売れてない軽自動車ランキング。不人気車とその理由とは

[最終更新日]2016.06.08
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軽自動車を購入する際などに、人気車を知りたいと思う方は当然多いでしょう。逆にあまり人気の無い車について知りたいと思う人も多いはず。売れていない軽自動車について知ることによって、人々が何を基準にして車を購入しているのか、評価しているのかを知ることができます。

それを知ることで自分が買う車について考えることができるというもの。
そこで、売れていない軽自動車をランキング形式で理由と共に紹介します。なお、ランキングは「http://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/」こちらのURLを参考にして作成。現在販売中の車のみのランキングになっております。

目次

1. 売れていない軽自動車ランキング

2. 不人気車をあえて購入する「メリット」「デメリット」

3. 売れていない軽自動車ランキングまとめ

 

売れていない軽自動車ランキング

順位 車種名 新車価格
1位 ディアスワゴン 1,525,750円
2位 スクラムワゴン 1,574,920円
3位 アトレーワゴン 1,475,080円
4位 バモス 1,505,300円
5位 NV100クリッパーリオ 1,737,329円

 

新車価格を見ていると、軽自動車としては比較的高めになっていますね。上記の新車価格は全て現在販売されている最も安いグレードのものの見積もり価格なのですが、それでも170万円を超える車があります。人気車種に比べるとかなり高い値段です。

売れていない理由のひとつには、値段の高さがありそうですね。でも、それだけではありません。今度はそれぞれ車種ごとに売れていない理由や何が不人気なのか、特徴を紹介していきます。

 

1位 ディアスワゴン

売れていない理由はそもそもマイナーであまり市場で見かけないということが大きいようです。値段も軽自動車からすると高い。商用車として作られた車だから一般的な軽自動車の需要と一致していないということもありますね。

不人気な特徴として最初に挙げるべきは燃費の悪さでしょう。商用ベースの車ということで、軽自動車にしては重く頑丈に作っています。そのためどうしても燃費が悪くなってしまう。実際のオーナーによる燃費記録の平均は13.95km/L。カタログによっては64km/Lとしているところもあるようです。落差が激しいですね。

重いという特徴は燃費以外にも影響を与えています。ターボ車でもパワーが出ないということです。ターボ車を購入した人いわく「ターボ車なのにパワーが無い。加速も全然しない・・・」だそう。タフパッケージだと、スーパーチャージャーも付いていますが、その効果もあまり体感できないということで「損をした」と考える人も多いです。

普段使いに不向きで高速走行にも不向き。働く車として使わない人からしたら、あまりメリットが無いのかもしれません。

 

2位 スクラムワゴン

そもそも売れにくい理由として、「わかりづらい」ということが挙げられるようです。何がわかりづらいのか。これは実際に購入した人の話ですが、「スズキのエブリイワゴンだと思っていた車がマツダのスクラムワゴンだった」と。

スクラムワゴンは、作っているのはスズキ、販売しているのはマツダ。現在、他社がつくった車を売るというのも一般化してきていますが、車についてあまり知らない人からするとわかりづらい。スクラムワゴンを調べると必ずエブリイワゴンが出てきます。「わかりにくい」と思って購入には至らないという人が多いようです。

不人気な特徴はといえば、まずは燃費の悪さ。実際のオーナーの燃費記録の平均が11.20km/L。カタログによるのですが、17km/Lと書かれている場合もあるようです。そこそこの落差があり、カタログ燃費と比べて落胆する人が多いですね。

燃費が悪いのですが、その分パワーがあるのかというと・・・そうでもないようです。実際のオーナーによれば、「パワーが足りなくて坂道が苦手な車。空気抵抗も弱いと感じました、快適な走りとはお世辞にも言えません」とのこと。

上記に加えて段差でも結構揺れるということもあり、走行時の不安定さを考えて不人気なようです。空間設計に関してはほとんど無駄がなく、とにかくたくさん荷物が積める。走行性能を求めずに空間の広さやラゲッジの広さだけを求めるのであれば良い車と言えるでしょうか。

でもやはり車は足。走行性能を捨ててまで荷物を積みたいと考える人は少ないので不人気といった感じですね。

 

