ベンツGLCクラス クーペ 各グレードを徹底考察!

メルセデスベンツGLCクラスクーペ

GLCクラス クーペは、ベンツの中でも特に新しいタイプの車です。

クーペ型SUVの中では第二段という位置づけとなっています。発売されたのは2017年2月と、とても新しい。どんな車かうっすらと知っていたとしても、各グレードの特徴まで把握しているという人はとても少ないのではないでしょうか。

そこで、GLCクラス クーペの各グレードの特徴を徹底的に比較し、説明しましょう。

メルセデス・ベンツ GLCクラス クーペ グレード表

グレード名 価格
GLC200 Coupe 6,270,000円
GLC200 Coupe Sports 6,670,000円
GLC220 d 4MATIC Coupe Sports 7,130,000円
GLC220 d 4MATIC Coupe Sports(本革仕様) 7,750,000円
GLC250 4MATIC Coupe Sports(本革仕様) 7,990,000円
GLC350 e 4MATIC Coupe Sports 9,030,000円

GLCクラス クーペには、AMGデザインを省いて六つのグレードが設定されています。

その最低価格と最高価格の差は、約276万円です。最高価格が1000万円に届かないまでも、900万円ととても高い価格になっています。これは慎重にグレードを選ばなければならいなという気持ちになりますよね。

そこで、各グレードの特徴をこれからじっくりと見ていきます。

各グレードの特徴や違いを解説

GLCクラス クーペは、特定のグレード以外ほとんど内外装が変わりません。

それどころか装備すら似たような仕様のグレードが多いのです。そこで、装備内容について詳しく見ていく前に、各グレードの特徴を明らかにしたいと思います。

GLC 200 Coupe

標準装備の少ないベースグレードです。GLCクラス クーペは、全車標準装備の数が多く豪華な仕様となっているからか、GLC200はそれ以外の装備内容がとても少ないです。

また、唯一Sports仕様ではないグレードとも言えます。Sports仕様ではありませんが、スポーツステアリングやスポーツサスペンションなど、車として基本的な部分はしっかりスポーティな仕様となっているのです。

Sportsで追加されるスポーティな装備は内外装の材質やデザインがほとんどで、実際の性能はGLC200とGLC200 Sportsとでは差がありません。

GLC 200 Coupe Sports

GLC200 Sportsの装備内容を基本とし、フロントバンパーなどにAMGデザインを採用したスポーティな仕様のグレードです。

性能はGLC200とほとんど変わりませんが、ホイールサイズが18cmから19cmになっている分、走行安定性がやや高くなっています。

GLC 220 d 4MATIC Coupe Sports

ディーゼルエンジンを搭載した、4輪駆動車です。

装備内容はGLC200 Sportsと変わりませんが、通常のガソリンエンジンとディーゼルエンジンという違いがあり、性能に差が出ています。

GLC200のエンジンよりも、低いエンジン回転数で最高出力が出るというところが特徴です。

GLC200が135キロワットでGLC220が125キロワットなので、最高出力自体はGLC200のほうが高いですが、GLC200は高回転域でその数値が出る仕様となっています。

比較的低い回転数で最高出力が出るということは、アクセルを強く踏み込まずとも大きなパワーが出るということです。高速道路よりも、一般道を走るのに向いていると言えるでしょう。

逆に、高回転で最高出力が出る仕様だと、高速道路で踏み込んで走るのに向いています。

簡単に言えば、GLC220 d 4MATICは一般道での運用がしやすくなったグレードということ。燃費も13.5km/Lから16.2km/Lに向上していますし、普段使いがしやすいです。

また、本革仕様にするとインテリアの快適機能が多数追加されます。

GLC 250 4MATIC Coupe Sports(本革仕様)

