【ステップワゴン vs オデッセイ】ホンダ車対決。さまざまな視点から比較してみた

ステップワゴンオデッセイ

今から22年前となる1994年、初代のオデッセイが登場したときは衝撃的でした。

その前に登場したエスティマが未来的なデザインで世の中を驚かせたのとは違い、乗用車的なフォルムを保ちながら多人数乗車を可能にしたことが、それまでのミニバンのイメージを打ちこわし、高く評価されたことでいきなりの大ヒット商品となりました。

その後もそのコンセプトは受け継がれ、5代目となる現行モデルが発表されると、マーケットからは改めて大きな驚きをもって迎えられました。それも肯定的なものよりも否定的な点において。

一方で2015年に発売された現行ステップワゴンは正統的なトールミニバンとして人気を集めているのとは対照的な、オデッセイへのその反応はどこからきたものなのでしょうか?

車体価格、月々のローンを比較考察

ステップワゴンオデッセイ外観
オデッセイ ステップワゴン 価格差
価格 2,760,000円 2,288,000円 472,000円
3年ローン(月々) 76,667円 63,556円 13,111円
5年ローン(月々) 46,000円 38,133円 7,867円
※価格、ローンはベースグレードの金利なしで試算しております。ここでは両車種の価格差を参考にして下さい。

同じメーカーの、それもミニバンとして同じカテゴリーに分類される両車の間には明確なコンセプトの違いがあります。

一方はファミリー用途を目的とする実用性の高いモデルとして、もう一方は多人数乗車を可能としながらも、乗用車らしさにこだわった、言わばドライバーが運転を楽しめるクルマ。

加えて質感にもこだわり、所有していることの満足感にもつながるステータス性を持たせています。こうなると、必然的に価格にも明確な違いが生じることになりますね。

ファミリー層にとってはかなりの差

ユーザーがそれぞれのクルマに何を求めているのかによって、その価値も違ったものに見えてきますが、現在のオデッセイの立ち位置は微妙です。

まず、激戦区となるミドルサイズミニバンよりは上の価格帯になっています。

これまで最大のライバルであったエスティマとは「スタイリッシュさ」という主観的な魅力をアピールつつ、あくまで乗用車的な走りの質にこだわってきたということでしたが、これが薄れてしまった印象が受けられます。

いわばこれまでのミニバンというカテゴリーの中で、このクルマの乗用車的な部分と、居住性に重点を置いた部分とのバランスが、これまでありそうで無かったものとして捉えられたことに、その理由があったのではないでしょうか。

ベースグレード同士とはいいながら、スエップワゴンとの比較において47万円もの価格差は全く別格のクルマ同士と思われても仕方がないでしょう。

ここまでの価格差がついてしまうと同じメーカー同士のクルマ比較というよりも、ライバルメーカーの同タイプとの比較に目が行きがちにもなってしまいます。

一方でホンダ車であることでの「他人とは違う感」とともに、ホンダ車でしか得られない運転感覚を求めるとなると、それぞれ異なったフィーリングを与えてくれるこの両車が選択肢となってくることもあり得るでしょう。

ただ3年ローンでも月々13,000万円もの価格差は、とりわけ子供にお金のかかる若いファミリー世代にとっては大きな負担であるのも事実です。

したがって、ステップワゴンには無くてオデッセイから得られるメリットの違いをどう評価するかによって、自分の1台が決まることでしょう。

エンジン比較

オデッセイ ステップワゴン
総排気量(CC) 1993 1496
最高出力(ネット)kW(PS)/r.p.m. 129/6200 110(150)/5500
最大トルク(ネット)N・m(kgf・m)/r.p.m. 225/4000 203(20.7)/1600-5000

