ベンツGLCクラス SUV グレードごとに比較、特徴をご紹介!

ベンツGLCクラスは、ベンツの中でも少しわかりづらい立ち居地にある車です。

CやEは中核と言えますし、Sクラスは文句なしの高級クラスと言えます。じゃあGLCはと問われると、答えづらいです。安いクラスではありますが、安さで言えばGLAクラスのほうが圧倒的に安い……微妙な立ち居地ですよね。

そんなGLSクラスのSUVは、立ち居地だけでなくグレードごとの違いもわかりづらいのです。そこで、各グレードの特徴や違いをわかりやすくまとめ、比較してみました。

メルセデス・ベンツ GLCクラス SUV グレード表

グレード名 価格
GLC200 5,970,000円
GLC220 d 4MATIC 6,280,000円
GLC200 Sports 6,370,000円
GLC220 d 4MATIC Sports 6,830,000円
GLC250 4MATIC Sports 7,020,000円
GLC220 d 4MATIC Sports(本革仕様) 7,450,000円
GLC250 4MATIC Sports(本革仕様) 7,690,000円
GLC 350 e 4MATIC Sports 8,730,000円

AMGデザインを省いていますが、それでも九種類ものグレードがGLCに設定されています。

それらの最低価格と最高価格の差は、276万円です。一般的には大きな差ですが、ベンツ的にはこれが一般的な差と言えるでしょう。特別小さくも大きくもありません。

また、これだけの種類のグレードが用意されているということで、グレードごとにいったいどのような特徴があるのかという期待が高まりますよね。その期待は価格差に見合うものなのかを自分なりに考えながら、これから説明する各グレードの特徴や違いを見てみてください。

各グレードの特徴や違いを解説

GLCクラスSUVは、グレードごとの違いが少しわかりづらいです。

装備を見るだけでは、全てを把握することはできません。詳しく装備を見ていく前に、どういった特徴があるのかということだけ簡単に説明します。

GLC 200

基本的な装備だけを搭載した、ベースグレードのガソリン車です。

ファブリックシートが装備されているのが特徴的。GLC220 d 4MATICとの違いは駆動方式とエンジン仕様です。GLC200の駆動方式は、ベンツ2WD車お決まりの後輪駆動となっています

エンジンは、発進時から太いトルクを感じ、市街地での低速走行で最大トルクを感じることのできる仕様です。。市街地走行でも走る楽しみを味わえるのですが、加速性能に関しては高回転型です。

エンジンを回すことで最高出力に近い数値となるため、市街地よりも郊外や高速道路で思い切りアクセルを踏んで走るのに向いています。

GLC 200 Sports

GLC200のSports仕様です。レザーARTICO/DINAMICAシートや、各所に採用されたAMGデザインが特徴的。

エクステリアとインテリアが、GLC200よりもスポーティになっています。SUVらしいと言えるでしょう。

GLC 220 d 4MATIC

基本的な装備のみが搭載された、ベースグレードのディーゼルエンジン搭載車です。

駆動方式が4輪駆動になり、無鉛プレミアムガソリンエンジンから、ディーゼルエンジンになっています。ただし、装備はGLC200と変わりません。

エンジン仕様は、以下のとおりです。

  • 最高出力:125kW[170PS]/3,000~4,200rpm(EEC)
  • 最大トルク:400N・m[40.8kg・m]/1,400~2,800rpm(EEC)
  • 総排気量:2,142cc
  • 燃費:2km/L

エンジンの回転数が中ほどでも最高出力が出るという、一般道の走行に適した仕様となっています。

郊外だけでなく、市街地でも鋭い加速感を楽しむことができるでしょう。それでいて燃費が16.2km/Lと低燃費なのが特徴的であり、魅力的です。

GLC 220 d 4MATIC Sports

GLC220 d 4MATICのSports仕様です。

GLC200 Sportsと同じインテリア・エクステリアの仕様となっただけでなく、ヘッドアップディスプレイが追加されています。近未来的な装備を比較的安く手に入れられることができるというのは、とても魅力的です。