通常エンジン仕様車を、より豪華にして4輪駆動にしたグレードです。

これまでは装備されていなかったヘッドアップディスプレイや、GLC220では本革仕様のみの装備だった快適機能を標準搭載しています。

「GLC200のエンジン仕様で、本革仕様車がほしい」という需要や、「同じエンジン仕様で4輪駆動がほしい」という需要を満たしているのです。4輪駆動ということで、GLC200よりも若干走行性能が上がっています。

走行性能が上がると燃費もあがるのではないかと心配になってきますが、燃費の差は、誤差の範囲なので安心です。

GLC 350 e 4MATIC Coupe Sports

プラグインハイブリッド車です。

プラグインハイブリッドというのは、コンセントからケーブルを使って直接充電できるハイブリッドシステムのこと。通常のハイブリッド車よりも、電気自動車に近い仕様となっています。

GLC350には、2.0L直噴ターボエンジンと高出力のモーターの二つが採用されており、これの併用によってとても高い動力性能を発揮できるのです。

ハイブリッドはパワフルなイメージが無いかもしれませんが、GLC350は途切れないスムーズな加速と力強い走りが楽しめます。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

各グレードの特徴について、主に性能の面で説明しました。

装備についても少し触れていたので、どんな装備が搭載されているのか気になっている方が多いのではないでしょうか。そこで、今度は装備を基準にして各グレードの特徴を見ていきます。

なお、全装備を閲覧したい方は下記PDFをご参照ください。
http://www.mercedes-benz.jp/catalog/glc/ebook/spec/index.html

全グレード共通標準装備

  • レーダーセーフティパッケージ
  • 360度カメラシステム
  • アダプティブブレーキ(ホールド機能、ヒルスタートアシスト)
  • アダプティブハイビームアシストプラス
  • アクティブパーキングアシスト(縦列・並列駐車)
  • パーキングアシストリアビューカメラ
  • SRSエアバッグ[運転席・助手席]
  • アルミニウムボンネット
  • プライバシーガラス[後席左右・リアウインドウ]
  • 分割可倒式シート(分割比率40:20:40)「後席]
  • スポーツステアリング
  • 本革巻き(ナッパレザー)マルチファンクションステアリング(パドルシフト付)
  • 可変スピードリミッター
  • EASY-PACKクイックフォールド・自動開閉テールゲート
  • クライメートコントロール(前席左右独立調整)

レーダーセーフティパッケージや360度カメラシステムなどといった、先進安全装備が全車標準装備となっている点が特徴的です。レーダーセーフティパッケージには、PRE-SAFEブレーキやアクティブレーンキーピングアシストなどが含まれています。

どれも、衝突被害を事前に防ぐものばかりです。

充実した安全装備の中でも、特に目を引くのが360度カメラシステム。これは文字通り、自車を真上から見下ろすような感じで、周囲の状況を把握できるというものです。

「ワイドビュー」モードでフロント、またはリアの左右の状況を確認できるだけでなく、「トップビュー」「リアビュー」を同時に映し出す2画面モードで見えにくい障害物などを確認することができます。

駐車時や、再出発時に役立つ機能です。

GLC 200 Coupe・GLC200 Coupe Sportsの装備、特徴、異なる点

GLC200 Coupe GLC200 Coupe Sports
  • 4ウェイパワーシート
  • 5スポーク18インチアルミホイール
  • Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク[フロント]
  • AMGスタイリングパッケージ
  • メモリー付パワーシート
  • レザーARTICOダッシュボード
  • リバースポジション機能付ドアミラー[助手席側]
  • EASY-PACK FIXキット
  • AMGデザイン フロントバンパー
  • AMGデザイン リアスカート
  • AMG5ツインスポーク19インチアルミホイール
  • レザーARTICO/DINAMICAシート
※上の表は、二つのグレードで共通しない装備を挙げています。

GLCクラス クーペはSports仕様になることでAMGデザインが各所に採用されてよりスポーティなデザインになるのが特徴です。

ベースグレードだけは、AMGデザインが採用されずにやや日常感のあるスタイルになっています。

ただ、サスペンションやステアリングなどの基本的な部分はSportsでなくともスポーツ仕様になっているのです。全車標準装備のスポーツステアリング然り、GLC200に採用されたスポーツサスペンション然り、デザイン以外の部分ならベースグレードでも十分スポーティと言えるでしょう

