支払総額10万円以下で軽自動車って買える?中古車情報から検証

[最終更新日]2016.06.08
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軽自動車は、まだ車の中では安い部類のものではありますが、それでも高いもの。
新車だと、3年や5年など、数年でローンを組んで購入するというのは当たり前のようになっていますよね。

でも、あまりお金がなかったり、急遽車を買わなくてはいけなくなったときなどに、高い買い物をするのは気がひけます。そこで、中古車を買おうという発想になる人も多いと思いますが、軽自動車を支払い総額10万円以下で買うことはできるのでしょうか。

結論から述べると、支払い総額10万円以下で軽自動車を買うことはできます。

ただし、それなりに古い車になってしまったり、故障の頻度が高くなってしまうということは避けられないこと。中古車購入の際にはさまざまな点に着目して車選びをしなければいけません。

 

購入にかかる費用

車を買うときには新車でも中古車でも、本体価格だけで買うことはできません。
中古車で本体価格が100円近くのものもありますが、支払い総額で9万円ほどになっていたり・・・。10万円以下の中古車の場合、支払い総額のほとんどが「諸経費」と言われるものになっている車がかなり多いです。

中には、本体価格が数万円するにも関わらず10万円以下で買えるということもあります。費用の内訳に関して詳しく知りたいという場合は、販売店に各車ごとに確認してみるといいでしょう。

「お、10万円以下だ!」と思っても、それは車両価格だけで、実際にはそこに数万円上乗せされることがありますからね。

 内訳

・車体代金
・諸経費
・陸送費(陸送で運ぶ場合)
・手続き代行費用

 

 

支払総額10万円以下の中古車(陸送費なし)

 

ダイハツ ミラ
ミラ中古660-1約10台 データ参照日:2015/09/04 参照:http://www.carsensor.net/

 

ダイハツの人気軽自動車ミラも、支払い総額10万円以下で買うことができます。8年落ちで走行距離も9万キロということで、決して悪い条件の車ではありませんね。修復歴もなく綺麗な車で、街で良く見かける車ではありませんが、まだたまに見かけるかなといった感じでしょうか。

特に古臭いといった印象は感じさせない車。
車検も2017年9月と、データ参照日からまだちょうど2年ほどあるので、まだ安心感がありますね。届いてすぐに車検が切れて困るということはありませんが、有償でも無償でも保証は無いので、不信感はあるかなといった感じでしょうか。

無償保証が付いていると、車両本体価格に補償費用が含まれていて、もしも故障などがあった場合にその費用をつかって点検や修理などをしてくれます。有償保証ありの場合は、保証費用が別途で必要になるけど一応保証はしてくれるというもので、何も付いていない場合は故障などがあっても保証してくれないので、保証のある無しというのは大切なことです。

それ以外は悪くない車なので、割り切ってしまうか、保証がついている車を探してみてもいいでしょう。

 

三菱 ミニカ
ミニカ中古-1
約5台 データ参照日:2015/09/04 参照:http://www.carsensor.net/

 

速くて走っているのが楽しいと人気のミニカも10万円以下で買うことができます。走行距離も8.6万kmで10年落ちということで、悪い条件ではないですよね。走行距離は10万以下の法則というものがあって、10万kmを超えてしまうと中古車としては「かなり危ないかなあ」という傾向にあります。これは10万km以下なので問題なさそうです。

一般的に、10万kmを超えると故障の頻度が高くなります。
タイミングベルトと呼ばれている部品が、10万kmを超えるとどうしても劣化してしまうのです。このタイミングベルトというものは、車が走る上で重要な役割を果たしているもので、これがもし切れてしまった場合、車が動かなくなってしまいます。通常は10万kmごとに交換していく必要のあるものです。

なので、10万kmをボーダーラインとして中古車を検討するのがいいですね。ただし、「タイミングベルト交換済み」と記載されている場合などは10万kmでもきっちり走れるものもあるので、タイミングベルトを交換しているかどうかを確認しましょう。

安全面、安心面においては、修復歴も無く、定期点検記録簿がついてるので良い感じですね。定期点検記録簿というのは、整備や点検をした履歴を記しておくノートのことで、中古車を購入する際に注意してみておくべきもののひとつです。

ただし、インターネットで探している場合は、見ることができないので、これは実際にお店で探している場合に注意してみるべきことになります。車検もギリギリということはなく、法定整備もついています。ただし、保証が有償無償ともについていないのが気になるところですね。

 