GLC 250 4MATIC Sports

AIR BODY CONTROLサスペンションという、新しいサスペンションが搭載されているグレードです。

これによって、走行性能がGLC200よりも少し向上しています。サスペンションについての詳しい説明は、装備を見ていく中でしていきましょう。

サスペンションだけでなく、内外装がより豪華になっている点も特徴です。

GLC 350 e 4MATIC Spoorts

GLC350 eの「e」というのは、いったい何でしょうか。

dはディーゼルですから、これもエンジン二関係することかなと大方予想がつきますよね。正解は「EV走行」のeです。GLC350 e 4MATICは、ハイブリッド仕様車となっています。

ベンツのハイブリッドシステムは、プラグインハイブリッドシステムというものです。コンセントから直接バッテリーに充電することが可能。非プラグインハイブリッドよりも、電気自動車に近いタイプと言えます。

ハイブリッドシステム搭載によって、四つのモードを選ぶことができるようになりました。

電気モーターとエンジンを併用する「HYBRIDモード」、なるべく電気モーターのみで走る「E-MODE」、充電レベルを維持しつつ電気走行する「E-SAVEモード、」充電しながら走る「CHARGEモード」の四つです。状況に応じて使い分ける楽しさを味わいながら、効率よく運転しましょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

ここまで、各グレードの価格や特徴を簡単に見てきましたが、それだけではどのグレードを選ぶか決められないでしょう。そこで、今度は装備を基準にして各グレードの特徴を細かく見ていきます。

なお、全装備を閲覧したい方は、下記PDFをご参照ください。
http://www.mercedes-benz.jp/catalog/glc/ebook/spec/index.html

全グレード共通標準装備

  • アダプティブブレーキ(ホールド機能、ヒルスタートアシスト)
  • アダプティブブレーキライト
  • レーダーセーフティパッケージ
  • 360度カメラシステム
  • パーキングアシストリアビューカメラ
  • SRSエアバッグ(運転席・助手席)
  • SRSサイドバッグ(ソラックス、ペルビス)(前席)
  • アルミニウムボンネット
  • プライバシーガラス[後席左右・リアウインドウ]
  • 前席シートヒーター
  • アームレスト(前席・後席)
  • 可変スピードリミッター
  • ダイレクトステアリング
  • EASY-PACK自動開閉テールゲート、クイックフォールド
  • 本革巻(ナッパレザー)マルチファンクションステアリング(パドルシフト付き)

アダプティブブレーキなど、ブレーキ関係のシステムで衝突予防をし、パーキングアシストリアビューカメラや360度カメラシステムで駐車時の安全を確保。そして、もし衝突したとしてもあらゆる方面からSRSエアバッグが身を守ってくれます。

SUVはガンガン加速して走りたいという方が多いでしょう。

加速して走りを思う存分楽しむには、安心して運転できなければなりません。安全装備は、身の安全だけでなく走りの楽しみも守ってくれるのです。

また、レーダーセーフティパッケージが全車標準装備というのも嬉しいところですよね。

ただ、機能装備はあまり充実していません。この部分に関してはグレード別設定となっているものが多いのか、それともそもそもGLCクラス全体が充実していると言えないクラスなのかが気になるところです。それを含め、各グレードの装備について見てみましょう。

GLC 200・GLC220 d 4MATIC装備、特徴、異なる点

  • AGILITY CONTROL サスペンション
  • 4ウェイパワーシート
  • タイヤフット
  • 5スポーク18インチアルミホイール
  • ファブリックシート
  • 本革巻ステアリング
  • グレー ルーフライナー
  • ブラック アクセル&ブレーキペダル
  • 235/60 R18

二つのグレードで異なる仕様となっている装備は、ありません。全く同じ装備内容です。

異なるエンジンを持つグレードなので、装備設定を変えずに選びやすくしているのではないでしょうか。装備内容が同じでエンジンが違うほうが、純粋にエンジン性能のみで選べますし、価格も抑えられます。

異なる装備が無いため、上には二つのグレードで共通する装備を挙げています。

ベンツの各クラスベースグレードによくある装備設定ですが、ファブリックシートという点だけ気になります。この価格帯なら通常仕様の本革シートが装備されていて欲しいと思ってしまいますよね。