実燃費、ガソリン代金の差はどうなの?比較してみた

オデッセイ ステップワゴン
カタログ燃費 13.8km/L 17km/L
実燃費 10.7km/L 11km/L
月々のガソリン代金 11,215円 10,909円
年間のガソリン代金 112,215円 109,091円
※実燃費はオーナー記録から抜粋しております
※ガソリン代金は120円で統一。月々1000km、年間1万km走行した場合の試算結果です。

日常的な買い物や子供の送り迎えなどでの利用として短距離運転の機会が多くなるステップワゴンに対し、同じ多人数乗車でも「走り」の快適さに拘るオデッセイとでは、おのずと燃費に対しての違いを生じてしまうのは仕方がないところでしょう。

それでも2.4Lエンジンながら10.7km/Lの燃費であるオデッセイは、1.5Lターボのステップワゴンと比べても、十分に健闘している部類に入ると言えます。

一方のステップワゴンでは、今回のモデルから新たに1.5Lターボエンジンを搭載し、低速から大きなトルクを発生させることの有利さを、日常的な使い勝手の向上に結びつけているという「味付け」の違いを見せています。 

比較結果に関して

ヨーロッパでは主流となっているダウンサイジングターボエンジンを、国内で最初に採用したのがホンダのステップワゴン。

これまで燃費が悪いイメージのあったターボエンジンを、あえてファミリーユースが中心となるクルマに搭載したことには大きな意味がありそうです。

一方では見落とされがちな低速においても、強力なトルクを発生させることが日常的な運転の中でも実感として効果的なのも事実。

ホンダが開発した新機構(連続可変バルブタイミング・コントロール)などの採用によって、低回転域でのターボ効果を向上させることによって一番使う領域において強力なトルクを発生させ、ドライバーの意思に敏感に反応するキビキビした動きが快適さにつながってもいるようです。

加えて小排気量による燃費の向上という目的も達成され、余裕を感じさせてくれるという「お得感」も与えてくれます。

いわば実用域で強いトルクを発生させることによって、街中のストップゴーの場面においてもストレスを感じさせず、キビキビさを感じさせることに主眼を置いているのがステップワゴンの特徴です。

一方のオデッセイでは先代から引き継いだ超低床プラットフォームのメリットを最大限生かすために、ハイパワーな直噴2.4Lエンジンとノーマルエンジンが用意されており、前者はアメリカで発売された新型アコードにも採用されている新設計のもの。

これは燃焼状態を最適化するためにマルチホールドインジェクターやキャビティピストンを使った高効率なタイプであり、従来よりもパワーを強化したタイプになっていながら燃費は従来の11km/Lから13.6km/Lと向上している素晴らしい性能を誇るものです。

ノーマルエンジンもいかにもホンダらしさを満喫させてくれるもので、175ps/237Nmのスペックからは、他社では得られない運転感覚を楽しませてくれることは前モデルでも実証済みです。

いずれもミニバンとしての車重を感じさせない快適な運転が達成されているという点において、ホンダとしてのプライドを感じさせてくれます。

なおエコカー減税率については、ステップワゴンでは取得税60%、重量税が50%であるのに対して、オデッセイではそれぞれ40%、25%となっています。

またステップワゴンではエンジン排気量を小さくしたことにより、自動車税もその分安くなるというメリットも付いています。

外観・エクステリアをデータ、口コミから比較してみる

ステップワゴンオデッセイ外観

最新のモデルチェンジによって、それまでの低い車高が売りだったオデッセイは大きな変貌を遂げました。

わずか10数cmとはいいながら車高を高くとったことで、それまでの低重心な乗用車的なものから、よりトールミニバン的色彩を強めるデザインへと変わりました。

ただフロントノーズからキャビンに至るアングルを小さくすることによって、往年のオデッセイらしさを感じさせる流麗なフォルムも残しており、サイズ的にはステップワゴンよりも車体長が大きいながら、室内長は300mm以上も小さくなるという違いを生じさせています。 

