ベンツEクラス ステーションワゴン 各グレードを紹介、あなたに適したグレードはどれだ!

ベンツEクラスワゴンは1977年から親しまれて、2016年には6代目が発売されたロングセラー車種です。

現行6代目は未来型Eクラスというテーマで開発され、インテリジェントドライブなどのさまざまな最新技術が織り込まれています。

グレードによってはヘッドアップディスプレイという「近未来感」のある装備も手に入れることができるなど、グレードごとに楽しみが異なるというのもまた、特徴的です。

そんなベンツEクラスワゴンだからこそ、各グレードの特徴を知っていないと、自分に適したグレードを選ぶことはできません。そこで、各グレードの特徴を価格・装備・性能などさまざまな面から紹介していきましょう。

メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン グレード表

グレード名 価格
E200 STATIONWAGON AVANTGARDE 7,120,000円
E200 4MATIC AVANTGARDE 7,350,000円
E220 d STATIONWAGON AVANTGARDE 7,350,000円
E200 STATIONWAGON AVAMTGARDE Sports 7,640,000円
E220 d STATIIONWAGON AVANTGARDE Sports 7,870,000円
E250 STATIONWAGON AVANTGARDE Sports 8,030,000円
E400 4MATIC STATIONWAGON EXCULUSIVE 10,500,000円

AMGデザインと本革仕様は省いています。それでもグレードが七つもあるというのですから、驚きますよね。七つのグレードの最低価格と最高価格の差は、約340万円と大きいです。

この価格差に、いったいどれほどのグレードによる違いが詰め込まれているのでしょうか。考えているとワクワクしてきませんか?

これから、各グレードの特徴や違いを性能・装備などから紹介していきます。

各グレードの特徴や違いを解説

グレードによって他のグレードとエクステリアが異なるものがあれば、見かけ上ではあまり変わらないものもあります。

それぞれの特徴をしっかり理解していなければ、どれを選んでいいのか見当すらつきません。そこで、各グレードの特徴を簡単に紹介します。

E 200 STATIONWAGON AVANTGARDE

基本的なベースグレードです。日常的に使う実用性の高い装備はほとんど揃えていますが、プラスアルファが欲しいという方には物足りないでしょう。

その反面、できるだけ低価格で実用性の高いEクラス ステーションワゴンを購入したいという方にはぴったりです。

E 200 4MATIC AVANTGARDE

E200 STATIONWAGON AVANTGARDEの4輪駆動仕様車です。

E200には1,991ccのターボエンジンが搭載されていますが、それだけでは心もとない場面があります。例えば荒れた路面や、雪道などの悪い道路状況において、四輪駆動であれば安定して走ることができますよね。

E 220 d STATIONWAGON AVANTGARDE

E200やE250など他のシリーズには見られない「d]という文字、それがこのグレードの特徴です。

「d」は、ディーゼルエンジンの「d」。ディーゼルエンジンを搭載することで、総排気量が1,991ccではなく1,949ccと微妙に少なくなっています。

しかしながら、最高出力や最大トルクも向上していて低速域からでもパワフルな走りを楽しむことが可能です。パワーがE200から上がっているなら、燃費も高くなっているのではないかという不安があるでしょうが、燃費はE200よりも低燃費となっています。

E 200 STATIONWAGON AVANTGARDE Sports

E200の装備内容や基本設計を基にして、スポーティな仕様にしたグレードです。

どこがスポーティになっているか……例えばホイール。E200では17インチ5スポークアルミホイールだったのですが、Sportsでは19インチAMG5ツインスポークアルミホイールとなっています。

また、レザーシートもやや硬めのレザーARTICO/DINAMICAシートとなり、ステアリングやエクステリアなど各所にAMGデザインを施して内外装ともにスポーティになっているのです。

E 220 d  STATIONWAGON AVANTGARDE Sports

E220 dのスポーティ仕様のグレードです。

E200と同じく、各所にAMGデザインを採用しているという特徴があります。ディーゼルエンジンのパワフルさと内外装のスポーティさが相まって、走りの楽しみが向上していると言えるでしょう。

E 250 STATIONWAGON AVANTGARDE Sports

E200と排気量の同じエンジンを搭載しているにも関わらず、性能が上がっているのが特徴です。

同じエンジン回転数で最高出力・最大トルクが出せるのですが、それぞれ20kW・50PS向上しています。

しかしながら、燃費はほとんど変わりません。E200 Sportsの燃費は13.8km/Lですが、E250 Sportsの燃費は13.6km/Lとなっています。また、装備もE200 SportsやE220 d Sportsよりやや豪華になっており、より実用的かつ快適に運用することができるでしょう。