AMGデザインの他で、表にある装備の違いで気になるところと言えば、パワーシートの機能の違いでしょうか。

GLC200 Sportsにはシートポジションのメモリー機能があって、いつもどんな位置・角度にシートを設定しているかを記憶して再現してくれるようになっています。GLC200には、それがありません。

運転手を交代することがあるときなどは、メモリー機能があったほうが便利ですが、ずっと一人で運転するのであれば無くても問題はないでしょう。

GLC 220 d 4MATIC Coupe Sportsと、本革仕様の違い

GLC220 d 4MATIC Coupe Sprts GLC220 d 4MATIC Coupe Sports本革仕様
  • エアバランスパッケージ
  • ガラス・スライディングルーフ
  • Burmesterサラウンドサウンドシステム
  • スピーカー数:5
  • 本革シート
GLC220 d 4MATIC Coupe Sportsには、独自の装備がありません。装備内容はGLC200 Coupe Sportsと同じです。

本革仕様ということで、内装の材質が大きく変わっているのかと思いきや、材質が変わっているのはシートだけです。レザーARTICO/DINAMICAシートが本革シートになり、より上質になっています。

材質よりも注目すべきは、インテリアの各機能です。

エアバランスパッケージには、空気清浄機脳とパフュームアトマイザーが含まれています。室内の空気を清浄化することによって、アレルギーがある人でも安心して過ごせる室内空間になる。

そして、パフュームアトマイザーで香りを出すことで、車の中でなく家にいるような落ち着きを演出することができます。

さらに、サラウンドサウンドシステムで立体的かつダイナミックな音楽を聴き、気持ちを高ぶらせたりリラックスしたりできるのです。

本革仕様というのは、インテリアの居心地・快適性を高めた仕様だと言えるでしょう。

GLC 250 4MATIC Coupe Sports・GLC350 e 4MATIC Coupe Sports

GLC250 4MATIC Coupe Sports GLC350 e 4MATIC Coupe SPorts
  • Mercedes-Benzロゴ付ブルーブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク[フロント]
  • ステンレス製ランニングボード(ラバースタッド付)
  • AMGマルチスポーク20インチアルミホイール
  • 「PLUG-IN HYBRID」デザインサイドエンブレム
  • ブラウンウォールナットウッドインテリアトリム
※GLC250には、独自の装備がありません。

まずは表に記載していない、二つで共通する装備について説明します。GLC250とGLC350の共通する装備で特徴的なのは、ヘッドアップディスプレイです。

フロントガラスに運転に必要な情報が浮かび上がる、近未来的なモニター。視線を路面からそらすことなく情報確認ができることで、より安全な運転が可能になるだけでなく、視覚的な楽しさを味わうこともできます。

GLC350独自の装備は、上級グレードだなと感じさせるものが多いですね。特に20インチアルミホイールが目を引きます。4輪駆動と大きなホイールの組み合わせで、走行安定性が抜群に高いです。

また、プラグインハイブリッドならではのサイドエンブレムがあるのも何気に嬉しいところではないでしょうか。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

各グレードの特徴や違いは、ここまででご理解いただけたかと思います。

この時点で「このグレードがいい」と決めている方もいるでしょうが、「まだ後一押し足りない気がする」という方もいるのではないでしょうか。

そこで、後一押しになるよう、各グレードの評価をしてみました。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
GLC200 Coupe ☆☆☆ 装備・デザインは基本的なもので十分だという方へ。
GLC200 Coupe Sports ☆☆ 装備と性能はベースで満足だけど、デザインをスポーティにしたい方へ。
GLC220 d 4MATIC Coupe Sports ☆☆☆☆ 普段使いと、一般道走行が多い方へ。
GLC250 4MATIC Coupe Sports ☆☆☆☆☆ 通常エンジンで、豪華な装備内容が欲しい方へ。
GLC350 e 4MATIC Coupe Sports ☆☆☆☆ 低燃費で快適なことを何よりも重視する方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