3位 アトレーワゴン

事実かどうかは定かではないのですが、一部の人の間ではウェイクがアトレーワゴンの後継車種であると言われています。最近では少しそういう声もおさまってきましたが、かつては盛んに言われていました。

「事実・事実でない」に関わらず、そういった話がでるとやはり売れにくくなります。ウェイクのほうがベースグレードは安い。だったらウェイクを買うという考えに至る人が少なくはありません。

実際には、販売終了もしていませんし(2015年現在)後継車種ではないと考えられています。ただ、ネットで調べるとあたかも後継車種であるかのように語られているため、やっぱり買いにくいと考えるのは自然。

ウェイクは「アトレーワゴンをアウトドア用にしたもの」というような印象を持っている人も多いです。そのため、わざわざアトレーワゴンを買おうと思わず、売れないということですね。アトレーワゴンもウェイクと同じで、アウトドア向けに購入する人が多いので、ウェイクに流れていったということでしょう。

不人気の要因となっている特徴としてまず最初に挙げられるのは、こちらも燃費の悪さです。オーナー実燃費の平均が11.40km/L。カタログ燃費は16km/Lほどということを考えて、落差を感じてしまいますね。

室内空間の広さ、シートをフルフラットにできるなどの理由でアウトドア用に購入する人も多い。アウトドア用に使うのであれば、車内空間ともうひとつ大切なのが安定性と乗り心地。アトレーワゴンは、乗り心地も安定性も良いとは言えません。

実際にアウトドアのために購入したオーナーによると「段差での衝撃が激しいし、横風に弱く、煽られてしまう」とのこと。段差での衝撃が激しく荷物が揺れるということがあるとのことです。アウトドアに使う道具の中には、衝撃に弱いものもあるので衝撃が強いというのは致命的。

横風に関しては、軽自動車全体が弱い傾向にあるので諦めている人も多いかもしれませんが、衝撃に関しては不満が多く不人気の原因になっています。

 

4位 バモス

バモスは結構ロングセラーなのですが、最近ではあまり売れていません。新しい車がどんどん出てきたということもありますが、現在の軽自動車の需要の向かっている方向とバモスの向いている方向が噛み合わないということで売れていないと考えられます。

近頃、軽自動車を購入しようと考える人は次のようなことを軽自動車に求める人が多いです。

  • 燃費の良さ
  • 軽さ
  • 扱いやすさ
  • 安い値段

バモスは軽自動車にしては重い車。2WDで1,000kg。4WDで1,080kg。1トン近くあるということです。積載量がウリの車なので、そこからさらに荷物を積むことを考えるともっと重くなります。その重さを軽自動車の非力なエンジンが支えているのですから、ノンターボだと当然遅い。高回転になってしまって燃費も悪くなります。

ターボ車にするとパワーに関しては少しマシになるようですが、それでも燃費の問題は解決されません。あまり荷物を積まないようにするとなるとこの車のメリットのひとつが失われることにもなります。そう考えると「よし、買おうかな」と思えないというわけです。

不人気な特徴はなんといってもスライドドアの固さ。スライドドアは手動なのですが、実際のオーナーいわく「スライドドアの開閉がほぼ筋トレ、女性にはきつい」とのこと。スライドは便利ですが、固くて力が必要なくらいならスライドじゃなくても良いと感じる人が多いようです。

グリスをさしてもしばらくするとまた固くなるということで、どうしようもないのかもしれませんね。

 

5位 NV100クリッパーリオ

比較的新しい車ですが、あまり売れていないようです。売れていない理由はひとえに「値段の高さ」によるものでしょう。最も基本的で安いタイプのものでも170万円を超えています。軽自動車は150万円を超えると買う気があまりしないという人も多い。それを20万円も超えているということを考えると、売れないのも納得ですね。

特徴に関しては、ハンドリング性能が悪いと感じている人が多いです。「ハンドルを操作しても、思ったとおりに車の向きが変わってくれない・・・慣れるのにかなり時間がかかった」という声も結構あります。ハンドルが軽く、思っている以上に車が方向を変えてしまうとのこと。女性にとって扱いやすい軽さかというと、そうでもなく女性でも「軽い」と感じる場面が多々あるようです。

また、前の型と比べて燃費などがあまり変わらないのも不人気な点。総合的には前型のリオと比べてかなりよくなっているようですが、ひとつひとつを見ていると不満が出てくるということですね。それでも実際に乗っているオーナーたちは総合的には満足している様子。売れなかったり不人気だったりするのは、やはり先述したとおり値段の高さによるもの。