オデッセイ ステップワゴン
全長 4830mm 4690mm
全幅 1820mm 1695mm
全高 1685mm 1840mm

オデッセイのエクステリア口コミまとめ

良い 悪い・どちらでもない
箱型のミニバンがあまり好きではないので満足です。押し出しも強くなくて上品ですし、LEDのポジションランプやテールランプが素敵です。そこまでメッキメッキしてないのが良いと思います。 良く見るとサイドのスカート部のメッキパーツなどが安っぽい所がありましたね。全体的には、メッキパーツが結構使われていますが、下品な感じではないので好感が持てますね!
低床により車内の広さを確保してミニバンの要求を満たしつつ、スタイリッシュを失われないところがホンダらしい。 大きいテールランプがあまり好きでは無いです。もう少し車体の大きさが小さければ、ショッピングセンター等で駐車場入れや、細い道での交差点での左折が楽だと思います。
見た目は非常にカッコいい!ボンネットの高さ、天井の低さ。スライドドアを開けた時の開放感、非常に満足です。サイドから見たオデッセイは飽きない! サイドミラーの1番外側のプラスチック部分が両サイドとも一部分欠けており何なのか不明です。
低床ゆえ一列目二列目とも乗降性は抜群です。スライドドア仕様のミニバンの中では一番カッコいいと思います。よって全体のスタイリングは○。 口コミで話題になっている塗装ハゲが今後おきないことを祈ります。
昨今のLクラスミニバンの中では下品さがなく上品です。アドバンスのブラックグリルも落ち着いた雰囲気でいい。 今流行りの厳ついデザインですがアルファード、エルグランドの様な下品さ?はないと思います。リアの尻上がりの感じは気なりますが・・・

多人数乗車用としてだけでなく、ミニバンにもより実用性が強く求められるようになった現在において、居住性を確保するとなればどうしても高さ方向へと広げざるを得ません。

今まで頑なにエクステリアと走行性能を重視するあまり、低いフォルムに拘っていたオデッセイに対しても、時代の波はその進化の方向に変化を与えたようです。

ただその変化の仕方も穏やかなものであり、箱形であることを極力感じさせないデザインの卓越さは失われていません。

また最近では外見にも精悍さをアピールすることが巷の流行のようにもなっているのに対して、実用性とは関係のないそんな部分には見向きもしない、ホンダとして独自の個性のアピールの仕方にも注目するべきでしょう。

ユーザーには所有していることへの満足感と商品としてのクルマの品質の高さを実感させることが商品イメージへと繋がることが伺え、それが結果的に好印象にもつながっています。

ステップワゴンのエクステリア口コミまとめ

良い 悪い・どちらでもない
発売された当初は全く興味を抱きませんでした。「カッコ悪い」というよりも、「セレナや2代目ステップワゴンみたいで古臭い」という意味で。非対称のリアデザインも「何か変」だと。でも慣れれば、顔は清楚でシンプルだし、リアも「ルノー・カングー」のような欧州車みたいでユニーク。 この車の最大の弱点であると思われるフロントマスクですが、実車を見て慣れてくるとコレモアリと思えるようになりました。初めは遠くから見るとフリード?と判別がつきませんでした。もう少し個性を出した方が売れるんじゃないでしょうか?近くで見ると良いのでもったいないと思います。
旧型よりも大きくなっているのに、小さく見えるデザイン。押しは弱いけど長く乗るなら飽きがこないかも・・ これが一番人気ない原因ですが、見慣れて来たら有りかなと思うようになった。バックデザインにアシンメトリーいらない。
シンプルな顔、マッスルなフェンダー、未来的なバックゲートが気に入っています。 前から見るとやや丸みがあり柔らかい印象。もう少しインパクトが欲しい。
リア側の曲線やボリューム感は実物を見るまで解りませんでしたが、結構イイです。 発売された当初は全く興味を抱きませんでした。「カッコ悪い」というよりも、「セレナや2代目ステップワゴンみたいで古臭い」という意味で。非対称のリアデザインも「何か変」だと。
いかつい外観が好きでないため、大人しめな外観が気にいっております。 ワクワクゲートに関しては、それなりに使いではあるかも知れません。ただ我が家に関しては、「あれば使うが、なければないで構わない」という程度のものですね。

