アウディ A3 セダン グレードごとに評価をしてみた!ベストなグレードは?

アウディA3セダン

A3セダンは、アウディの誇るコンパクトセダンです。日本国内では「コンパクト」の需要がとても高く、日本はこの手の車の激戦区とも言えますよね。

外国車ということで風当たりが強く、街で頻繁に見かける車ではないものの、国内での扱いやすさは抜群。

アウディA3セダンの魅力は実用性の高さだけでなく、ドイツ車の中ではトップクラスの選びやすさにもあります。

スポーツセダンでお馴染みのBMWは典型的な車好き以外選びづらく、ベンツは存在感が強すぎて周囲を威圧してしまうのを好まない人には選びづらい。

アウディはプレミアムブランドでありながら、自己主張が激しすぎず実用性が高く選びやすいんです。どんな道でも周囲に違和感無く溶け込むセダンスタイルと、主張が控えめで扱いやすいコンパクトであることも幸いしていますよね。

そんなA3セダンの魅力を、グレードごとに紹介しましょう。

アウディ A3 セダン グレード表

グレード名 価格
1.4 TFSI 3,110,000円
1,4 TFSI sport 3,470,000円
2.0 TFSI quattro 4,170,000円
2.0 TFSI quattro sport 4,470,000円

アウディA3は2017年にマイナーチェンジされ、微妙にグレード設定が変わりました。A3セダンの基本グレードは以上の四つで、最低価格と最高価格の差は136万円です。

ドイツのプレミアムブランドにしては、価格差が小さめですよね。

そもそもの価格自体が低いモデルでもあるので、価格差は小さい方が良いでしょう。

ただ、そうなると気になるのが性能の違いや装備の違いです。価格差が大きければ期待も大きく、小さければ不安が大きくなりますよね。

性能の差はどれほどなのか、装備の違いはどれくらいあるのか、これからじっくり見ていきましょう。

各グレードの特徴や違いを解説

アウディA3には、二つのエンジンが搭載されています。価格から予想が付くと思いますが、1.4TFSIと2.0TFSIとで、エンジンが異なるのです。

価格差は最大136万円ですが、その差の大部分を占めているのが性能差と言えるでしょう。そんな性能をメインに、まずは各グレードの概要を語りたいと思います。

1.4 TFSI

1.4TFSIに搭載されているのは、最高出力90kW/5,000~6,000rpmで最大トルクが200Nm/1,400~4,000rpmの直列4気筒ターボエンジンです。1.4TFSIという名前は、総排気量が1.4Lであることに由来します。

1.4Lターボというと、大したことないように聞こえるかもしれません。

ただ、この車は走り始めてすぐに「お、良い車だな」と感じられるんです。とてもアウディらしさが色濃く出ている、硬質で上質な走行感覚。

市街地を走る分にはとても爽やかで引き締まった走り心地・乗り心地で、快適そのものです。直進では車が伸び伸びと進んでいき、速度もスーッと伸びます。

カーブでは、ドライバーの操舵に対して敏感すぎず遅すぎない絶妙なレスポンスで、リニア感の強いコーナリングを楽しめますよ。

都市部では特に求められる快適さと曲がりやすさを持っていて、コンパクトボディの恩恵もあり、スイスイ走れてしまいます。都市部でもイライラしません。

そして、高速道路。

思い切りアクセルを踏んで加速させると、思わず笑みがこぼれるほど気も良い走りが楽しめます。

1.4Lターボなのにしっかりと加速Gを感じられ、ギアの変化でプツプツと加速Gの感覚が途切れず、常に「面白い!楽しい!」と感じていられるんです。

1.4Lではありえないほどの走りの世界に、思わず魅了されます。

何よりも澄んだ機械音のエンジンサウンドが、カッコイイんです。

メカメカしていて、メカニック好きな人であれば必ず「好きだ」と思えるようなサウンドを、確かな加速Gと共に体感する。それこそが、1.4TFSIの楽しみと言えるでしょう。

1.4 TFSI sport

2017年1月に追加されたのが、このsportです。のアウディよりスポーティな印象に仕上がっています。

ミシュランプライマシー3という17インチタイヤが搭載されていて、機敏な走りが楽しめるようになっているんです。若干、ステアリング感覚が機敏になっているように感じられます。

その他変更点の有無などは、装備の項目で語るとしましょう。

2.0 TFSI Quattro

2.0TFSI Quattroには、最高出力140kW/4,180~6,000rpm、最大トルク320Nm/1,500~4,180rpmの直列4気筒ターボエンジンが搭載されています。お察しのとおり、2.0TFSIという名前は総排気量が2.0Lであることが由来です。