GLC 200 Coupeの評価

多数の先進安全装備を備え、快適装備もしっかりと標準で備えているGLCクラス クーペだからこそ、ベースグレードの価値はとても大きいです。

「Sports」と名前につかないのにスポーツサスペンションとスポーツステアリングを搭載しているところも、魅力的。

サスペンションがスポーツ仕様になっているだけで、それ以外の車とは結構違った乗り味になるので、特にスポーツサスペンションには心が惹かれますよね。

デザインがスポーティでなくてもいいということなら、これで十分と思わせるだけの仕様がぎっしりと詰まっています。

GLC 200 Coupe Sportsの評価

AMGデザインが採用されて、GLC200よりもギラギラとカッコよくなっているのが魅力的です。

GLC200よりも若々しく見えますよね。ネオン街なんかが似合いそう。昼より夜という感じがします。男心をくすぐるデザインです。

ただ、性能はGLC200と変わらないので本当にデザインのみで選ぶことになります。その点で人を選ぶため、☆の数をひとつ減らしました。

GLC 220 d 4MATIC Coupe Sportsの評価

元々高速道路でバリバリ加速して飛ばしまくるような車ではないので、一般道に特化したようなディーゼルエンジンの性能はGLCクラス クーペととてもよくマッチしていると言えます。

買い物や通勤・送り迎えなどの普段使いで低燃費かつスムーズに走行ができるというのは、とても魅力的。一般道でなら、十分すぎるほどの加速性能を体感することができるところも良いです。

価格と性能・装備のバランスもよく、本革仕様で快適装備をプラスすることができるところからも、いろんなタイプの人に勧めることができます。

GLC 250 4MATIC Coupe Sportsの評価

GLC200と微妙に違う形式のエンジンなのですが、無鉛プレミアムガソリンという点で共通しています。

ディーゼルではなくガソリンエンジン車で豪華な仕様の車が欲しいということであれば、このグレードしかありません。

さらに、装備が豪華なだけでなく、最高出力や最大トルクも向上しています。同じエンジン回転数で、最高出力は20キロワット上がり、最大トルクは50上がっているのです。装備の豪華さ・性能の良さの二つの魅力を兼ね備えた、とても選びやすいグレードと言えるのではないでしょうか。

GLC 350 e 4MATIC Coupe Sportsの評価

プラグインハイブリッド車ならではの快適装備がある点、高出力なモーターのブースト機能によって高い走行性能が発揮される点の二点が魅力のグレードです。

プラグインハイブリッドならではの快適装備というのは、プレエントリーエアコンディショニング。

これは、充電完了時刻に合わせて、車内温度を調整することができる機能です。充電完了時刻を出かける時間に合わせておけば、乗り込んですぐ暖かい・涼しい室内で快適に運転を開始することができます。

また、モーターはアクセルを踏んだ瞬間にトルクが発生するという特性があり、発進時から力強い加速を楽しむことが可能です。モーターのブースト機能とエンジンの加速を合わせてとても鋭い加速ができます。

さらに、アクセルレスポンスがとても早いので加速が途切れたりワンテンポ遅れたりするようなことはありません。

GLCクラス クーペの総合評価

GLCクラス クーペは装備内容と性能・価格の三つのバランスを探ることによって、自分にとって良いグレードを見つけることができます。逆に言えば、そうしなければグレードごとの違いや特徴を把握しにくいのです。

クーペという実用性とスポーティさの両方が求められるボディタイプの車ですが、実用性を強く求めるならGLC200で十分でしょうし、実用性とスポーティさの両方を求めるが装備はそんなに要らないというならGLC220 dがぴったりでしょう。

このように、自分なりにバランスを探ってぴったりなグレードを探すことをおすすめします。

 

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