【マークX VSクラウンアスリート】魅力を徹底比較!大人の色気を味わえるのはどっち?

高級車ではなくとも国産車の中では比較的高いモデルに位置付けられている「プレミアムスポーツセダン」マークX。スポーティなデザインとバランスの良いボディの重量比率などが特徴の、トヨタの人気車種ですよね。

同じくトヨタの人気「プレミアムスポーツセダン」と言えば……? そう、クラウンアスリートです。存在感とサイズの大きいフロントグリルが強く印象に残る車で、スッキリとした上質で静かな走りが特徴的。

かたや上級モデル、かたや高級車のこの二車種。そこには大きな違いがあるはずですが、同じ会社の車だからこその共通点もあるはずです。

お互いの違いはどこにあるのか、共通点はどこなのか? お互いの魅力を徹底的に比較してみましょう。

価格・ローンについて、どっちが安い?

ベースグレードの価格

マークX クラウンアスリート 価格差
価格 2,916,000円 3,963,600円 1,047,600円
3年ローン(月々) 81,000円 110,100円 29,100円
5年ローン(月々) 48,600円 66,060円 17,460円

 

任意保険料金

マークX クラウンアスリート 価格差
価格 361,600円 388,600円 27,000円
3年ローン(月々) 361,600円 388,600円 27,000円
5年ローン(月々) 361,600円 388,600円 27,000円
※表に記載の年齢・年間走行距離:110000km・運転者限定:限定無し・対人賠償:無制限・車両保険:つける・等級:13等級で統一・免許の種類:ゴールド・運転者の年齢制限:無制限・対物賠償:無制限

上級モデルと言えども、高級車とは100万円以上も差がつくものなんですねえ。グレードが上になるにつれて、価格差も大きくなりそうです。

実際、クラウンアスリートの最高値約618万円と比べ、マークXは最高値約443万円……175万円もの差があります。

クラウンアスリートは動力性能ごとにグレードが分かれ、そこから更に装備など仕様ごとに細分化されていてグレード数が多いので、価格差も段々と開いてくるんでしょうね。

任意保険料金に関しても、年間2万7千円ほどクラウンアスリートのほうが高いです。5年ローン月々1万7千円程度の価格差と合わせると、とても大きな違いになるでしょう。

1万7千円も毎月差が出るなら、毎月高級肉ですき焼きパーティが出来ますからね。

それほど大きな価格差があることを念頭に置いて、装備などの魅力を比較してみましょう。価格差が大きいので、単純な比較というよりも「それぞれの魅力を語る」形になりますが。

【マークX】VS【クラウンアスリート】装備を比較してみた

マークXとクランアスリートの価格差は大きい。ベースグレードから100万円も開くということは、装備差が大きいはずです。

特にベースグレードは「マークXはV6エンジンなのにクラウンアスリートは直4エンジン」という違いがありますからね。それなのに価格が大幅に異なるなら、装備に期待してしまいます。

Toyota Safety Sense P 【マークX】

プリクラッシュセーフティシステム、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロールが全社標準装備となっています。

もちろん、クラウンアスリートもToyota Safety Sense Pの内容が全て標準装備されていますよ。

クラウンアスリートは、基本的な装備はマークXと同等でありながら内装の材質や塗装・装飾をグレードアップしたり、足回りの機能を強化したりといった変更を加えています。

ただ、裏を返せば「マークXは100万円以上安価なのに、基本的な装備はクラウンと同じものが多いからお得」と言えるんです。

マークXはグレード間の装備格差も小さいため、ベースグレードでほとんど完成していると言える点も「お得」と語る理由のひとつとなっています。

ただ、個人的には欲を言うなら運転席電動ランバーサポートを全グレード標準にして欲しかったですね。それはクラウンアスリートにも言えます。どの動力性能を選んだとしても、それぞれのベースグレードにだけ搭載されないんです。

「ここが良いなあ」という点も似ているんですが、「ここが惜しいなあ」という点も似ています。

ブラインドスポットモニター 【クラウンアスリート】

各動力性能の上位グレードには、ブラインドスポットモニターが搭載されます。運転や駐車時に死角となる部分をモニターに映し出すことによって、安全性を高めるというものですね。

この装備もそうなんですが、クランアスリートは「これいいなあ」と思った装備や機能がことごとくベースグレードには搭載されないんです。

クラウンアスリートの一番安い2.0Lターボ車には「T」「S-T」「G-T」と三つのグレードが設定されていて、それぞれ装備が異なります。

2.5Lガソリン車やハイブリッド車にも同様に三つのグレードが設定され、3.5Lガソリン車には二つのグレードが設定されているんです。

その中で再安価の「T」やそれに準ずるグレードでは足回りなど車としての根幹にかかわる部分以外のほとんどが、マークXと同等となっているんですよ。

S-Tからランバーサポートが搭載されたり助手席パワーシートが標準になるなど、クラウンらしい豪華な装備と機能が搭載されるようになります。

豪華装備や機能を重視するのであれば、最低でも中間のグレードを選ばないといけないわけです。そうなると、価格が上がります。一番価格が低い動力性能の「2.0アスリート」で「S-T」を選ぶと、4,584,600円と大幅に高くなるんですよ。