ステップワゴンのエクステリアを見ていると、圧倒的な室内スペースが確保されていることがよくわかります。

ライバルメーカーのミニバンと比べても、そのサイズの違いは圧倒的なものであり、5ナンバーであることの制約を感じさせないパッケージングはこのクルマの最大のセールスポイントでしょう。

また箱型で単調になりがちなエクステリアに対してはフェンダー周りに曲面と凹凸面を取り入れて視覚的な変化を加え、同時にサイドウインドウを大きく見せるデザインを採用することによって、サイドビューを独自の特徴あるものへとまとめ上げています。

こうしたことも室内空間の大きさと開放感を感じさせるものとなり、ステップワゴンの軽快なイメージ作りにも貢献しているのでしょうね。

室内・インテリアをデータ、口コミから比較してみる

ステップワゴンオデッセイ内装

わずか10数cmの車体幅の違いと言いながら、それが大きく効いてくることは飛行機のビジネスクラスとエコノミークラスの座席の違いと同様、まったく異なった余裕ある気分を抱かせてくれるものです。

ともに2列目シートの存在が大きな両車ではあるものの、そこにはそれぞれの位置づけを明確にする違いも見出されます。

オデッセイ ステップワゴン
室内長 2985mm 3220mm
室内幅 1625mm 1500mm
室内高 1325mm 1425mm

オデッセイのインテリア口コミまとめ

良い 悪い・どちらでもない
高級感はこのクラスとしては控えめですが、全体にシンプルにまとめられて好感が持てます。物入れは少なくセンターコンソールも有りませんが、そこにカバンなどを置くことが出来るうえ、一列目シートの下にも結構なスペースがあり重宝します。 シートの形状はイマイチでしたね。私は背筋を伸ばして、腰を深く引いた状態が運転し易いのですが、この車はシートの前側の角度が上向き過ぎ、背中の中央部が膨れ過ぎ、つまり、後ろにそっくりかえった姿勢になってしまうシート形状でした。

 

長距離を乗っていてもシートが良いせいか疲れません。やはり2列目シートは最高です!そして意外と3列目も3人乗ってもあまり窮屈さを感じません 豪華さは感じないです。物入れも少なくてファミリーで利用するにはとても不便です。電動シートもメモリ-機能がほしかったです。意外と2列めシートは楽なポジションが取りにくい。
車高1.7m+低床で室内高は十分、一列目と二列目の中間あたりが最も高く、後席への移動がとても楽です。 収納がグローブボックスしかなく、物足りない。アームレストは小さい。EX装備のセンターコンソールと大型アームレストは欲しい所です。ギャザスナビの4チューナーなのにあとの2チューナーがオプションなのは残念。
内装も高級感があり気に入っています。2列目シートは特にお気に入りです。最大に倒すとほぼフラットに近くなりお昼寝にも困らなそうです(笑) パワーウインドウスイッチ周りやセカンドシートのサイドステップのチープさが気になったので星4つ。
シンプルで落ち着いていると思います。プレミアムグレードシートも快適です。ロングスライドで一番後ろに下げれば、国産車最大の広さだと思います。 小物入れが少ないという声もありますが普通の乗用車(ひじ掛け付)と比較したら少ないかもしれませんが、ミニバンなんてこんなものではないかな?

