日産ジューク実燃費計測。乗り心地や運転性能はどうなの?

実燃費ジューク

カタログ燃費:18.0km/L
実燃費平均:13.43km/L

アメリカンコミックの世界から飛び出してきたのかと思うほどに独特なエクステリアと、どこかバイクの操縦を思わせるような運転席。その二つの要素が若い世代に人気を呼んでいる日産ジュークですが、購入する際に気になるのはやはり燃費でしょう。クロスオーバーSUVを名乗るからには、普段使いに耐えうる低燃費さが欲しいものです。

上記燃費を見てみると、実燃費平均もカタログ値も決して悪くはありません。ただ平均がこれだけ良い値になっているのであれば、もっとカタログ燃費に近づける・・・超えることもできるのではないかと考え、オーナーの口コミを集め、私も実際に運転して検証することにしました。

各オーナーの実燃費記録を紹介

「高速道路で100km/h巡航までなら、17km/Lから18km/で走ります」(4WD)
「一般道を走行するときでも、渋滞にあわない限りは15km~16km/L近くまでは伸ばすことができました」(4WD)
「エコモードで運転すると16km/L、アクセルをガンガン開けて走ると5km/L、通勤だと9km/Lで、走行パターンによってかなり変化します」(4WD)
「片道10kmほどの通勤で、燃費は10km/L」(4WD)
「結構ふかして運転をしていて、市街地は9.8km/L、高速では12.8km/Lくらいです」(4WD)
「片道25分の通勤に使うだけで、燃費は13km~14km/Lです」
「今まで総合で22,000km走りましたが、その平均燃費は18.3km/L。とても低燃費です」
「街乗りでは10km~12km/L程度で、高速なら14km/L程度です」
「今までの走行距離4500km、その8割程度は高速道路なのですが、実燃費平均は15.3km/Lとなっています」
「街・田舎・高速道路での使用、平均燃費は17km/L」

「燃費表示計の数値だと結構サバを読んでいる感じがする」という意見もありました。上記燃費記録は満タン法を使っての記録ですが、燃費表示計だと20km/Lを超えることも多々あるということでしょうね。燃費計を見て、満タン法で計算して・・・一喜一憂するという方も多いようです。ジュークで燃費を計る場合は、やはり満タン法を使ったほうが良いでしょう。

(4WD)と書いてあるのは、16GT FOURのオーナーの実燃費記録です。16GT FOURは4WDのターボエンジン。高い加速性能・走行性能を持つMR16DDTエンジンを使っていますが、燃費もとても良いようです。16GT FOURには「ALL MODE 4×4-i」という、トルクを分配するシステムが付いていますから、その恩恵もあるのでしょう。

エコドライブをしたい場合はFFに固定すればいいのですから、燃費も伸びます。4WD・2WDどの燃費記録を見てみても、記録はあまり変わりません。4WDだからものすごく悪い・2WDだから良いということでも無いようですね。

全ては走行パターンによって左右されるといったところですが、誰でも簡単にできるようなエコドライブをすればどこまで燃費は伸びるのか、実際に乗って試してみましょう。

走行レポート。ジュークを実際に運転してみたら・・・

今まで写真で見るだけでしたが、やっぱりこのエクステリアは目を惹きますね。私の住んでいる地域ではジュークを見たことが一度も無いのですが、これが街中を走っていたら確実に二度見してしまいそうです。

「かっこかわいいなあ」と思いながら中に入ると、確かにどこかバイクらしさを感じます。おそらくその正体はメーター周りでしょうね。メーターやディスプレイのつくりがどことなくバイクをイメージさせるのです。テンションがうなぎのぼりに上がりながら、エンジンスタート。

街中を30km走ってみます。渋滞というほどではありませんが、流れの悪い道に引っかかってしまい、ストップ&ゴーを結構繰り返してしまいました。その結果、燃費は10.3km/L。

今度は高速道路を50kmほど走ってみます。今回はカタログ燃費的に最も燃費の良いとされる15RXに乗車しましたが、通常の1.5Lエンジンでも結構余裕がありますね。高速でもエンジンノイズなどは特に気になりませんでした。快適そのものです。

走行性能を試すかのように、加速と減速を繰り返す・・・。加速はしっかりスムーズで、減速もそれほどもたつきはありません。15RXでも走行性能は非常に高く、100km/hまでなら何の問題も感じることはありませんでした。その結果、燃費は12.6km/L。平均に近い数値となっています。