走りの上質さや内装の質感の高さだけを重視するなら「T」が良いですが、お得かと問われると頭を傾げたくなります。

基本性能や内装の質感はクラウンアスリートのほうが上だけど、装備的なお得感はマークXのほうが高いと言えるのではないでしょうか。

装備に対する口コミ

マークX クラウンアスリート
ある程度自動運転ができます! 車線を逸脱しそうになると自動で少しハンドル操作がされ、逸脱しないようにしてくれる。超便利です。 高級車と言えるほどの価格帯で売るなら、「アドバンストパッケージ」くらいは全車標準装備にして欲しかったと思ってしまいます。
タコメーターと速度計のみのメーター周りが、とても見やすくて好印象。 ベースグレードで運転席が電動ではないなど、価格にしては装備が貧弱に感じる部分もありますが、走りと質感に満足してしまいます。
合成ながらも皮革シートが装備されたりと、お得感がある。この価格帯にしては装備が充実していると感じます。 TよりS-Tを買ったほうが、満足度は絶対に高いです。その分価格も高いけど。装備の簡略化はよろしくない。
最下位グレードだと装備や仕様に不満があったが、妻に押されて購入。電動シートじゃなかったのが何よりもしんどかったです。 2.5 Sにアドバンストパッケージやドライブサポート、本革仕様などをオプションで取り付ければ装備には言うことなしですね。
あらゆる装備が付いてチューニングもされ、ベース車プラス60万円程度は安いですねえ。 走り的にも装備的にも、2.0S-Tを買うなら2.5Sを買ったほうがお得。2.0S-Tと2.5Sの価格差が小さすぎて2.0S-Tの存在意義が無いように感じる。

マークXもクラウンアスリートも、口コミを見る限りではベースグレードでは満足できない方が多いように感じます。

電動シートが装備されないなど不満点があり、どちらも中間グレード以降のグレードを購入してオプションもつけるという方が多数派です。特にクラウンアスリートの場合は、その傾向が顕著になります。

クラウンアスリートの装備を語る上で語らなければならないのが、「グレード設定」に潜む落とし穴です。

最後に紹介した口コミにあるように、2.0S-Tと2.0Sの価格差は12万円程度と小さい。高級車を買う人にとって12万円の差で装備と動力性能が向上するのであれば、躊躇いなく2.0Sを買うでしょう。しかも4WDですからね。

2.0Lターボグレードがあるのは価格を抑えられるからです。トヨタは価格を抑えたグレードを設定することで需要を広げることを狙ったのでしょうが、これが裏目に出ているように感じます。

結局クラウンアスリートを買うほどの予算がある人は、2.5Lモデルを買うんです。

安いからとベースグレードを買うと後悔する可能性が、あります。少しでも装備を重視するなら、2.5S以降のグレードを買う必要があるでしょう。

両モデルのエクステリア・インテリアを比較

マークX クラウンアスリート
全長 全幅 全高 全長 全幅 全高
250G/2.0アスリート 4,770 1,795 1,435 4,895 1,800 1,450
250S/2.5アスリート 4,770 1,795 1,435 4,895 1,800 1,465
250RDS/2.5ハイブリッド 4,770 1,795 1,435 4,895 1,800 1,465
350RDS/3.5アスリート 4,770 1,795 1,435 4,895 1,800 1,450
※単位はmm。

全体的にクラウンアスリートのほうが大きいですよね。特に全長が125mmも長くなっていて、ロングノーズになっています。

125mm長くなった全長による違いは、ノーズが伸びただけで、室内長はマークXと同じです。昔から高級車=ロングノーズというイメージがありますからね。鼻の長さは高級の証、クラウンの証。

ボディサイズは室内空間だけではなく、デザイン的な違いも生むということです。そういった「デザイン面」の好き嫌いも含めて、エクステリアとインテリアに対するオーナーの意見を見てみましょう。

