るのは無粋かもしれませんが、SLC43はAMGロードスターの中で最もコスト対効果が高いと感じます。

C43と同じエンジンを搭載してて、なおかつC43よりも豪華な装備が取り揃えられているということでC43よりも選びやすいです。オーバースペックということもなく、C63 Sより万人受けしやすいのではないでしょうか。

一見中途半端な存在のようですが、だからこそ光り輝くグレードと言えます。

ただ、予算的にC63 Sが選択肢に入るのであれば、C63 Sのほうがオススメです。

SL63の評価

恐ろしいほどの加速性能と、SLクラスの豪華な装備を両立することができるところに魅力があります。SLクラスの装備はSクラスよりはグレードが落ちるものの、CやSLCに比べると豪華です。

Sクラスは実用性だけでなく趣味性や快適性まで高めるため、人によっては不要な装備が多くつきます。

SLクラスだと実用性重視で、快適性を高める装備もプラスされる程度なので広い需要に対応できるためオススメ度が高いです。

SL65の評価

AMGロードスターという時点で日本国内でなかなか見かけない車ですが、SL65は希少中の希少車種です。

受注生産なので実物を見ることができませんが、その分「他には無い唯一無二」な車を手に入れることができるという優越感と満足感があります。所有欲を満たすことができるという点では、AMGロードスター最高峰でしょう。

性能もモンスター級です。

ただ、S65との価格差が100万円とベンツとしては小さいので、特別感をそれほど追求しないならS65をオススメします。

S63 4MATICの評価

Sクラスということで、室内快適性はAMGロードスターの中で最も高いです。この点においてはS63も65もあまり変わらないので、快適性のみを求めるならS63が買いでしょう。

ヘッドアップディスプレイという遊び心もしっかりと用意されていますし、助手席コントロール機能やS65にはないリラクゼーション機能など、とにかく魅力がたくさんあります。

S65 cabrioletの評価

快適性はS63とほとんど変わりませんが、リラクゼーション機能がありません。ただし、エンジン性能に関して言えばトップクラスで唯一無二。最大トルク1000N・mという圧倒的なまでのパワーを用いて、車を低回転からガンガンと引っ張っていってくれます。

ハーフ・スロットルでも十分すぎるほどの加速が得られるため、フル・スロットルにすることはまず無いでしょう。完全にオーバースペックですが、だからこそ面白く楽しめるという考え方もあります。余裕のあるパワーでゆったり楽しむもよし、たまにガンガン加速してみるも良し。

ドライブに緩急をつけることができます。

ただ、ドライブに緩急をつけるだけならC63やSL63など「63」と名前のつくグレードで十分です。快適性を重視するならS63ですし、特別感を重視するならSL65……。全てを高次元で保とうとするからこそ、個性が少し弱いというのが欠点でしょうか。

AMG ロードスターの総合評価

AMGロードスターの各グレードの様々な特徴を見てきましたが、他のボディタイプのAMGに比べるとロードスターは変わっています。ヘッドアップディスプレイはCクラス以上に装備されることが多いのですが、ロードスターはSクラスだけです。

恐らくオープンカーというボディタイプであるために、ヘッドアップディスプレイの需要は他の車よりも弱いのではないかと判断されたからでしょう。このようにロードスターの特徴に合わせた装備設定がされているところは、特徴的で魅力的ですよね。

また、ロードスターの特徴に合わせるというところで言うと、上位グレードの存在価値は他のボディタイプよりも小さいのではないかなと考えられます。装備に趣味性や快適性を強く求める車ではなく、走り自体に遊びを見出すのがロードスターです。

Cクラスの時点で、もうすでにその需要は満たすことができます。

装備の快適性や趣味性を強く求めたり、C63 Sの性能で満足できないなら上位グレードを求めるのもアリでしょうが、そうでないならC43・SLC43・C63 Sの三択で考えると良いのではないでしょうか。

 

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