今回オデッセイが前モデルまで引き継いできたスイングドアからスライドドアへと変更したのは、商品としてのコンセプトの大きな変化を感じさせます。

これまで乗用車的であることが大きなセールスポイントであったものを、言わばミニバンの典型であるような機構を採用することによって、それまで対象となりにくかったファミリーユースにまで広げたことは戦略の大転換とも言えるものでしょう。

一方でこれまでのオデッセイらしさが薄れてしまい、そのスタイリングを高く評価していたユーザーにとっては残念なことになってしまったのは致し方のないところ。

ただ感性の部分は人それぞれであり、選択肢もユーザー側にあるのですから、あとは何を優先するかによって結果も決まってきます。

最近では乗用車とミニバンのデザイン性の違いも以前よりは少なくなりつつあります。

これまでオデッセイの大きなセールスポイントであった車高の低さによる見栄え感も、以前ほどには差別化の要素にはなりにくくなってきているのも時代の流れなのでしょう。

それよりも居住性に振ったオデッセイの価値をどう見極めるか次第でもあるでしょう。

また段差がわずか30cmとして乗降時の抵抗感をなくしたのは、今後のミニバンのスタンダートともなる要素をいち早く取り入れた先見性の高さでもあり、素晴らしいものです。

スライドドアも2列目以降の乗員に対する便利さを考えれば必然でしょう。また乗用車的雰囲気を感じさせるのも、この辺にも理由があるのでしょうね。

ミニバンにとって大きな評価ポイントとなる2列目のキャプテンシートは、快適性を高めた豪華な造りになっており、リクライニング時にシートバック下部が前方へスライドし、背中から腰を常にサポートするようになっていて、快適性を高めているのは注目すべきポイントでしょう。

3列目も3ナンバー車であることを生かした十分なスペースが確保されているだけでなく、3分割とすることで左右の席と中央の席が別々にリクライニングできる構造では、角度を変えることによって隣と肩を触れずにできる配慮が施されています。

これは、3列目シートの使用頻度が高い場合には隠れた好スペックといえるでしょう。折りたたんでフラットな床面とし、荷物スペースを確保できる構造とも相まって、実用性の面での満足度も高いでしょう。

ステップワゴンのインテリア口コミまとめ

良い 悪い・どちらでもない
6~7人乗車で3列目シートを使う機会が多いのであれば、ステップワゴンは有利です。空間が広いこともあるが、窓が大きくて狭い空間に閉じ込められている感が少ないのは大きな違い。シートの質感も。 シートに関して、このモデルは二列目はキャプテンシートが標準装備で、ベンチシートにするにはオプション扱いとなります。小学生程度の子供をお持ちのご家庭にとっては、キャプテンシートは使い勝手の低下以外の何ものでもないので、その点注意が必要かもしれません。
各種スイッチの位置もよく考えられているし、収納スペースの多さは実際に使ってみて大変便利。ブラウンの内装も欧州車みたいでお洒落だと思います。シートの出来も良い。 キャプテンシートですが、2列目はシート幅が狭く、平均的な程度の僕でも窮屈さを感じます。そのため車としての上質さはなく、多機能性や、カタログスペック追い求めた感をかなり感じます。
わくわくゲートは、買う前は、「子供騙しのギミック」としか思っていなかったのですが、使えば使うほど便利。購入後、自転車を運んだとき以外は、わくわくゲートしか使っていない。3列目への乗り降りにも重宝しています。 正直、2列目はかなり期待していたので、がっかりです。2列目はベンチシートの方が高価になるのですが、これで納得しました。
3列目は他のメーカーとは違い、シートを下に収納できるのは凄いところです。2列目のシートを倒しても収納できる分、3列目シートが邪魔にならず完全に倒せます。 シート両側にヒジ置きがあるのですが、滑りやすいし、これをつけるためにシート幅を狭めているため、窮屈さはさらに増します。
実用性の徹底ぶりは往年の「ステップバン」を彷彿とさせ、ホンダらしい車作りだと思います。荷室の掃き出しがライトバンなみの低さで驚き。 2列目の揺られ感は1列目よりかなりあります。

居住性の向上に大きく振ったのがステップワゴン。5ナンバーサイズとはいいながら、圧倒的な室内空間は、まさに小さな子供のいる家庭にとってはスライドドアと共に大きなメリットとなるものです。