また、Quattroというのはアウディの4WDシステムのこと。要するに2.0TFSI Quattroとは、2.0Lターボ4WD車ということになりますね。

この車の魅力は、滑らか過ぎるほど滑らかなエンジンフィールです。5000rpmを超えても、まだまだストレスを感じることなく軽々とエンジンが回っていきます。レッドラインの6750rpmになるまで、滑らかに回り続けるんです。

その恩恵で、加速感覚は1.4よりもスムーズで面白いものとなっています。

アクセルを踏み込んだ瞬間に明らかな加速Gを感じながら、グイグイッと素早く加速していく。自分が踏み込んだ量だけ、そして頭の中で思い描いている分だけ加速してくれるんです。

ステアリングフィールも意のままに操る感覚で、加速感覚とあわせると、車との圧倒的な一体感を味わうことができます。

人馬一体、車と人とが一体となった姿はまさに、相棒。

車をかけがえの無い相棒へと昇華させてくれる走行性能に、ニヤリとしてしまうこと間違いなしでしょう。

2.0 TFSI quattro sport

1.4TFSI sportと同じく、足回りなどに違いが見られます。装備の項目で詳しく説明するとしましょう。

装備を基準に各グレードの特徴を見てみる

アウディA3の特徴は性能だけでもある程度掴めますが、装備を見ないことには全貌は掴めません。

1.4TFSIとsportとの違いは何か、1.4TFSIと2.0TFSIとに装備の違いはあるのか……装備について気になる疑問を徹底的に解決していきましょう。

なお、装備内容はWEBカタログから一部抜粋しています。
http://www.audi.co.jp/dam/nemo/jp/catalogue/a3/my17/MY17_A3_DI_1702.pdf

全グレード共通標準装備

  • バイキセノンヘッドライト
  • 自動ヘットライトレンジコントロール
  • 可倒式リヤシート
  • リヤヘッドレスト
  • シートベルトモニタリング
  • センターアームレスト(フロント)
  • クロームワークパッケージ(アルミニウムルックインテリア)
  • ハンズフリー(Bluetooth)
  • DIS(ドライバーインフォメーションシステム)カラーマルチファンクションディスプレイ/トリップコンピューター
  • エレクトリックインターフェイス(AUX-IN)
  • 8スピーカー
  • 4リンクリヤサスペンション
  • スタート/ストップシステム
  • アダプティブクルーズコントロール/アウディプレセンス フロント
  • エアバッグ(フロント/ニー)
  • サイドエアバッグ(フロント)/カーテンエアバッグ
  • 電動パワーウインドウ
  • リモートコントロールキー

ハンズフリーシステムや8つのスピーカーが標準装備されている点に、プレミアムブランドとしての意地が見えますよね。比較的安価なモデルであったとしても、プレミアム感は演出したいという意地と誇り。

それは、アダプティブクルーズコントロールや、アウディプレセンスフロントからも感じられます。

アダプティブクルーズコントロールは、レーダーセンサーによって先行車両との距離を感知して、アクセルとブレーキを電子制御することで車間距離を一定に保つシステムです。

車間距離が短くなればブレーキをかけ、長くなれば加速してくれます。

また、アウディプレセンスフロントという衝突危険性を察知して回避動作を行ってくれるシステムも、魅力的ですよね。クルコン頼りにしていると危険なのではないかという不安を、払拭してくれます。

自動ブレーキだけでなく警告もしてくれるので、運転手だけでは気づけない危険も気づくことができるでしょうね。

1.4 TFSI/2.0TFSIと、各sportとの装備の違い

1.4TFSI/2.0TFSI sport
  • アルミホイール5アームブレードデザイン7.5J×16
  • 205/55R16タイヤ
  • 標準フロントシート
  • マラソンクロスシート
  • フロントシート高さ調節機能
  • デコラティブパネル モノメタリックプラチナム
  • マニュアルエアコンディショナー
  • イルミネーテッドメークアップミラー
  • ダイナミック・サスペンション

 

  • アルミホイール5アームブレードデザイン7.5J×17
  • 225/45R17タイヤ
  • スポーツシート(フロント)
  • ラリークロスシート
  • 電動調整機能(フロント右)手動高さ調整機能(フロント左)
  • ランバーサポート4ウェイ(フロント)
  • デコラティブパネル アルミニウムミストラル
  • ドアシルトリム アルミニウム
  • パドルシフト
  • デラックスオートマチックエアコンディショナー
  • インテリアライティングパッケージ
  • スポーツ・サスペンション
  • アウディドライブセレクト
  • アウディホールドアシスト
※両者で異なる装備のみを挙げています。

