スバルXV燃費計測レポート。実際に運転してみた結果

実燃費XV

カタログ燃費:16.2km/L
実燃費平均:11.47km/L

居住性・取り回しに優れ、走破力・実用性共に優秀なスバルXV。4WDで最低地上高が200mmという、どんな道でも安定した走りをするための設計が成されており、低価格帯の高性能なクロスオーバーSUVとして人気です。

そんなスバルXVを購入する際、気になるのは燃費。上記実燃費平均を見てみると、ガソリンエンジンのSUV(排気量2.0L)にしては悪くはありませんが、決して良い記録だとは言えないでしょう。それでもひとつひとつの記録を拾ってみると、カタログ燃費を超える記録も多数あります。

実際に燃費はどのくらいになるのか、オーナーの実燃費記録を10個拾い考察した上で、自分でも運転して検証してみました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「高速道路で15km/L、一般道では10km/Lくらいでした」
「1000km(内7割から8割は高速道路)を走ってきましたが、今のところ平均は14km/Lとなっています」
「市街地・短距離での街乗りにおいては10kmを切ってしまいます」
「高速道路で15km~17km/L程度で、信号の少ない田舎道だと18km~19km/L程度になることがあります」
「街乗りだと7km/L程度になるときもあり、近頃の車としては燃費はよくないほうではないでしょうか」
「高速道路だけなら、15km~18km/L程度です」
「街のりで8~9km/L、高速で13~15km/L」
「通勤時で15km~17km/L程度です」
「高速道路をクルコン使って3人乗りしたところ、燃費は15kmから18km/Lになりました」
「走行距離が少ないので大まかですが、街中では9~10km、高速では15km程度です」

走行する場所や乗り手によっては、10km/Lを下回ることもありますが、その逆にカタログ値を上回ることもあることがわかりました。それでも20km/Lを超える記録というのはほとんど見られません。レジャーなどで長距離走行をしたとしても、15kmから18km/L程度となるでしょう。

また、定速クルーズコントロール搭載車よりも、前車速追従クルーズコントロール搭載車である「2.0i Eyesight」「2.0i-L Eyesight」のオーナーの方が良い記録を出している人が多いです。性能の高いクルーズコントロールを使うほうがエコドライブにより貢献できるという単純な図式ですね。

人によって・路面状況によって大幅な違いが出ていますが、私が運転したらどうなるのか気になります。誰でもできる・特別なテクニックを必要としない程度の簡単なエコドライブをしてみたら、いったいどれほどの燃費記録が出るのでしょうか。試乗してみました。

走行レポート。XVを実際に運転してみたら・・・

今回試乗させたいだたいたのは、2.0i Eyesightです。やはり追従型のクルーズコントロールを使いたいですし、2016年9月現在は注文受付を終了しているという関係もあって、このグレードになりました。

まず一目見て気に入ったのが、エクステリア。特にホイールがかっこいい。よくある放射線状にスポークが伸びているだけというのでなく、歯車のような線のあるデザインが特徴的です。くすぐられるものがあります。

エクステリアはファッション性に優れていますが、インテリアはどちらかといえば機能面・実用性重視といったところでしょうか。高級感などは特に感じられませんが、シンプルで居心地がいいです。外装・内装に浸るのはそこそこに、エンジンスタート。

スバルXVの運転に慣れるべく、市街地を30km走ってみます。発進時は少し癖があります。おそらくCVTの癖というものでしょうね。口コミによれば、すぐ慣れる人が多いようなのでそれほど気にしなくても良いでしょう。

多少のもっさり感はありますが、エコドライブをするなら、どうせ出足はゆっくりになるので問題ありません。気になるならSモードにすると良さそうです。乗り心地はやわらかめで、なおかつしっかりとしています。突き上げがなく、衝撃もふんわりと吸収してすぐに戻ってくれる・・・適度に硬い快適な乗り心地で、運転していて疲れにくいのではないかと感じました。

走っていてまず感じたのは、視界の良さ。高さがある車なので視点が高く、フロントガラスなどの設計面においても視界が広く確保できるようになっているのです。小さい子供の乗り降りもさせやすいでしょうし、子供のいる家族でも便利に使えるのではないでしょうか。