ファミリー用途を最大限に意識して開発されたこともあり、ユーザーの評価も高いようです。

その特徴の一つは2列目シートが独立したキャプテンシートであること。ステップワゴンではこの装備が標準となり、従来は標準であることが多かったベンチシートがオプション扱いになっています。

これによって3列目へのアクセス性の向上と室内の一体感が高められているのは事実であり、これまでの空間の活かし方に対するコンセプトとの違いとなって現れています。

また3列目への乗降アクセスの改善という点では「わくわくゲート」と名付けられた左右に開閉できるリアゲートも大きな特徴になっています。

これについては狭い駐車スペースでの開閉を楽にするだけでなく、乗降にも使えるという副産物的なメリットも大きいようで、実用性の向上にもつながっている「アイデア機能」と言えるでしょう。

さらにドリンクホルダーなど車内の各所に設置された収納スペースの圧倒的な多さなど、ユーザーが身近に求めている収納にも十分配慮されているところなどは心憎い部分といえるでしょう。

3列目シートが左右に分割して床下に格納することによってフラットな荷物スペースが確保され、荷物の収納時にも大きなメリットとなっているのはミニバンとして不可欠の要素として重要な仕様ですね。

また低床プラットフォームが可能とする乗降時の段差の小ささも、小さな子供やお年寄りのいる家庭にとっては大きな価値を感じさせてくれる有り難い部分となっています。

運転の快適性、走行性能で比較。ストレスがすくないのは

ブランドイメージからして常に「走り」の質を求められるのがホンダ車の特徴ですが、この両車に対しても、「それ」らしさを十分に感じさせるものとなっています。

それぞれに車重の大きさや全面投影面積の大きさからくる空気抵抗の大きさという制約があるにも関わらず、基本的なクルマとしての「走る」楽しさを存分に感じさせてくれる仕上がりになっています。

オデッセイの運転性能口コミまとめ 

良い 悪い・どちらでもない
静粛性は高く、静かだなぁと感じる。同乗者からはすごく静かだと言われることが多く、揺れは?と聞いても誰も問題ないようです。 車体の重さを感じます。発車時は前車より踏込まないと同じ加速はしません。それ以外ではエンジンの性能がカバーしてストレスは感じません。
低床のおかげかロールしない。安心感抜群よくミニバンでここまで作り込んだなぁーと思います。 CVTとの相性も悪いとは思いませんが、CVTはトルク感があまり感じないように思えます。
高速旋回もまったく動じません。ミニバンなのに、この吸い付くような走りは驚異です。他のミニバンに比べたら段違いかな。走る、曲がる、止まる、ストレス無く楽しめると思います。 橋の継ぎ目などを通過する際は前車と比べるとやっぱり少し硬いんだなぁと感じます。ただ、突き上げられるとまでは感じません!工事現場やコンビニなどに入る際の段差などでは結構揺すられます。
素晴らしいのがブレーキです。タッチはソフト寄りですが、いざという時の効きは素晴らしく、コントロール性も抜群です。低重心なので横風にも強く、旋回性と合わせ非常に危険回避能力の高い車だと思います。 アイドリングストップからの復帰が若干がたつく時があるのが気になります。加速、パワーは問題なしですが高速での追い越しでは少し頼りなさもあるかも。
まあまあイイ感じですね。高速旋回もまったく動じませんミニバンなのに、この吸い付くような走りは驚異です。 悪路に限っては酷い乗り心地です。ギャップが続くような所では激しい突き上げのため3列目には乗っていられません。1列目でさえ缶コーヒーが半分以上残っていると噴出します。

前モデルから定評のある、安定性が高く質の高いハンドリングと乗り心地が、そのまま現モデルにも引き継がれているのは嬉しいところです。オデッセイのコンセプトでもある走行性能に妥協しない姿勢は、ホンダとしてのプライドを十分に感じさせてくれます。