スズキ アルト
アルト中古660G
約10台 データ参照日:2015/09/04 参照:http://www.carsensor.net/

 

安定した走りと、あらゆる人のあらゆる要望にあわせたオールラウンダーな車として、車初心者におすすめという意見もあるスズキのアルトも10万円以下で買うことができますよ。

ただこの車は、走行距離が13.6万kmと長くなってしまっているので、危険ですね。タイミングベルトが交換済みかどうかも記載されていないので、確認が必要でしょう。10万kmを結構多めに超えているので、もしかしたら交換済みかもしれません。

車検は2015年9月なので、もう無いのと同じです。
一応有償保証はあるので、タイミングベルトが交換されているのならば、短期間で乗る分にはおそらく問題ないでしょう。

 

スバル プレオ
プレオ中古660
約4台 データ参照日:2015/09/04 参照:http://www.carsensor.net/
登場した当初は本当にトップクラスの走りだとも言われていて、スポーツモデル以外でも走りにこだわった軽自動車であるプレオ。現行の軽自動車にも負けないほどの高いエンジン性能を誇っているプレオも、10万円以下で購入することができますよ。

660ネスタGスペシャルマイルドチャージ、年式は2000年。
走行距離が10万キロと、タイミングベルトの状態がどうなっているのか、微妙に判断がつきにくい車になっています。10万kmから劣化すると考えると、ギリギリアウトかもしれません。

過給器設定モデルとなっているのですが、その分少し値段も高くなっているような感じですね。法定整備も保証もありませんが、車検は2年残っていて修理歴もありません。パワステやパワーウインドウ、エアコン・クーラー、アルミホイールなどの装備が付いていて、プレオらしくスポーティーに走行性能重視の中古車。

ただし、この値段の車で長くはもたないということを考えると、あまり良いとも言えないでしょう。

 

陸送費コミで支払総額10万円以下の中古車

ダイハツ ムーヴ
ムーヴ660CL
約3台 データ参照日2015/09/06 参照:http://www.carsensor.net/

 

室内空間も広めで、荷物も比較的たくさん積めるため、使い勝手が良いことで人気のムーヴ。陸送費込みで10万円以下で買うことができます。

660CLで走行距離は10万キロ。
走行距離は10万キロで、これまたギリギリアウトかセーフか素人では判断がつかないといった感じですね。

この値段の中古車は、結構10万kmを超えたものが多いのですが、10万kmを超えていたり、大幅にオーバーしていたりすると、逆に「タイミングベルト交換したよ」「整備もこつこつやってきたよ」という車も多くなります。タイミングベルトを交換しているかどうかを、「セーフ」か「アウト」かの判断基準にすると良いでしょう。

年式が古いですが、それも「整備がされているか」などを確認することによって安全かどうかを判断することができますよ。しっかりと整備された車であれば、古くても走行距離が長くなっていても軽々と乗ることができることもあるのです。逆に、整備をさぼってしまっていると、10万キロに満たない距離でガタがきたりするということもあるので、整備状態を確認することができれば、安全性は一気に跳ね上がります。

 

スズキ アルト
アルト660VS
約4台 データ参照日2015/09/06 参照:http://www.carsensor.net/
660 Vs、年式は2002年のもので走行距離は15.7万km。
タイミングチェーン車となっていますが、オイル交換がきっちりされていないと、タイミングベルトと同じ様なタイミングでガタがくることもあります。

タイミングチェーンは、一般的にタイミングベルトよりも長持ちすると言われているので、きっちりとオイル交換がされていれば、まだまだこの走行距離でも走れそうです。ただし、走行距離が15万kmで中古車になっているということを考えると、ろくにオイル交換をせずに乗っていたのではないかなと推察することができそうですね。

タイミングチェーンはきっちりとオイル交換すれば30万kmもつということもあります。この段階で売ったということは、ろくにオイル交換もせずに乗っていたということかもしれないので、一概に安全だとも言えないでしょう。

 

ダイハツ ミラ
ミラ660-3
約5台 データ参照日2015/09/06 参照:http://www.carsensor.net/

 

660 2シーター、年式は1999年で陸送費込みでだいたい10万円以下。
ギリギリ21世紀の車に仲間入りできなかったという年式ですが、これくらいの値段のものだと94年の車とかもあるので、まだ新しいほうではないでしょうか。