E400 4MATIC STATIONWAGON EXCLUSIVE

これまでの集大成のようでありながら、他グレードと全く異なる特徴を持つグレードです。

これまでのグレードで標準装備されたものをしっかり備えながら、後席シートヒーターやサラウンドサウンドシステムなど他グレードでは標準搭載されていなかったものまでしっかりと搭載しています。その点で、集大成と言えるでしょう。

他グレードと異なる特徴というのは、エクステリアです。

他グレードはステーションワゴンならではの親しみやすさを感じさせながらも、どことなくスポーティで快活な見た目をしていました。特にSportsはそういった特徴が前面に押し出されているのです。

ただ、EXCLUSIVEは違います。親しみやすいながらも、高級感とベンツらしさが前面に押し出されているのです。また、ベンツといえば鼻先についているマスコットが特徴的ですよね。

人によれば「ベンツといえばこれ」というイメージにもなっているのに、他のグレードを見ると、それがありません。EXCLUSIVEにはそれが付いていて、このグレードはベンツらしさを追求しているのだと実感させられます。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

これまで、エクステリアと性能を中心にして各グレードの特徴を紹介しました。

ただ、グレードごとにどのような装備の違いがあるのかまでは取り上げていません。そこがわからないと、適したグレードがどれかなんて良くわかりませんよね。

そこで、今度は装備を基準にして各グレードの特徴を見ていきます。

全装備を閲覧したい方は、下記PDFをご参照ください。
http://www.mercedes-benz.jp/catalog/e-class/sedan_wagon/ebook/spec/index.html

全グレード共通標準装備

  • レーダーセーフティパッケージ
  • アダプティブブレーキ(ホールド機能・ヒルスタートアシスト)
  • 360度カメラシステム
  • パーキングパイロット(縦列・並列駐車)
  • パークトロニック
  • SRSエアバッグ(運転席・助手席)
  • SRSサイドバッグ(運転席・助手席)
  • アルミニウムボンネット
  • プライバシーガラス[後席左右・リアウインドウ]
  • メモリー付パワーシート(運転席/助手席)
  • シートヒーター(前席)
  • 3インチコックピットディスプレイ(メーターパネル)
  • 電動チルト&テレスコピックステアリング
  • リーディングライト(後席)
  • EASY-PACKクイックフォールド

ステーションワゴンは実用性が重視されますが、Eクラスには実用性の高い機能・装備が多く全車標準搭載されています。

電動チルト&テレスコピックステアリングや電動パワーステアリングなど、運転手にとって便利な装備から、リーディングライトなど後席に座っている人にとって便利な装備まで幅広く揃っているのです。

また、ステーションワゴンということで荷物を多く積むことや、長さのある荷物を積むことを想定している方が多いかと思います。そういった場合に便利なのが、EASY-PACKクイックフォールドです。

これは、ラゲッジルーム側・後席側の両方で、後席シートバックを倒すことができるという機能。レバーを軽く引くだけでいいので、とても便利です。

そして、「後席側で倒してからラゲッジルーム側から積み込む」というような二度手間を防ぐことができます。

そういった実用性の高い装備・機能以外では、安全装備がとても充実しています。予防安全装備から「もしも」のときのSRSエアバッグまで、高い安全性が保証されているので安心です。

E200シリーズとE 220 d STATIONWAGON AVANTGARDEの装備比較

E200 STATIONWAGON AVANTGARDE E200 4MATIC AVANTGARDE E220 d STATIONWAGON AVANTGARDE
クロームエグゾーストエンド

上の表は、三つのグレードで共通していない装備のみを挙げています。

三つのグレードの装備の違いは、クロームエグゾーストエンドの仕様のみです。

E200の二つはバンパー一体型となっていますが、E220 dは異なる仕様となっています。具体的にどう異なるかの詳細はカタログや画像を見ても、よくわかりません。

エグゾーストエンドというのは、排気系パーツの中で唯一外から見える部分です。

一応外から見えるのでデザイン性が考慮されてはいますが、ベンツEクラス ステーションワゴンは意識して見ない限りエグゾーストエンドが目に付くということはないでしょう。

