ターボ付き軽自動車、買うならどれ?色々な項目で比較してみた

[最終更新日]2016.10.12

軽自動車には、ターボ付きとターボ無しの車があります。車種によってはターボは一切無いというものもありますが、最近では軽自動車でもターボ付きのモデルが増えてきていますよね。そこで悩むのが「ターボ付きの軽自動車のほうがいいのかなあ」ということです。

ターボ付きの軽自動車はまさに一長一短。得をする人もいれば損をする人もいるかもしれません。維持費も少しではありますが、高くなります。車自体の値段も高くなるので、購入の決断には色々なことを考慮する必要がある。

「ターボ付き軽自動車を買おうと思っているけど、どの車種がいいのかわからない」という人や「ターボ付きを買うか無しを買うか迷っている」という人が考えるべきことについて、一緒に考えてみましょう。

 目次

1. ターボ付きだと寿命が短くなる?

2. ターボでも燃費良し!燃費が良いターボ付き軽自動車

3. 買って損しないのはどれ?ターボ付き軽自動車おすすめランキング

4. ターボ付き軽自動車の比較まとめ

 

ターボ付きだと寿命が短くなる?

ターボ付きだと寿命が短くなる?

ターボ車は、ノンターボ車には無いものが積まれています。ターボ装置ですね。ターボ装置を搭載しているがために、ターボ装置絡みの不具合や故障などが起こり得ます。ですのでそもそもの耐久性や寿命に関しての考え方が、ターボ車とノンターボ車の間では違ってくるわけです。

軽自動車はエンジンオイルの搭載量が普通車に比べると比較的少ないため、ターボ装置を使うと、エンジンに余計な負荷がかかることになります。それに伴ってエンジンオイルの消耗がノンターボ車に比べると激しくなる。エンジンオイルの汚れもノンターボ車より激しいということを考えると、やはりエンジンの寿命は短いということになります。

ただし、エンジンオイルの交換時期が通常よりも早くなることを理解して、こまめにオイル交換をしていれば、その限りではありません。汚れたまま運転し続けると寿命に悪影響を与えてしまいますが、きっちりとオイル交換やメンテナンスを行っている場合は、そこまで大きな影響は無いでしょう。

 

中古車は要注意?

軽自動車は比較的安いものが多いとはいえど、新車で購入するのは結構高いもの。ターボ付きとなるとなおさらに値段は高くなりますよね。そこで、ターボ付きの軽自動車を中古で買おうとする人も少なくはないでしょう。

ただし、ターボ付きの軽自動車を中古で買うのには注意が必要です。先ほども述べましたが、軽自動車は普通車に比べてターボ装置の使用による負荷が大きくなってしまいます。軽自動車は普通車に比べると力が不足しています。エンジンを高回転させる機会が比較的多くなってしまうのでエンジンに負荷がかかる。それに加えてターボの負荷までかかるということです。

:小まめなオイル交換は必須

そこで、オイル交換をこまめに行う必要があります。オイル交換をきっちりしなければ、エンジンもターボ装置も故障しやすくなってしまいます。中古車なので、耐久性や寿命が余計に心配。もうすでに結構使われていますからね、中古車は。ターボ無し車以上に点検やメンテナンスなどもこまめに行う必要があり、かなりの手間がかかります。

また、オイル交換や点検をプロに任せるという場合には、その分料金がかかってくるので、中古車でも結局高くなるということもあるので注意しましょう。

 

ターボでも燃費良し!燃費が良いターボ付き軽自動車

順位 車種名 ターボなし ターボ付き 燃費差
1位 ハスラー 20.36km/L 19.37km/L 0.99
2位 ムーヴ 21.50km/L 19.29km/L 2.21
3位 ワゴンRスティングレー 19.89km/L 19.21km/L 0.68
4位 アルトターボRS 23.10km/L 18.98km/L 4.12
5位 スペーシア 18.87km/L 18.94km/L 0.07
6位 ミラ 21.68km/L 18.57km/L 3.11
7位 タント 16.70km/L 18.41km/L 1.71
8位 eKカスタム 16.64km/L 17.20km/L 0.56