ただし、「電動スライドドアがあって嬉しい」「グイグイ走ってくれる」「荷室は普通車よりも広いと感じた」という意見があるとおり、性能は高いようです。

 

不人気車をあえて購入する「メリット」「デメリット」

ここまであまり売れていない不人気車について紹介してきました。一見、不人気車を購入するメリットがないように思えるでしょう。これと逆の特徴を持つ車を買いたいと思う人も多いはずです。

でも、不人気車を敢えて購入することには、もちろんデメリットもありますが、メリットもある。どのようなメリット・デメリットがあるのか、見ていきましょう。

 

メリット

不人気車は値段が高いままだと売れませんよね。とはいっても、新車価格はあまり下げられません。メーカーの希望価格もありますからね。新車価格はどうしても高いなあと感じてしまうこともあるのですが、中古車価格は別です。

不人気車は中古価格がかなり安くなるというメリットがあります。状態が悪いものが安いのは当然ですが、状態が比較的良いにも関わらずかなり安いということがあるんです。人気車種だと、値段が高くても売れていくので、安く仕入れて高く売る戦法を取る。

でも不人気車で中古だと売れない要素が二つも合わさっているのでなかなか売れません。そこを売ろうとして状態の良し悪しに関わらず値段を大幅に引き下げる。「利が少なくても売れないよりはまし」という考えに基づいた戦法になるんです。紹介したような不人気車で、あまり大きなデメリットを感じないという場合で、中古車に良い状態のものが出回っているのであればかなりお買い得になるというわけです。

不人気車は新古車になるということも多い。人気が高い車は売れていくため長期在庫にならないことが多いですが、不人気車は長期在庫になることもしばしばあります。そういった長期在庫で新古車となってしまった車を探すようにすると良いですね。

以上が不人気車を敢えて購入するメリット。新品購入するメリットはほとんどありませんが、新古車を探せば新品同様の車をかなり安い値段で買うことができてお買い得ですよ。あとは他とは被りにくい。といった程度でしょうか。被り嫌いな方は結構多いので、そのような方にはおすすめかもしれません。

 

デメリット

不人気車を敢えて買うデメリットはその車種ごとに違います。その中で全ての車種に共通しているところで考えると、やはり「新古車を探せば買う時安いが売る時も安い」ということでしょう。

中古で安く売られているということは、買うときはもっと安く買われているということ。購入する時、人気がないから安く買える。でももし、今後その車を手放すということを考えると、やっぱり安くなります。今後人気が出てくる・・・ということも考えにくいでしょう。

おそらく市場の値段は下がっていく一方であることがほとんど。安く購入してそれから年月が経ち、売るとなると買い取った価格に比べて異常なまでに値下がりしていることが考えられます。数年後、自動車を買い替える可能性があると自分で思うのであれば注意しておいたほうが良いです。その車の何かが気に入った場合は廃車まで乗りつぶすということもあるでしょう。不人気車であっても何か光るものはあります。「燃費悪いし走行性悪いけど荷室がかなり広いから満足している」と不満に思いつつも総合的に満足しているというオーナーも少なくはありません。

そういう場合はこのデメリットを感じることはないでしょう。不人気車を購入しようかと考えている人は、「自分は果たしてこの車を乗りつぶすだろうか、乗り換えるのだろうか」ということをしっかりと考えておく必要がありますね。

 

売れていない軽自動車ランキングまとめ

売れているものもあれば売れていないものもあるというのは世の常。車でもそれは同じです。不人気車と呼ばれるものの中には、性能が悪いわけではないのに不人気になってしまったものもあります。

たとえば値段が高すぎる、デザインが前衛的すぎる、そもそも展示場であまり見かけないということなどの理由です。不人気車だからといって全てが悪いわけではない。何か光るものを見い出し愛車としている人も多くいます。

不人気車を買うときには、どうしてその車が売れていないのか、どうして不人気なのかをきっちりと調べるようにしましょう。それで大きなデメリットを感じるのであれば思いとどまり、感じないのであれば購入する。そうすることによって、たとえその車が不人気車であっても満足して乗り続けることが出来るというものです。

 

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