タント 前期型・後期型 違いまとめ。 中古車選びに

[最終更新日]2016.09.27
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初登場から長い間人気を誇っているタントの購入を考えている人も多いかと思います。ただ、マイナーチェンジの話もあるので、新車よりも中古車の購入を考えている人のほうが多いことでしょう。中古車を買うにあたって、「前期型」と「後期型」で値段が違っていたりします。

前期型のほうが安くなっているのですが、前期と後期でどのような違いがあるのでしょうか。その違いが大きければ、高くても後期を買う意味がありますよね。中古車選びの参考にと、タントの前期型と後期型の違いをまとめてみました。

目次

1. 前期型と後期型の違い

年式・型式

燃費

エクステリア

インテリア

装備・機能

2. 前期、後期、選ぶならどっち?

 

前期型と後期型の違い

フルモデルチェンジされた当初のものが前期型、そこからマイナーチェンジされたものが後期型と呼ばれています。初代・2代目・3代目の前期型と後期型の間には、いったいどのような違いがあるのでしょうか。また、購入の決定を左右するような大きな違いがあるのか。

燃費・エクステリア・インテリア・装備からその違いについて見ていきましょう。

 

年式、型式

初代

前期/後期 前期型 後期型
年式 2003年~2007年 なし
型式 L350S、L360S

初代のタントはマイナーチェンジせずに2代目へとフルモデルチェンジしたため、後期型がありません。初代タントは2003年11月27日から発売されたもので、「しあわせ家族空間」をコンセプトとして室内空間をアピールする形で売り出されました。

軽自動車にしては広々としている空間が当時としては驚きで、人気が出ましたね。2007年12月17日にはフルモデルチェンジされています。

 

2代目

前期/後期 前期型 後期型
年式 2007年~2010年 2010年~2013年
型式 L375S、L385S

前期型は、2007年12月17日に発売されました。室内空間や乗降性などがかなり改善されて発売され、タントカスタムもこのとき生まれたわけです。そこから2010年の9月24日にマイナーチェンジされ、後期型へと移ります。

 

3代目

前期/後期 前期型 後期型
年式 2013年~ 2015年(予定)~
型式 LA600S、LA610S

2013年10月3日にフルモデルチェンジされ、3代目となったタント。ミラクルオープンドアに改良を加え、広さだけではなく「機能性に優れた軽自動車」として売り出されていきました。後期型はまだ発売されていませんが、予定では2015年となっています。

 

燃費

初代

前期/後期 前期型 後期型
カタログ燃費 18.0km/L なし
オーナー実燃費 11.7km/L なし

 

2代目

前期/後期 前期型 後期型
カタログ燃費 18.2km/L 24.5km/L
オーナー実燃費 14.06km/L 18.38km/L

 

3代目

前期/後期 前期型 後期型
カタログ燃費 28.0km/L なし
オーナー実燃費 20km/L なし

 

エクステリア

初代

初代タントエクステリア

後期がないので比較ではないのですが、初代タントは丸みを帯びた親しみやすいかわいらしさ溢れるエクステリアが特徴的でした。コンパクトノーズにビッグキャビンが印象的でしたね。ライトが横一線でなんだかほほえましさもありました。

一番後ろのピラー以外のピラーにブラックアウト処理が施されていて、窓が広く見えるという工夫なども特徴のひとつです。ミニバンタイプにありがちな生活感がそこまで感じられず、なんとなくおしゃれな雰囲気がありました。

 

2代目

2代目タント前期と後期のエクステリア

2代目の前期のエクステリアは、まず初代から踏襲している超コンパクトノーズ・ビッグキャビンがさらに強調されました。丸々としたイメージをさらに強調するかのように丸みのあるシルエットに、丸いリヤクォーターウィンドウが特徴です。

カラーバリエーションはメーカーオプションの色を含めて全部で9色。初代よりも遊び心が強い見た目になりました。そこから2010年9月のマイナーチェンジによって、新色のマスカットグリーンメタリックというカラーリングが追加されましたが、それ以外に大きな変化はありません。

 

3代目

3代目タント前期後期の違いエクステリア

まず2代目の後期と比べての3代目前期の特徴ですが、初代から引き継がれている親しみやすさは踏襲しつつも、立体感とスタイリッシュさが生まれました。ライトの形状も丸みがありながらシャープな形になっていて、フロントグリルの形状も小さな長方形のような形から大きな台形のような形に変わっています。