低燃費を心がけたら

今度は低燃費を心がけて走ってみます。エアコンを付けず、流れが止まることは全く無いような田舎の道を30km走行。エコモードをオンにし、エンジンをスタートさせ、優しく優しくゆっくりとアクセルを踏み込んでいきます。自重で自然にゆっくりと重みが伝わって、その重みによってアクセルが踏み込まれるようなイメージです。

制限速度をキープするようにしながら、特に細かいアクセルワークをすることもなく、信号に引っかかることもほとんどありませんでした。途中行く手を阻んできた坂道では、坂道を登る少し前から加速をしておき、坂道を登りながら加速しなくても良いようにします。こうすることでエンジンにかかる負荷を減らし、無駄な燃料消費を抑えるのです。

自転車で走るとき、たいていの人は坂道を登る前から速度を上げておくと思います。そうするとらくだから身についているわけですが、車も同じです。ただ坂道を登るときにふと感覚として気がついたのですが、トルクのタイヤへの伝達ロスがあるような・・・。あまりにトルクがありすぎて、2WDでは動力が余ってしまっているように感じます。

「あ、これか」と、ぽつり。カタログ燃費では18km/Lと14.2km/Lとなっていて大きな差があるのに、2WDと4WDの実燃費の差があまり無いのは、2WDだと余ってしまっている動力(無駄な燃料消費)を4WDにすることで無くしているからだと思ったのです。

後で調べてみると、私以外にも実際にそのように感じている方もいらっしゃいました。15RXのほうが理論的に低燃費だからと選びましたが、あながちこちらのほうが低燃費とは言えないところがあるかもしれませんね。

そうやっていろいろなことを実感しながら30km走り終え、燃費は16.4km/L。坂道による影響を出来るだけ減らすことができたなという印象です。

今度は高速道路を50kmほど走ってみます。走行速度は90km/hを徹底的に維持するように心がけました。ジュークにはクルーズコントロールがありませんから、こういった速度の調整は自分でしなければなりません。アクセルワークを一定にすることで速度を保ち、無駄な燃費を避けるのですが、これをするには車間距離を開けることが大切です。

幸い平日でしたから、特に混んでいるということはなく、自然と車間距離を開けることができました。もう少し加速したい欲望を差抑えながら走っていると、燃費は18.71km/L。カタログ燃費は超えましたが、20km/Lには届きませんでした。

燃費なんて気にせず走ってみたら

いい加減に暑い・・・スポーツドリンクを飲んで熱中症予防しながらエアコンをつけます。ベースグレードなのにオートエアコンなのがいいなあと思いました。5分くらい涼んで、十分に室内が冷えたところでドライブをスタート。ちょっとした街中を20kmほど走ってみます。

加速はしましたが、街中だからあまり無茶はしません。加速して走っている最中にカーブがありましたが、ハイスピードのコーナリングでもかなりの安定感があります。スポーツカーに負けないのではないかというほどのサスペンション性能に、思わずびっくり。ステアリングも重すぎる軽すぎずでちょうどいいです。

そんなこんなで走行性能の高さを実感しつつ走り、結果は9.3km/L。やっぱり街中をハイスピードで走って加速・減速を繰り返せば、10km/Lを下回ることがあるようですね。

次に高速道路を50kmほど走ってみます。今度は高速道路ですから、街中よりも遠慮はいりません。アクセルペダルを思い切り踏み込んで、加速・・・意外とエンジンが吹き上がるような感覚がありますし、トルク感も結構伝わります。それでも力が有り余っている感覚は、やはり感じてしまって少し残念な気持ちになりました。

100km/hを過ぎてもまだ楽に加速できる、まだ走りが安定している・・・「ターボ要らん気がするなあ」と思いながら走り、ジュークの完成度の高さを再び実感。130km/hや140km/hあたりまで出したいなら、ターボは必須ですが、100km/hから120km/hまでならターボが無くても問題ありません。

結果的に燃費は8.3km/Lでしたが、満足のいく結果でした。

 ジュークのグレードや装備が知りたい方は必見!下記ページに詳しく掲載しています。
>日産ジューク グレードの違いを解説。自分に合ったグレードを探せ 

まとめ

ジュークはエクステリアやインテリアといったデザインばかりが注目されていますが、走行性能も非常に高く、運転の仕方によっては燃費もとても良くなる車だということがわかりました。2016年8月現在、フルモデルチェンジはされていませんが、マイナーチェンジや一部仕様向上をするたびに走行性や燃費性能が向上しているという口コミも多いです。

現在でも十分な車ですが、今後どうなっていくかも期待できます。SUVとして全く問題ないほどの加速性能と、日常ユースとして十分なほどの燃費を兼ね備えている、まさに「クロスオーバーSUV」と言うにふさわしい車と言えるのではないでしょうか。

 

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