エクステリア・インテリアに対する口コミ、オーナー意見

マークX クラウンアスリート
大きすぎなくて、小さすぎない。派手すぎなくて、地味過ぎない。とてもバランスがよく取れた車だと思います。 全幅が1.8メートルを超えれば、もっといいデザインになるかもしれない。ただ、日本車だから仕方がない部分もあるでしょうね。
スイッチ類が少しゴチャっとしている感じが否めませんが、慣れれば問題なし。安っぽさなどは感じられません。 先進性は感じられないものの、古臭さはなく「安心」のインテリア。細部の作りこみが凄くて、「流石」の一言。
マイチェンするごとに鋭くなるフロントマスク。カッコイイ。サイドビューは「ザ・セダン」といった雰囲気でいいですね。 インパネのほとんどがソフトパッドで覆われていて、黒木目調パネルとシルバー加飾がしっかりあって豪華!
高級感と実用性が兼ねられた、上質なインテリアだと思います。木目調のハンドル・シフトノブも、いいですねえ。 全体的に凹凸が多くて立体的。横からの眺めは水平でカッコイイ。だけど、グリルが大きいのは個人的にあんまり…。
高級感も少しありながら、スポーティな雰囲気があるところがとても好きです。 おしゃれ感があり、落ち着きもあります。上質で大人な雰囲気で、とてもいいですね。

マークXは全体的にボディサイズがバランスが良く、フロントマスクも好印象という意見が多いです。

クラウンアスリートは、幅がもう少しあればバランスが良くなるという意見が見られ、フロントグリルに関しては賛否両論があります。

個人的にも「幅がもう少しあれば……」という意見に同意ですが、日本国内で運用することを考えれば幅を持たせることには限界があるので、この点は仕方のない部分でしょうね。

フロントグリルに関しては個性的で良いのではないかというのが個人的な意見ですが、苦手という人が多いのも納得ができます。

少し苦手でも受け入れている人もいますが、どうしても受け入れられないから購入をやめたという人もいるので、この点は慎重に考えたほうが良いでしょう。

デザインが全てではないとはいえ、見た目を愛せない車を愛しぬくのは難しいですから。

インテリアに関してはマークXもクラウンアスリートも、軒並み評価が高いです。マークXはスポーティな雰囲気も感じられるインテリア、クラウンアスリートは高級感にステータスを大きく振り分けたようなインテリア。

実用性は両方ともに高いです。スポーティさを重視するか、ひたすらに高級感を求めるかといったところでしょうか。

【マークX】と【クラウンアスリート】燃費がいいのはどっち?

両車種ともにスポーツセダンであるため、走行性能が予想以上に高いです。特にクラウンアスリートは上質な走りで静粛性も高く、足回りの調整が秀逸。

そういった特徴がある車なので、燃費に神経質になるのは野暮でしょう。ただ、二車種の共通点を語るには燃費を語らなければなりません。

そこで、JC08燃費とオーナー実燃費の両方からマークXとクラウンアスリートの燃費を見てみましょう。

マークX クラウンアスリート
250G/2.0アスリート 11.8km/L(10.6km/L) 13.4km/L
250S/2.5アスリート(i-Four) 11.8km/L(10.6km/L) 10.2km/L
250RDS/2.5ハイブリッド 11.8km/L 23.2km/L(21.0km/L)
350RDS/3.5アスリート 10.0km/L 9.6km/L
※()内は4WD燃費。2.5アスリートは2WD無し。

同じ排気量のエンジンを搭載するグレードをJC08燃費で比較するとマークXのほうがほんの少し燃費が良いですが、重さの違いから燃費が異なっているだけなので誤差の範囲内でしょう。

2.5Lエンジンと3.5Lエンジンは、マークXとクラウンアスリートで同じものですからね。

特筆すべきはアスリートにはハイブリッドモデルが用意されている点ですが、ガソリンモデルに比べるとなかなか売れていないようです。マークXとクラウンアスリートで燃費を語るのは、やはり野暮かもしれませんね。

オーナーはどう思っているのか、口コミから見てみましょう。

燃費に対する口コミ

マークX クラウンアスリート
加速が気持ちよく、かなり回し気味で走って11km/Lなので素晴らしいです。 市街地で7km/L程度です。高速道路では12~13km/L程度と素晴らしい。
10km/Lを超えれば良いと思っていたんですが、実際は12.5km/L。走りを楽しみながらこの燃費はとても立派。 街乗りで7km/Lで、郊外では10km/Lを超えます。
高速道路でエコドライブをすれば14~15km/Lですが、別に気にしていません。 街乗りと高速道路の組み合わせで9km/L程度です。ただ、納車してあまり経ってないのでこれからに期待。
街中で8~9km/Lくらい。10km/L走れば嬉しかったんだけど、こんなものでしょう。 高速道路メインなら13~14km/L程度走ってくれますよ!
都内で走ると5~8km/L程度ですが、遠出をすると10km/Lを超えます。 市街地でも10km/L、遠乗りで15km/L。素晴らしいですねえ。

市街地では7km/L前後、高速道路では12~13km/Lが平均的という点でマークXとクラウンアスリートは共通しています。実燃費を見てみても、燃費の差は小さいですね。

上に挙げていませんが、「聞くだけ野暮」という意見も両方にありました。実燃費はカタログ燃費に比べると良好で、燃費は気にしていない人が多いようです。

【マークX】・【クラウンアスリート】にはどんな人が乗っているの?