フロントまわりとバンパーの造形が立体的になり、質感もよくなりました。バックドアレリーフと、LEDリヤコンビランプがリンクしてワイド感が強調されています。

そこから後期になってどう変わるのかですが、大きな変更点はありません。
スタイリッシュさに少し磨きがかかる程度と言われています。2代目のときと同じく、カスタムのほうはリヤ側のガーニッシュに変更が加えられたりということがあるようです。

3代目タント、新車値引きに挑戦してみましたので、新車・中古車、どちらかまだ迷っている方は下記ページもご覧ください。
>【見積書公開】タントの値引き交渉をしてきた! 値引きの限界に挑戦です

 

インテリア

初代

初代タントのインテリア

後期が無いので、変更はありません。室内長が2,000mmと当時の軽自動車にしてはトップクラスの室内の広さを誇っていました。2,440mmもあるロングホイールベースに、コンパクトノーズ・フラットフロアが合わさったことによって、広い室内空間を実現しています。

インパネ周りやシート周りは親しみやすいライトなものになっていて、気軽さを演出しています。シンプルでプレーンという言葉がぴったりですね。でも決してシートが硬すぎるということはなく、肌触りも伸縮性も良く、フィット感を重視したシートになっています。

 

2代目

2代目タントインテリア

初代から全高を25mm伸ばし、ホイールベースを50mm延長して2160mmという当時の軽自動車でナンバーワンの室内長になりました。室内幅は1350mm、室内高も1355mmと当時の軽自動車ナンバーワンです。また、初代はインパネ周りやシート素材の質感がライトで明るいものでした。親しみやすいという意味でチープな感じがあったのですが、2代目はインパネ周り・シートのどちらもが上質なデザインに変わりました。

以上が2代目前期のインテリアです。

マイナーチェンジされてから後期になるわけですが、インテリア面で大きな変化はありません。室内が広くなったわけでもありませんし、デザインも変わりませんでした。ただ、リヤに加えて前席にも収納力があるオーバーヘッドコンソールが設定されています。

 

3代目

3代目は、助手席のスライド幅が10cmも拡張されて、38cmのロングスライドシートになっています。後席の真下にあった出っ張りもなくなって、フラットスペースが広くなりました。A型のベビーカーなら、そのまま収納できるとのことです。

ヘッダ距離(前頭部からフロントガラスまでの距離)が12cm・前席ヘッドクリアランス(頭上から天井までの距離)を2cm延長しています。これによって頭上空間と後席の空間が拡張され、さらに室内空間が広くなったというわけです。また、リヤには格納式でサンシェードが採用されたり、助手席の乗降グリップによってより便利な空間になりました。デザインに関しては、初代からのすっきりとしているシンプルなインパネ周りを踏襲している形になっています。

後期については、インテリアの情報が出回っていません。

 

装備、機能

初代

タントには、初代から左右分割のスライド機構がついています。リヤシートの格納も簡単に行えるなどシートアレンジが多彩。収納の数も当時の軽自動車に比べて多いことで話題を呼びました。

装備に関しても充実しています。全車標準装備のデュアル(運転手と助手席両方)SRSエアバック。可変フォースリミッター機構が搭載されたシートベルトもあって、安全装備が比較的充実しています。

タントの大きな特徴であるミラクルオープンドアは初代の時点では無いのですが、ドアの開口部が当時の軽自動車に比べて広くなっています。90度近く開くドアで、後のミラクルオープンドアの片鱗を見せていますね。

 

2代目

現在もタントの大きな特徴として挙げられるミラクルオープンドアが採用されました。軽自動車で初のセンターピラーレス&スライドドア&ミラクルオープンドアを採用して、開放感と乗降性の良さを実現。子育て世代のママさんにとって嬉しい車となりました。

X Limited、X Limitedスペシャルには左側イージードアクローザー付のパワースライドドアとキーフリーシステムが標準装備になっています。

また、2代目は子育て世代のママさん向けの車を意識して作られています。助手席にロングスライド機構がついていて、子供の世話が楽です。リヤの天井にはタオルなどを収納することができるオーバーヘッドコンソールもついています。助手席は倒せばテーブルになったりと、ママさんと子供向けの室内装備が充実しているのが特徴です。