シートの素材や機能の違い、インテリアの細部の違いなどが多いですね。特にシートにランバーサポートが付いて、電動調整機能まで付くというのが魅力的に見えます。

スポーツシートは設計からホールド力を高めてはいますが、個々人で快適なシートポジションは変わりますから、ランバーサポートはスポーツシートに欠かせない存在です。

安価モデルでスポーティさを売りにしている車ではないとはいえ、sportと銘打っているからには、こういう部分がしっかりしていると安心しますよね。

また、パドルシフトで直感的なシーケンシャル操作も可能。これにより、走りをよりスポーティに、意のままにすることができます。

他にもインテリアライティングパッケージなど室内装備で気になる部分はありますが、室内装備で一番大きな両者の違いはエアコンでしょうね。

通常グレードではマニュアルエアコンというのが、少し残念なところです。他の部分にこだわっているためなのかもしれませんが、やはりオートエアコンが欲しいと感じますよね。

sportに設定があるのは良いですが、手放しに喜ぶことができません。

ただ、スポーツサスペンションで走行感覚がやや硬めになり、加速した際の安定感や衝撃吸収性が向上していることや、これまで語ってきた装備の違いなど、通常版との違いは大きいです。

そのため、エアコンを残念と感じる人はそれだけを理由にしてsportを選んでも決して損はしないでしょう。

sportを基本グレード、通常版は廉価版というような考え方でも良いのかもしれません。

各グレードの評価 こんな方にオススメ!

価格・性能・装備とアウディA3セダンの特徴を見てきましたが、A3セダンはあくまでも実用的なコンパクトセダンであるという立ち居地を貫いているなと思わされますよね。

装備に関してもそうですが、多く着飾りすぎず、質素すぎずという設定がうまいです。

そんなアウディA3セダンを、グレードごとに評価してみましょう。

グレード名 評価 こんな人にオススメ
1.4TFSI ☆☆☆ FF(2WD)で良く、エアコンもマニュアルで良いという方へ。
1.4TFSI sport ☆☆☆☆☆ 気持ちよく加速できるコンパクトセダンが欲しい方へ。
2.0TFSI quattro ☆☆☆ 4WDが欲しくてエアコンに妥協できる方へ。
2.0TFSI quattro sport ☆☆☆☆ ガンガン加速できる4WDが欲しい方へ。
※評価は5段階でオススメ度を表しています。

1.4 TFSI/sportの評価

面白い! 楽しい! と常に感じられるほど気持ち良い加速ができて、市街地での取り回しも抜群に良くて実用的。

1.4Lターボにこれ以上のものを求めることは無いだろうなと思わせられるほど、クオリティの高い車だと思います。コンパクトセダンの役割は、このエンジンでも十分すぎるほどに果たせているのではないでしょうか。

エアコンを諦めるなら本体価格311万円程度で、このクオリティの車が手に入ると考えれば安いものです。エアコンを諦めずsportにしても、価格は350万円に達しないというところがまた絶妙ですよねえ。

また、スポーツサスペンションの与える影響は日常稼動に悪影響の出ないレベルなので、「別に足回り強化してくれなくても……」という人でも、sportが選びやすくなっています。

価格と装備のバランスは1.4TFSI sportが一番良いのではないでしょうか。

2.0TFSIと装備が変わらないなら、1.4を選ぶほうが懸命に思います。

2.0 TFSI quattro/sportの評価

装備が1.4TFSIと変わらない点が残念ですが、動力性能の強化は評価に値します。

元々必要以上に良かったエンジン性能をさらに引き上げ、加速感覚と走行フィールをより楽しく快適なものにしたという単純な車としての進化が見られる、良いグレードです。

エンジンの回転感覚が驚くほどにスムーズな点が、なによりも魅力的。

エンジンをガンガン回して加速したいという方や、4WDが欲しいという方にはこのグレードがぴったりです。

コストパフォーマンスはやや悪いと感じますが、「この車はコスパで語れる車ではない」と思う方以外は、選ばないかもしれませんね。

アウディ A3 セダンの総合評価

アウディA3セダンは、実用的でありながらも、走りの面白さや楽しさ・ワクワクする感覚を追求していることを実感させられる車です。

ドイツプレミアムブランドの中では、若干の異端児とも言えるでしょう。ベンツやBMWはそれぞれ売り出す先、方向性が一定のように感じられますが、アウディは多方向に向いているように感じられるんですよ。

A3セダンは、特にその色が強いように思います。

それでいて各グレードのキャラクターはしっかり立っていて、苦労せず選べるところが良いですよね。装備が1.4と2.0とで同じというところは残念ではありますが、性能だけで選ぶことができると考えればプラス面にもなりましょう。

物事は見方によってその印象を変えますが、アウディA3セダンも見る角度によって印象が変わるかもしれませんね。

人によっては単なる実用車かもしれないし、人によっては実用より遊び重視の車にもなるでしょう。それこそ、この車の魅力と言えるのかもしれません。

 

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