ここまでマークXとクラウンアスリートの魅力を徹底的に比較してきましたが、共通点も異なる点もどちらも多いですよね。同じメーカーの車同士、やはり惹かれ合うところがあるのだと思います。

惹かれ合うのは車の特徴だけか、それとも人も惹かれ合うのだろうか? 需要も似通ってきそうですが、実際のところどうなのかをそれぞれのオーナー10名に対し、調査してみました。

【マークX】に乗っている人はこんな人!

マークX年代別オーナー表

圧倒的に40代の購入者が多く、中間層に偏りましたね。20代といった若年層が少なく、50代以上の高年齢層が0人で、30~40代が10人中9人ということですが、若者が居ない点に関しては「セダンだから」という一言で説明することができます。

価格が高めのスポーツセダンは、若者受けが悪いんです。近年は「若者の車離れ」が叫ばれていますが、特にセダンに関してはそれが顕著。

20代は生まれたときからセダンに触れてきたという人が少なく、親しみが無いのがその理由です。30代・40代は子供のころ、親がセダンを持っていたという人が多く親しみがあり、購入者も多くなっています。

今の20代の子供時代と、国内の自動車社会とセダンが衰退してその分ワゴンの人気が高くなった時期とが重なるんです。そのためセダンだから若者が少なくなっているわけですね。

特に「スポーツセダン」となると、実用性より趣味性が高くなります。実用性の高いワゴンが人気であることを考えると、趣味性が高い車が売れづらくなっていると言うこともできるでしょう。

マークXは、若者に売れにくい要素がたくさんあるわけです。

50代以降が少ないのは、内装が少しスポーティで若々しい点などが影響しているのかもしれませんが、50代以降の人はクラウンアスリートを選ぶということもあるのかもしれませんね。

【クラウンアスリート】に乗っている人はこんな人!

クラウンアスリート年代別表

マークXは50代以降の購入者が少ないのはクラウンアスリートを選んでいるからかもしれないと語りましたが、それはあながち間違いではないかもしれませんね。

トヨタのスポーツセダンを買うなら、高年齢層はクラウンアスリートを選ぶ。

マークXより大人でシックな印象のインテリアと、中間以上のグレードでオプション搭載すれば装備がとことん豪華になる点などを考えれば、金銭的余裕が生まれる高年齢層の需要がマークXより大きいのは当然ですね。

ただ、意外なのが20代の購入者が最も多いということです。

高級車の中でも「スポーティ」に特化した車であることや、クラウンが個性的な車であることなどが影響しているのかもしれません。

個人的に思ったのは「高級車だと、20代の購入者も増えるのかもしれない」ということです。BMWやベンツといったドイツ車を見てみると、20代や30代の購入者が案外多いんですよね。

どの年代の中にも「車好き」「マニア」という人が一定数います。

若者の車離れが叫ばれていて、「車に少しでも興味がある人の割合」が中間層や高年齢層よりも若年層は低いです。

「興味がないけど必要だから買う」という人が多い中で「車に興味がある」と言うような人は、とても車が好きでマニアの域に達している人くらいなのかもしれません。

車関係の知識が常識として考えられていない若年層だからこそ、高年齢層より「車に興味がある人」の中の「マニア率」が高くなっていて走りを重視した高級車の購入者が多くなっているのではないでしょうか。

比較結果

マークXとクラウンアスリートは、同じトヨタの「スポーツセダン」ということで共通点も多くある程度は需要も共通しています。

今回調査した各10名ずつの購入者は「スポーティ」と「高級感」の二つを重視して購入し、日常的な利用とレジャー利用の両方を目的としているという点も共通していました。

ただ、その中にもハッキリとした違いがあります。マークXは大人数で乗る人が多いけれど、クラウンアスリートは一人か二人で乗る人が多いんです。そういった需要の違いもあり、内装の質感や装備の幅など他にも違う点はたくさんあります。

似ている部分と違う部分のどちらを重視するかで、購入すべき車種は変わるでしょう。

自分の重視する項目のほとんどが「似ている部分」だったら、価格の安いマークXのほうがお得ですが、異なる部分を重視しているならクラウンアスリートを買うという選択肢も現実味を帯びてきます。

どちらも良い車なので、思う存分悩んで購入決定しましょう。

 

車を安く乗り換える上で最も大切なこと
ご存知ですか?


車の乗り換えで「ほとんどの方が損をしている」その盲点とは。

私はこの方法で毎回新車を30万円安く購入しています。覚えておいて損はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です