同じく前モデルから継承された超低床プラットフォームがそれに大きく貢献しているのは確かです。

しかし、車高が150mmもアップしていながら、足回りの構造の見直しなどにより爽快で安定したハンドリングや、しなやかな乗り心地といった快適性が確保されているのは、見事なパッケージングといっていいでしょう。

乗降性の向上や空間の活かし方についても同様であり、セダンに対するものと同等の完成度の高さを感じさせてくれます。

ステップワゴンの口コミまとめ

良い 悪い・どちらでもない
エンジン音も静かです。普段はエコモードで走っていますが、それで十分に感じます。坂道などでエコモードを解除すると、やや音がしますが、それなりに加速してくれます。 運転席と助手席も快適なのですがエンジン音(カラカラ音)が結構聞こえてきます。3列目はシートが小さいのとクッションが薄いのでそれなりの乗り心地です。
とても静かで快適です。1500ccのダウンサイジングターボは馬力も問題なく2000ccに比べお得感があります。税金も安いですしね。乗ることが楽しみになる車で、エンジン性能・走行性・乗り心地も全体的に気に入っています。 サスペンションは少し固めな感じで、突き上げ感が思ったより強い気がします。
ロールが少ないので、他のミニバンより振られる感が少ないと思います。見切りも良いので嫁さんも普通に運転できています。 加速時にガラゴロと雑でチープなエンジン音がするのが残念です。(高速道では静かなのに、一般道で発進停止を繰り返すシーンでは顕著に感じます)
2列目、気持ちよくて妻も、友人も良く寝ます。それほど静かで快適です。ホンダさん、CMのコンセプトを変えた方が売れるのでは。 3列目はシートが小さいのとクッションが薄いのでそれなりの乗り心地です。
ふわふわしている感じですが、小さな子どもがいる我が家には丁度よいです。 四輪独立式リアサスと比べると段差での横揺れが大きいようです。

今回のモデルチェンジによって、エンジンを2Lノーマルから1.5Lターボに積み換えたことはホンダの自信の表れとも言えるでしょう。

すでにヨーロッパでは小排気量ターボが定着しているとはいうものの、従来は燃費の悪さの代名詞だったターボエンジンをこのクラスのファミリー用途として採用することは、今までは考えられないこと。

そんな偏見をホンダは見事な技術開発によって払拭しています。

低回転域から強力なトルクを発生させるターボの特性を生かした使い方に加え、ダウンシジングによる低燃費の達成という相矛盾するような二つの要素を両立させた技術力は、「さすがホンダ」と言わずにはいられないですね。

前モデルから引き継いだ低床プラットフォームとも併せ、ドライバーの意思を直感的に反応させるキビキビした走りが実現されています。

他メーカーのライバル車では味わえないこうした魅力が、ホンダ車が評価されることにもなる独特の個性と言えるのではないでしょうか。

【オデッセイ VS ステップワゴン】比較結果まとめ。こんな人はこっち

ファミリーの満足と安全への配慮が第一なのか、運転する楽しみをどの程度まで満足させるのか、また本来のクルマを所有していることへの満足感と達成感など、人によってクルマに求めるものは様々です。

小さな子供のいる家庭にとっては室内空間の大きさと収納を中心とした実用性は大きな選択理由になりますし、そんなユーザーにはステップワゴンの選択が中心となるでしょう。

一方で長距離運転が多いユーザーや、クルマに乗っていることへの快適性、雰囲気を重視するユーザーにとってはオデッセイがより相応しい選択となるでしょう。

いずれも直近の販売台数の多さから見てもユーザーの人気が高いことがうかがえますし、どちらを選んでも満足感が高いことは、口コミからも伺える通りです。

さらにオデッセイもステップワゴンも売れ筋は上級モデルとのこと。やはりホンダ車であることでの「走り」への欲求が、他メーカーよりも強いというにもなっているのでしょう。

 

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