センターピラーレスと述べましたが、ピラーはドアに内臓される形になっていて、ピラーレスの安全性能の低さを補っているので安心です。超高張力パイプ材が使われていたり、3箇所にドアロックを配置して、ボディとしっかり繫いでおくことによって安全性が高くなっています。

後期で変わったところと言えば、ミラクルオープンドアの足元を照らしてくれるスライドドアステップランプですね。夜の乗り降りでも安心なつくりになりました。インテリアのところでも触れましたが、オーバーヘッドコンソールが前席にも追加されたのも後期からですね。

また、後期からは全車にCVTが追加されました。

 

3代目

3代目は、ミラクルオープンドアと両側スライドドアが合わさってさらに乗り降りが便利になりました。キーフリーシステムも「G”SAⅡ”、G、Xターボ”SAⅡ”、Xターボ、X”SAⅡ”、X」に標準搭載となり、ほとんどの車で使うことができるものになっています。

キーフリーシステムと連動してドアミラーが自動で格納されたり、電子カードキーさえあればボタンを押すだけでエンジンをかけることができるなどもあり、便利ですね。

スライドドアには、一定以上の力がかかるとドアが反転するという挟み込み防止機能がついています。また、室内からドアを開けることができないチャイルドプロテクションを標準装備したりと、ドア周りの安全装備が充実しているのも大きな特徴です。

スーパーUV&IRカットガラスをフロントウインドウとフロントガラスに使い、紫外線を99%カットし、より女性に嬉しいつくりにもなっています。

マイナーチェンジではないので後期というわけではありませんが、2015年5月の一部改良によってスマートアシストがスマートアシストⅡに進化しました。衝突の危険をブザーと警告灯・アラーとで知らせてくれます。カメラも採用されているので、車線逸脱も知らせてくれるようになりました。以前までは前進だけだった誤発進抑制機構はバックにも対応しています。

今度、マイナーチェンジがあると言われていますね。後期の機能的変更点などの情報は未だ出回っていません。ただ、エンジンが電磁波エンジンになるのではないかという話が出回っています。強力なプラズマを発生させ、燃料に点火することによって燃焼効率を上げるというものです。

電磁波エンジンがモーターアシストをして、Sエネチャージよりも高い燃費を実現できるという話もあります。とは言っても、公式の発表による話ではないので、どうなるのかはわかりません。今後機能面での変更に関する情報が出るのを待つしかありませんね。

 

前期、後期、選ぶならどっち?

初代

初代は前期しかないので、前期を選ぶしかありません。参考までに、中古車価格の情報を紹介しておきます。初代といっても2003年ということもあって、支払い総額10万円以下や10万円から20万円程度など驚くほど安い車というのはありません。

だいたい相場的には支払い総額が50万円前後といったところでしょうか。車両価格だけだと、30万円から40万円までが相場です。50万円あれば、初代タントで走行距離が2万km程度で車検もまだ残っている車を購入することができます。

 

2代目

2代目前期についてですが、中古車価格の相場は支払い総額70万円から80万円程度です。X Limitedなどになると、80万円から90万円を超えるものもありますが、安いものだと50万円程度でも購入可能です。

対する後期は80万円から90万円が中古車価格の支払い総額の相場です。一般的なグレードであるGでも90万円かかる車もあり、前期よりも高くなっています。前期後期での変化といえば、カラーバリエーションが増えたことくらいですが、中古車でそれはあまり関係ありません。

ミラクルオープンドアの開口部の足元を照らしてくれるスライドドアステップランプがあったり、前席のオーバーヘッドコンソールなどがあってより便利になっているのが前期後期の最も大きな変化と言えるでしょう。

中古車価格の相場も、70万円から80万円程度というものから、80万円から90万円へと変化しているくらいです。前期と同じような値段で売られているもの(80万前後のもの)も多くあることから、後期を購入するほうがお得感があるかもしれません。

 

3代目

3代目に関しては後期が未発売(2015年11月現在)なので、比べることができません。現行モデルの中古車価格ですが、まだまだ100万円以上のものが多くありますね。安いものでも、支払い総額90万円を超えます。相場はだいたい100万円から110万円程度です。

ただ、やはり現行モデルということもあってか、走行距離が短い中古車ばかりですね。1万km以下で100万円程度のものも多くあります。車検も2017年までというものが多く、安心です。ただ、中古車価格でも高いので、中古車として購入する意味はあまり無いかもしれません。

 

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