SUVという高級感があまり求められないようなタイプではあるものの、普通のファブリックシートでは味気ないです。

GLC 200 Sport・GLC220 d 4MATIC Sports装備、特徴、異なる点

GLC200 Sports GLC220 d 4MATIC Sports
  • シートヒーター[後席]
  • ヘッドアップディスプレイ
※上の表には、二つのグレードで共通しない装備のみを挙げています。

GLC220 d 4MATIC Sportsには、全車標準装備の前席シートヒーターに加え、後席シートヒーターが装備されています。これで、どの席に座ったとしても温かいシートに座ることができるでしょう。

シートヒーターも魅力的ですが、もっとも特徴的なのがヘッドアップディスプレイです。これはフロントガラスの奥のほうに運転に必要な情報が浮かんでいるように見えるという、近未来的なディスプレイとなっています。

路面から視線を離さず、運転に必要となる速度情報や路面の情報を得ることができるという実用性がありながら、視覚的にカッコいい・近未来的で面白いという趣味性まで兼ね備えているのです。

これを目当てにGLC220 d 4MATIC Sportsを選んでもいいでしょう。

二つのグレード共通の装備

  • スポーツサスペンション
  • Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク[フロント]
  • AMGスタイリングパッケージ[フロントスポイラー、サイド&リアスカート]
  • メモリー付フルパワーシート
  • レザーARTICOダッシュボード
  • スポーツステアリング
  • AMGデザイン フロントバンパー
  • AMGデザイン リアスカート
  • AMG5ツインスポーク19インチアルミホイール
  • レザーARTICO/DINAMICAシート

GLC200やGLC220 d 4MATICと比較して、Sports仕様車は装備が一気に豪華になりました。

特に内外装の材質やデザインが大きく変わっています。不満点だったファブリックシートがレザーARTICO/DINAMICAシートになっており、各所にAMGデザインを採用。高級感よりも、スポーティなカッコ良さを強く演出しています。

GLC 250 4MATIC Sports・GLC350 e 4MATIC Sports装備、特徴、異なる点

GLC250 4MATIC Sports GKC350 e 4MATIC Sports
  • ブラックアッシュウッドインテリアトリム
  • ステンレス製ランニングボード(ラバースタッド付)
  • エアバランスパッケージ(空気清浄機脳、パフュームアトマイザー付)
  • プレエントリーエアコンディショニング
  • パノラミックスライディングルーフ
  • Burmesterサラウンドサウンドシステム
  • スピーカー数:13
  • AMGマルチスポーク20インチアルミホイール
  • クローム ルーフレール
  • 「PLUG-IN HYBRID」デザイン
  • 本革シート
  • ブラウンウォールナットウッドインテリアトリム
  • 255/45 R20タイヤ

内外装で異なる点が多いです。

シートがレザーARTICO/DINAMICAでなく、普通の本革仕様な点などスポーティでありながらも高級感を押し出しているのが見て取れます。エクステリアやインテリアについては、ここで語るより写真を見ていただいたほうがわかりやすいでしょう。

それ以外で注目すべきは、エアバランスパッケージやプレエントリーエアコンディショニングです。

空気清浄機脳だけでなく、パフュームアトマイザーという香りを放出する機能が付いています。香りは1種類ではなく、数種類から選択可能。香りの強さも設定できるので、内装や服に香りが付くことなく室内を演出することができます。

プレエントリーエアコンディショニングというのは、充電完了時刻に合わせて車内温度の調整ができる機能です。COMANDシステム内エアコンディショナーメニューから操作します。プラグインハイブリッドシステム搭載車独自の機能です。

二つのグレード共通の装備

  • AIR BODY CONTROLサスペンション
  • 本革巻きスポーツステアリング

AIR BODY CONTROLサスペンションは、路面状況や運転状況・乗車人数や荷物の積載状況などに応じて、減衰力を自動で最適化する電子制御エアサスペンションです。高速走行時には車高を下げて空気抵抗を減らしてくれます。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