そのため、これら三つのグレードの装備に関してはあまり気にしなくても良いと思います。

また、オプション設定に関しても三つのグレードで異なる部分はありません。セダンのようにパッケージオプションが用意されているわけでもないのが、少し味気ないです。

E200・E220・E250の装備比較

E200 STATIONWAGON AVANTGARDE Sports E220 d STATIONWAGON AVANTGARDE Sports E250 STATIONWAGON AVANTGARDE Sports
  • イルミネーテッドステップカバー
  • ヘッドアップディスプレイ

上の表は、三つのグレードで共通しない装備のみを挙げています。

ヘッドアップディスプレイは、フロントガラスにあらゆる情報が投影されるシステムのことです。

路上から目を離すことなく、方角や速度の表示を見ることができます。実際には「ガラスに映し出されてる!」というより、それより少し先に浮かんでいるような感覚です。

晴れていて日光がまぶしい日でも、夜間で暗いときでも読みやすいよう、表示される画像の明るさが自動調整されます。高さの調整もできるので、自分が見やすく運転の邪魔にならない位置に情報を投影することが可能です。

利便性も高いですが、どことなく近未来的で心が躍りますよね。

E400 4MATIC STATIONWAGON EXCLUSIVE

  • AIR BODY CONTROLサスペンション
  • 18インチ5ツインスポークアルミホイール
  • 本革シート(ナッパレザー/ステッチ入)
  • ウォールナットブラウンウッドインテリアトリム
  • シートヒーター(後席)
  • エアバランスパッケージ
  • Burmesterサラウンドサウンドシステム
  • スピーカー数:13
  • エクスクルーシブ専用フロントグリル(クローム付)
  • エクスクルーシブデザイン フロントバンパー
  • エクスクルーシブデザイン ボンネット
  • エクスクルーシブデザイン サイドスカート
  • エクスクルーシブデザイン リアスカート
  • 245/45R18タイヤ(フロント・リア)

ナッパレザーシートや後席シートヒーター、サラウンドサウンドシステムなどはE200・E220・E250各Sports(本革仕様車)に装備されていますが、通常仕様で標準搭載しているのはE400のみです。

ナッパレザーは、柔らかく滑らかな手触りが特徴の革素材。

本来は羊革を使うものですが、最近では牛革が多く使われています。質感はとてもいいのですが、薄く傷つきやすい・耐久性が低いというデメリットがあるので気をつけましょう。

エクスクルーシブは、基本的にこういった内装の質感を高め、さらにエクスクルーシブデザインで外装の質感を高めたグレードです。外装は他のグレードよりも上品で高級感に溢れています。

また、エアバランスパッケージやサラウンドサウンドシステムでインテリアの快適性も向上しているのです。

エアバランスパッケージ

フレグランス機能・イオン化機能・エアフィルター機能の三つを備えている、空調関係の装備です。

フレグランス機能は、その名前の通り香りを車内に拡散させる機能となっています。香りの強さを調整できるので、内装や服に香りが残ることがありません。他二つの機能は、空気を清浄化するのに役立ちます。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

Eクラス ステーションワゴンの各グレードの特徴をたくさん見てきましたが、結局自分にはどれが適しているのか、どんな人がどのグレードを選べばいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。

そこで、各グレードのオススメ度を評価しつつ、どんな人にオススメなのかについて語っていきます。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
E200 STATIONWAGON AVANTGARDE ☆☆☆ 実用性を追求し、市街地をメインで運用したい方へ。
E200 4MATIC AVANTGARDE ☆☆ 雪がよく降る地域に住んでいて、実用性と価格のバランスを探りたい方へ。
E220 d STATIONWAGON AVANTGARDE ☆☆☆ パワフルかつ低燃費のディーゼルエンジンが欲しいという方へ。
E200 STATIONWAGON AVANTGARDE Sports ☆☆ 実用的なだけでなく、内外装をスポーティな仕様にして、楽しみたいという方へ。
E220 d STATIONWAGON AVANTGARDE Sports ☆☆☆☆ 性能・見た目の両方からスポーティさを楽しみたい方へ。
E250 STATIONWAGON AVANTGARDE Sports ☆☆☆☆ ヘッドアップディスプレイを体感したい方へ。
E400 4MATIC STATIONWAGON EXCLUSIVE ☆☆☆☆☆ 日本中どこでも走れる性能と、快適性・そして上品さを重視する方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