市街地特有の渋滞に時折巻き込まれながら走り、燃費は9.4km/Lになりました。

次に高速道路をクルーズコントロールは使わず、50km走ってみます。高速域でも全くストレスなく走ってくれるのはいいのですが、高速走行時の遮音性は低めです。フロントガラスの遮音性は以前よりも向上しているようなのですが、それでも風切音やロードノイズが聞こえてきます。

加速・減速を繰り返しましたが、走行性能に関して不快感や不安を覚えることは特になく、燃費は12.4km/Lとなりました。

低燃費を心がけたら

信号が少なく、渋滞しているところなど見たことが無いような田舎道を選んで、30km走ってみます。出足がゆっくりな特徴がありますが、そこにさらに被せるようにして、ソフトにアクセルを踏んでいく。体重のみで足が沈んでいくような感じで、徐々に踏み込み、ゆっくり加速します。制限速度をキープするようにして、ひたすらに田舎道を巡航しました。

選んだ道は信号が少なく車どおりもあまりありませんが、カーブが多いです。スバルXVはキビキビと曲がってくれるので、カーブでの加速・減速は最小限に済みました。コーナリングをしっかりと曲がるレスポンスの高さと、視認性の良さから「取り回しがいい」と言われているのでしょう。納得です。

そうやってちょっとしたエコドライブをしてあげた結果、燃費は12.8km/L。田舎における買い物程度の利用だと、この程度でしょうね。

次に高速道路を50km走ります。今度は追従型のクルーズコントロールを使ってみました。アイサイトVer3を利用したクルコンで、アイサイトの認識能力で前方車両の動向を認識し、それに合わせて車速を調整してくれます。そのため、理論的には前方車両との車間距離が一定に保たれるのです。

理論は理論で、現実はそうはいかないんだろうと甘く見ていましたが、机上の空論ではありませんでした。完全に保たれるわけではありませんが、確かに車間距離が詰まらないようになります。前方に車両がいなくなれば、設定速度で走ってくれるため、本当に運転が楽です。高速道路でロングドライブをするときには、これがあればあまり疲れないだろうと実感できます。

こちらがエコドライブに気を使わなくとも、クルコンが気を使ってくれるので楽できました。その結果、燃費は16.5km/L。微妙にカタログ値を超える記録が出たので満足です。この調子で長距離走行をすれば、18kmくらいまでは伸びるでしょう。

燃費なんて気にせず走ってみたら

今度はもう燃費なんて何も気にしません。エアコンを付けて街中を20km、思い切り走ってやりました。決して高出力ではない2000ccのエンジンですが、街中では十分すぎる加速力。スピードもどんどん出ていき、後続車両を突き放します。ダッシュと急停止を繰り返して制動力を試してみましたが、ブレーキもしっかりと利いてくれるので安心です。

燃費は6.8km/Lとなってしまいましたが、満足のいく走りでした。

続いて高速道路をまた50kmほど走ってみます。今度はクルコンを使わず、自分の足で思い切りペダルを踏み込んで加速しました。2000ccなのでエンジンが吹き上がる感じなどはあまりしませんし、体にかかるGも「まあこれくらいだよね」といった感じで大したものではありませんが、それでも大人数人でレジャーに出かけるのには十分の性能があります。

走り自体を遊びとして楽しむには満足できませんが、人を運ぶ・物を運ぶための足だと考えると十分満足できるでしょう。スポーツモードにしたら加速もさらにスムーズになり、それなりに楽しさはあります。ファッション性と実用性がうまく同居している、とてもちょうどいい車です。

燃費は11.3km/L。こんなものでしょう。

まとめ

コンパクトなSUVで、立体駐車場に入るため街中を中心に走るという用途に向いていますが、その場合は燃費が10km/Lを下回ることがあることに注意しなければなりません。高速道路を利用した長距離の通勤やレジャー目的で使うなら、カタログ燃費と同程度の燃費記録を出すこともできるので、そういった人にこそおすすめです。

2000ccですから加速性能には不満がある人も多いかもしれませんが、視界の良さ・レスポンス性の高さ・制動力の高さなどから、運転のしやすさという点で不満が出ることはないでしょう。

燃費に関しては個人で気をつけていれば、他のSUVと負けず劣らずの記録を出すことができます。価格が割安であるのにもかかわらず性能は非常に高く、経済的に乗りたいという人にとってはとても良い車です。実際に乗ってみて、エコに走る楽しさを味わうことのできる車だと感じました。

 

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