走行距離は13.4万kmとなっていますが、タイミングベルト交換済みの車なので、まだまだ走ることができそうです。ただし、無償・有償保証どちらも無ければ法定整備もないといった状態なので、安心面・安全面で考えると少し怖いかもしれませんが、この値段だとむしろ「保証があるほうが珍しい」というような感じになっているので、そこは諦めておくほうがいいかもしれません。

 

ホンダ ライフ
ライフ660G
約3台 データ参照日:2015/09/06 参照:http://www.carsensor.net/

 

660Gタイプ、年式は1997年のもので、陸送費コミ10万円以下。
年式で考えるとまずまずといった感じですが、この車は年式が1997年だということに加えて走行距離が19.6万kmもあるので、相当危ないです。

法定整備も保証もないので、もうほとんど乗ることができない状態かもしれません。乗るにはあまり現実的とは言えない車ですね。走行距離が短い車か、長かったとしても「タイミングベルトが交換されている車」「整備がされている車」にしましょう。

整備状態についてはネットではなんとも判断しかねるので、法定整備が付いているかどうかをまず見るといいですね。それでも「どれくらいの整備状態か」はわからないので、ワンオーナーにチェックが入っている車を探すという手もあります。

ワンオーナーだと、良い状態の車が比較的多い傾向にあるので、探してみるのもいいでしょう。ただし、この値段だとほとんど見つかりません。

 

おすすめの車種は

ミラおすすめ ミラおすすめ2

おすすめの車種は、10万円以下で条件が比較的良い車の多くある、ミラですね。1980年が初登場の車種ですが、2000年以降もつくられており、現に10万円以下で年式が2007年のものもあり、年式は幅が広いですが、その分新しめのものも多くなっています。

年式があまりに古いと気になるという人には良い感じです。10万円代の中古車にしては珍しく有償で保証がついているものもあったりと、他の車種に比べて安心できる車が多くなっています。車検が2年という車もかなり多いですし、ワンオーナーで定期点検記録簿がついているという車もあり、中古車に恵まれた車種と言えるかもしれません。

 譲れないところを把握しておくこと

中古車を検証しているときには、まずひとつ自分が絶対こだわりたいというポイントを作っておくのがいいですよ。

例えば、安心や安全性にこだわりたい、故障しても何かしらの対応が欲しいといった場合は、保証や法定整備がついているもの、車検が長いものを選ぶと良いでしょう。

買ったはいいけど早々に故障するなんていう事態を出来るだけ避けたいというのであれば、走行距離が10万km以下のものか、走行距離が長いけどちゃんとした整備がされているものを選ぶようにすると良いですね。

 

中古車というのは何を買うにしても不安なもの。
その不安を少しでも取り除いてくれるような車に出会うことができれば、安く良い車が手に入ってお得です。10万円以下でも中古車を買うことはできますが、中古車選びには、こだわってみることが大切です。そうすると、おのずと良い車に巡りあえるかもしれませんよ。

 

支払総額10万円以下の軽自動車選びまとめ

ここまで、中古車情報から、支払い総額10万円以下で軽自動車が買えるかどうかを検証してきました。中古車情報サイトで検索をしてみると、支払い総額が10万円以下の軽自動車の数は多かったです。

2015年9月7日時点で、数十件か百件近くありましたが、その中のほとんどは「短期間乗るだけだとしても危なそうな車」でした。各車の情報で検証してみた結果、やはり支払い総額10万円以下の軽自動車というのは「乗っていくもの」ではありませんね。この値段の中古車だと、どうしても「とりあえず乗ってみる、いつでも乗り捨てることができるもの」といった感じが否めません。世の中は「安かろう悪かろう」で成り立っていますからね。

次の車検までもたなかったり、すぐ乗り捨てなくてはいけなくなったりするかもしれません。もしも、支払い総額が10万円以下というような車を購入する場合、それを覚悟の上で購入しなければいけないでしょう。もちろん、悪い中でも比較的条件の良いものもあるので、そういった車を探すということは、言うまでもありませんね。

車を探すための指標や目安というのは、検証中に説明したとおり。

「走行距離が10万kmを超えていないかどうか」
「タイミングベルトが交換されているかどうか」
「法定整備や保証の有無」
「ワンオーナーかどうか」

そういった判断基準のもと、中古車探しをすると良いでしょう。

特に注意深く見ておくべきなのが、走行距離とタイミングベルトについて。走行距離が長い車は、絶対にタイミングベルトが交換されているかどうかを確認することが大切です。乗り捨てる覚悟をしつつも、できるだけ安全に故障頻度も低く乗ることが出来る車を選びましょう。

 

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