E 200 STATIONWAGON AVANTGARDEの評価

Eクラス ステーションワゴンは、実用性の高い装備はそのほとんどが全車標準装備されています。

E200でも十分装備や機能が揃っているのです。ただエクステリアやインテリアが標準化されていて面白みに欠ける点や、エンジン性能などの点で価格が抑えられています。

実用性だけ追求したいなら、このグレードで十分です。

また、エンジン性能は市街地走行であれば十分すぎるほど高性能なので、市街地走行がメインという方は満足できるでしょう。

E 200 4MATIC AVANTGARDEの評価

4輪駆動で、雪道や山道などでの走破力が上がっているのが魅力のグレードです。

装備などはE200と変わらないので、4輪駆動が必要かどうかと、E400の性能が不要かどうかの二つで選ぶと良いでしょう。

よほど酷いオフロードを走るということでなければこのグレードの性能でも十分です。

E 220 d STATIONWAGON AVANTGARDEの評価

装備はほとんどE200と変わらないので、ディーゼルエンジンに心が惹かれるかどうかでこのグレードを選ぶべきか否かが決まります。

パワフルかつ低燃費のエンジン性能は、E200よりも市街地での日常走行向きです。少ないエンジン回転数で最高出力・最大トルクが出るので、高回転になることの少ない市街地で走りを楽しむことができます。

ただ、高速道路などではあまり回転数が上がらないということで不満が出るかもしれません。

E 200 STATIONWAGON AVANTGARDE Sportsの評価

Sportsの仕様に魅力を感じながらも、価格をできるだけ抑えたいという方におすすめです。

AMGデザインが採用されることで、エクステリアやインテリアの見た目がスポーティになっている点も魅力的。

ただし、燃費が通常のE200よりも少し悪くなっている点がこのグレードを選ぶデメリットです。最高出力や最大トルクは変わりませんが、燃費は14.7km/Lから13.8km/Lになっています。

E 220 d  STATIONWAGON AVANTGARDE Sportsの評価

パワフルかつ低燃費なディーゼルエンジンと、スポーティな内外装の二つはとても相性が良いと言えます。

市街地でスポーティな走りができるディーゼルエンジンに、デザインが追いついてきたといったところでしょう。

「スポーティな車がいいな」と思う方の中には、内外装と性能両方がそうあって欲しいと願う方が多いです。そういった方には通常仕様のE220 dよりも、Sportsをおすすめします。

E 250 STATIONWAGON AVANTGARDE Sportsの評価

E250の最大の魅力は、ヘッドアップディスプレイです。もちろんE400にも装備されていますが、ヘッドアップディスプレイを目玉にして買うには高すぎます。

予算にはそれほど余裕が無いけど、とにかくヘッドアップディスプレイを体感したいという方には、E250がぴったりなのです。

便利なだけでなく、ロマンを追求することもできます。実用性と趣味性の両方が高い装備ということで、趣味性の高い装備が多いE400よりも買いやすいのではないでしょうか。

E400 4MATIC STATIONWAGON EXCLUSIVEの評価

他のグレードよりも、圧倒的に走行性能が高いです。

他グレードには四捨五入して2Lターボエンジンが搭載されていますが、E400は3.5Lツインターボエンジンが搭載されています。これは、V型と呼ばれている、とても性能の高いものです。

トルクは低回転から最大トルクに近い数値が出て、出力は高回転で最高になります。

市街地での日常使いでも太いトルクを感じて楽しむことができ、高速道路では鋭い加速を楽しむことができる。さらに、4輪駆動による走破力が合わさって日本中どこでも走りを楽しめるような仕様となっているのです。

Eクラス ステーションワゴンの総合評価

ステーションワゴンはセダンのような低身長で流麗なデザインでありながら、セダンより高い実用性が求められる車です。Eクラス ステーションワゴンは、どのグレードを選んでもその需要に応えられるようになっています。

E400だけは実用性よりも趣味性が強く押し出されていますが、それ以外のグレードは高い実用性と快適性が追い求められていて選びやすく、単身でもファミリーでも満足できるのではないでしょうか。

実用性・趣味性という言葉を使いましたが、Eクラス ステーションワゴンのグレード選びのコツは、そのどちらをより重視するのかというところにあります。趣味性重視ならE400も考えられるでしょうし、実用性だけを求めるならE200シリーズでもいいでしょう。

バランスをとるならE250を選ぶというのもアリです。

そのように考えて「どのシリーズを買うか」が決まれば、あとはディーゼルが必要かなど性能差からグレードを選ぶ。そうすれば自ずと自分に適したグレードが見つかるでしょう。

 

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