やはり、ターボ無しのものよりターボ付きのもののほうが比較的燃費が悪い車種が多いですね。中にはターボ付きの記録がターボ無しの燃費記録を上回っているものもありますが、多くはターボ無しのほうが燃費は良いです。

燃費差だけを見ていると、ムーヴとアルトターボRSは悪いように思えますが、実燃費を見てみるとそうでもありませんね。ターボ付きでも18km/Lや、19km/Lという数字はかなり燃費が良いです。

 

月々、年間の費用はこれだけ違ってくる

月々、年間の費用はこれだけ違ってくる

月間に1000km走るとして、ガソリンは1リットル130円(ガソリンの平均価格)とします。上記ランキングの1位から8位までの燃費記録を、ターボ無しとターボ付きのものでそれぞれ平均。そこから、平均費用差を計算してみましょう。

ターボ無し車の平均燃費記録は19.84km/L。月々に払うガソリン代は、約6,552円となりました。
ターボ付き車の平均燃費記録は18.75km/L。月々に払うガソリン代は、約6,933円となりました。

こうしてガソリン代として出してみると、月々に約421円ほどの差で、年間でも約5,000円の差。燃費記録として見ると差があるかなあという感じがありますが、ガソリン代で考えるとそこまで差があるように感じませんね。平均でもこの費用差になるということで、大体どのターボ車も1000円未満の差といったところでしょうか。1000円未満の差なら、許容範囲内だという人も多いと思います。

維持費を安く抑えるという考え方の1つとして、車の価格を安く抑えるというのがあります。近々乗り換え予定の方は下記ページもチェックしておきましょう!

 

費用では測れないターボ付き車のメリット

費用では測れないターボ付き車のメリット

ターボ付き車のメリットは、費用だけでは測ることができません。そのメリットといえば、やはり坂道などのパワーが必要な状況などでもスムーズに進むことができるというところですね。軽自動車だと、急な坂道などを登るのは一苦労だったりしますよね。

:ストレスも軽減される

ターボが無い軽自動車だと力いっぱいにペダルを踏んでもなかなか進んでくれなくて怖いということもあるでしょう。ターボがあると、アクセルを踏み込めばその踏み込み具合によってターボが効いて加速できます。坂道を登るのには乏しいパワーを補い、比較的スムーズに走ることができるので坂道でのストレスを軽減できますね。

:大量に荷物を積むことがある方は必須か

車の使い道は人それぞれだと思います。数ある使い道の中でも、アウトドアをしたり大量に買い物をしたりでたくさんの荷物を載せることが多いという人や、複数人で車に乗ることが多い人はターボの恩恵を受けやすいですよ。

荷物や人などで車にたくさんの物や人が乗っている場合、どうしても走行性能が落ちます。車にたくさん乗っているということは、それだけ重さがかかっているということですからね。一人で乗るときよりも走りは重たくなるでしょう。そういったときも、ターボがあると走行ストレスをある程度軽減できます。たくさん荷物を積んだり複数人で乗るということが多い人は、ターボ車を買うことによるメリットはかなり大きくなるのでおすすめですよ。

 

買って損しないのはどれ?ターボ付き軽自動車おすすめランキング

順位 車種名 実燃費 価格
1位 タント 18.41km/L 1,487,380円
2位 ワゴンRスティングレー 19.21km/L 1,715,290円
3位 n-boxカスタム 14.90km/L 1,798,190円

タントは低燃費で価格も安くて、目に見えて良い感じがしますが、その他2車種は一長一短であったり、高燃費値段も高いというのであったりと、目に見えて良さがわからないと思います。でも、これらの車種は実燃費や価格では測れないようなところで、おすすめなんですよ。

タント

タントXターボ

タントのターボ付き車は、エンジン性能や走行性能・乗り心地で評価されているようです。エンジンはターボ有りなら、かなり元気でパワフルですが、ノンターボ車だときついという感想を抱いているオーナーが多いですね。