これまで、GLCクラスSUVの価格や装備などの特徴を見てきました。

この時点で「これがいい」と決まっている方がいれば、まだわからないという方もいることでしょう。そこで、最後に各グレードの評価と「どんな人にオススメなのか」を紹介します。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
GLC200 ☆☆ 価格を抑えたい方へ。
GLC200 Sports ☆☆☆ 価格を抑えつつ、内外装をスポーティにしたい方へ。
GLC220 d 4MATIC ☆☆☆ ディーゼルエンジンが欲しい方へ。
GLC220 d 4MATIC Sports ☆☆☆☆☆ どんな方にでもオススメできます。
GLC250 4MATIC Sports ☆☆☆☆ AIR BODY CONTROLサスペンションに興味がある方へ。
GLC350 e 4MATIC Sports ☆☆☆☆ プラグインハイブリッドに興味がある方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

GLC 200の評価

ベースグレードということで価格は抑えられていますが、その分装備が貧弱です。

ほとんど全車標準装備のみと言えるような内容なので、万人には勧められませんが、とにかく安くGLCクラスSUVを購入したいという方にはおすすめできます。逆に言えば、それ以外の方には別のグレードがおすすめです。

GLC 200 Sports

GLC200から小さい価格差で、スポーティな仕様に変更することができます。

機能的な追加要素はあまりありませんが、内外装の仕様が変わるのでSUVらしいスポーティかつイカついデザインにしたいという方にオススメです。

GLC 220 d 4MATIC

ディーゼルエンジンを搭載している点が、とても魅力的です。

GLC200と変わらない装備となっている点はマイナスポイントとも言えますが、「装備は最低限でいいからディーゼルがいい」という需要に応えられるという意味でプラスポイントと言えます。

この点をどう捉えるかは人によるでしょうが、ここでは好意的に捉えてGLC200よりも評価を上げました。

ディーゼルの一般道での鋭い加速が得られ、なおかつ低燃費なエンジンは多くの人におすすめできます。SUVらしさを追求するなら、ディーゼルが欲しいところです。

GLC 220 d 4MATIC Sports

SUVらしさを追求するという意味では、このグレードが最もレベルが高いのではないでしょうか。

ディーゼルエンジンの仕様のSUVらしさだけでなく、デザイン面でもSUVらしさが感じられます。見た目だけでなく性能もスポーティなものとなっており、満足度が高いです。

また、ヘッドアップディスプレイを搭載している点が魅力的。男心をくすぐる近未来的なディスプレイ表示は、運転手を飽きさせません。楽しく安全に運転しながら、ガンガン加速する走りを楽しむことができます。

GLC 250 4MATIC Sports

サスペンションの性能がとてもいいので、このサスペンションを目当てに購入するならとてもオススメです。4輪駆動とAIR BODY CONTROLサスペンションが合わさって、走破性が高くなっています。

また、高速走行時の空気抵抗が減るので燃費もよくなります。サスペンションだけでも購入する価値がありますが、このサスペンションに全く興味がないなら購入をオススメできません。

GLC 350 e 4MATIC Spoorts

プラグインハイブリッドシステムになり、装備が豪華になった上級グレードです。

先述した四種類のモード選択や、プレエントリーエアコンディションなどさまざまな恩恵が得られます。使い方によって燃費が大きく左右するので、運転に気をつけなければなりませんが、うまく運転できる方なら「どれだけ低燃費にできるか」を楽しむことができるでしょう。

GLCクラス SUVの総合評価

価格や装備・性能・SUVというタイプであることなどを総合的に評価して、GLC220 d 4MATIC Sportsが最もお勧めということになりました。

他のグレードは「価格を抑えたいならオススメ」「サスペンションに興味があるなら」「ハイブリッドに……」と、人を選びますが、GLC220 d 4MATIC Sportsだけは人を選ばないグレードだと言えるでしょう。

これを購入しておけば間違いはありませんが、一番いいのはやはり自分の需要と照らし合わせてグレードを決めることです。人を選ぶグレードの「○○な人」に当てはまるのなら、そちらを選ぶべきでしょう。

 

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