:コスパに関して

値段も他の車種のターボ車に比べるとかなり安く、コストパフォーマンス的には満足といったところでしょうか。ノンターボとの価格差は大体10万円前後であることが多いのですが、安いですよね。トルク感もしっかりとあり、車のエンジンの振動や回転の感覚を味わいたい人にもおすすめ。試乗でノンターボとターボを乗り比べて、ノンターボではしっかりとしたトルク感を味わうことができなかったのでターボにしたという人もいるほどです。

:静粛性に注意が必要かも

ただし、静粛性を重視する人には「ロードノイズが大きいしエンジンの振動と音が大きい」と不満の声も上がっているので、そこは好みの問題ですね。燃費に関しては値段相応とおおむね満足されている方が多いです。

 

ワゴンRスティングレー

ワゴンRスティングレーターボ

ワゴンRスティングレーのターボは、静粛性が高く、あまり振動はありません。そのため、男性よりも女性に人気という傾向も強い車です。静かですが、パワーは十分発揮してくれるようで、坂道でも安定して走れます。静かにその力を発揮してくれるタイプの車というわけですね。

:ターボでも燃費良し!

ターボ車にしては燃費がかなり良くなっていますが、これはスズキの「エネチャージ」による恩恵が強くなっています。エネチャージというのは、減速するときに発生するエネルギー(捨てられてしまうエネルギー)を電力に変えてリチウムバッテリーに蓄電。坂道発進や再発進などのエネルギーが必要なタイミングでエンジンの補助をしてくれるシステムです。

このエネチャージがエンジンのサポートをしてくれるおかげで、ターボでもかなりの低燃費を実現することができています。「燃費が良いので値段が高いのは気になるけど、良しとした」というオーナーさんの声もあり、値段と燃費・走行性能のバランスは少なくとも悪くはありませんね。

 

N-BOXカスタム

n-boxカスタムターボ

N-BOXカスタムは、見た目がミニバンのようですが、実際に普段は2,000ccクラスのミニバンに乗っているというオーナーさんが「一般道での出力が同じくらいの感覚」と評価するほど、エンジン性能が良い車です。

:購入前の試乗は必須か

CVTミッションはクセが強いようで、「慣れるまでは滑らかに運転するのは難しい」です。少しがたがたするような感覚がありますが、あたりが柔らかいので不快感は少ない。ミニバンからだと乗り心地良く感じる人は少ないですが、軽自動車からの乗り換えだと、ずっしりとして心地よい乗り心地を実感できます。

:ターボだとよりパワフルに

ターボがなくても街乗りや、ちょっとした坂道なんかはそれなりにスイスイと走れる車種ですが、ターボ車だと山道でもより力強く走ってくれます。山道や坂道の程度にもよりますが、ターボを使ってもエンジン回転は3000回転以下で上ることができると実際のオーナーさんは評価しています。

 

ターボ付き軽自動車の比較まとめ

ターボ付きの軽自動車。力強く走ることができる、軽自動車に足りないパワーを補えるなどのメリット。値段が高くなり、燃費も少々悪くなるなどのデメリット。一長一短ありますね。

ターボ装置というのは、必要ない人にとっては本当に必要ないものでしょう。例えば街乗りしかし無いし道は平坦だという人。あまりたくさんの荷物や人を積むことが無い人などにとっては、あまり意味の無いものかもしれません。

逆に言うと、「傾斜のある道を普段走る人」「通勤などに山道をはさむ人」「アウトドアによく出かける人」「荷物や人をたくさん積むことがある人」にとっては、ターボ付きの軽自動車はかなりのメリットがあります。高いといっても、普通車でターボをつけるよりも断然安く、軽自動車である意味もしっかりとあります。

「ターボ付きの軽自動車のほうがいいのかな?」と疑問に思っていたり、悩んでいるという人は、この記事で書いてきたことを参考にしながらも、自分自身に「必要かどうか」問いかけてみてはいかがでしょうか。それから購入を決意するというのが、おすすめですよ。

 

 

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